佐藤オオキのボツ本

著者 :
  • 日経BP
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本棚登録 : 272
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822235833

作品紹介・あらすじ

佐藤オオキさん率いるデザインオフィスnendoでは、現在400を超えるプロジェクトを同時進行させながら、「提案の数」「質」「スピード」の3つすべてを目指しています。クライアントから依頼を受けてから短期間で複数の詳細な案をしっかり提案し、プレゼンが盛り上がる。まるで息をするようにたくさんのデザインを生み出す佐藤さんの仕事の後ろには、当然のように、大量の「ボツ案」が積み上がっていきます。

感想・レビュー・書評

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  • nendoの佐藤オオキさんがクライアントに依頼を受けてからどのような思考過程を辿り、どんな案を出し、最終的にどの案になったのか等が載っている。
    「ボツ案」をすごく肯定的に捉えていて、なるほどボツ案にも起爆剤やストック案としての役割があるのだなと分かった。

  • 著者の頭の中で整理された発想法より、こんなふうに思考途中のものを読者と一緒に解き明かしていくような本の方が身につきやすい気がする。ありがたい。

  • 蘇るボツ案がよかった!
    成功してる人ほど努力してるということ。意識的に的の中心と端と外を狙った提案をすることで、チームのビジョンを明確にするというところが、なるほどなと思わされた。
    どんな仕事にも活かせる一冊。

  • ☆提案は3Dプリンタを使って、完成版として提示する ☆あえて、なぜを問う。 ☆ボツを怖れず、さまざまなアイデアを出す。

  • 著者がどのようなプロセスを経てアイデアを膨らませ、デザインに繋げていくのかを学べる本。デザイナー向けというより、アイデア出しの一つの具体例を見て参考にするのによいと思う。もっと多くの事例を掲載してもらえるとさらによかった。

  • 商品開発についての考え方をボツになったネタから説明している。
    消費者はコミュニケーション性とユーザビリティ。生産者はオペレーションとメンテナンス性を重視。その4象限で考える。
    座るのではなく、立つ。椅子の後ろを見るなど、反対の発想という手法。
    他の業界ではどうかを考える。

  • 繋がりをデザインするとは。
    過程は深いな。

  • アイデアは他の複数の領域の間を意識。

    他の業界の発想を重ねる。

    時間のリデザイン。

    アイデアはつながることで強くなる。

    ファスナーを斜め入れ、カドで重なりあうことで、
    縦横どちらにも開くスーツケース。

    チューブ型パッケージのガム。

  • 企画でボツになった(ボツにした)アイデアは、もちろん理由あるだろうけどその次に必ずつながる。

  •  山下早稲田の活躍は、いかに。
     コンセプトは理解できるが、ラグビー自体は、どうなんだ?

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著者プロフィール

デザインオフィス nendo チーフデザイナー
1977年カナダ生まれ。2002年早稲田大学大学院修了後、デザインオフィス nendo設立。建築・インテリア・プロダクト・グラフィックと多岐にわたってデザインを手がける。作品はニューヨーク近代美術館(米)・ポンピドゥー・センター(仏)・ヴィクトリア&アルバート博物館(英)など世界の主要美術館に多数収蔵されている。TOKYO2020の聖火台をデザインし、現在は2024年稼働予定のフランス高速鉄道TGV新型車両のデザインに取り組むほか、2025年大阪・関西万博 日本政府館 総合プロデューサー/総合デザイナーを務める。

「2022年 『半径50メートルのセカイ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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