- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784822236595
作品紹介・あらすじ
「ビットコインなどの仮想通貨や、それを支えるブロックチェーン技術は、極めて斬新なものだ。
それは社会の基本的な構造を大きく変える潜在力を持っている」(経済学者 野口悠紀雄)
ビットコイン交換所運営会社の破綻などで、いまだ怪しげなものと見られることもあるビットコインとブロックチェーン技術だが、その影響は金融だけでなく、
様々な業界へ及ぶ。一体どんなビジネスが生まれようとしており、どんな技術がそれを可能にしているのか、日本の法制度はどう対応しているのか──。
本書では、ビットコインやブロックチェーン技術で事業や技術開発を進めるエキスパートらが業界の発展を目指して、実務で得たノウハウや知見を
金融の専門家だけでなく、新規事業の開発や経営企画に携わる広いビジネスパーソンに向けて共有する。
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
■一橋大学所在情報(HERMES-catalogへのリンク)
【書籍】
https://opac.lib.hit-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/1001092240
-
5、6年前の書籍。初心者向けかと思いきや、技術面が多かったり、少しまとまりに欠けた印象。
-
応用をけんとう!
-
20200611
ブロックチェーンを複数の論客がさまざまな視点から解説した本。2016年刊行でまだまだ発展途上のブロックチェーンであるが可能性を感じさせる技術である。
先ずは、信用といった情報価値を担保する金融領域で応用されたのは疑念がないが、IoTといった商業の取引などにも応用されていく将来が見える。
ゼロトラスト、つまり信用を担保しなくても成立するシステムである事から、既存の金融機関や政府機関、書類保存から統治システムのあり方まで社会の全てを変えるインパクトがある点にインスピレーションを感じる。
コンサルタントとして概論および技術論からE2Eの応用まで対応できる知見を深めたい。
//MEMO//
ブロックチェーンの外観を学ぶために
今までキャッシュレスやフィンテック入門書で浅く外観していたが、より深ぼるための本
サトシナカモト
Peer to Peer=分散型
オープンソース
ブロックチェーン技術応用
→スマートコントラクト
→IoT
→Distributed Autonomous Organization
・中心に契約やシステムがあり、自立運営
ブロックチェーンとは
=結果として整合性を保つ
=インターネット上に価値を流通させられるようになる
=ゼロトラストシステム
マイニング
①ソロ
②プール
マウンドゴックスは破綻したけれども、ビットコイン技術は破綻しなかったとはどういう事なのか?
ビットコインのスクリプト言語
・マルチシグ
・ライトニングネットワーク
金融に止まらずにあらゆるビジネスの取引、契約の形を変えていく
→社会のあり方も変えるインパクトがある
Proof of Workの設計
Proof of Stakeの設計 -
難しい
-
ビットコインの仕組み、歴史、長所や短所、法的取扱いに始まり
それ以外のブロックチェーンの応用に関しても詳説されている。
適切な構築により改竄のリスクは回避できるが、用途によっては即時性が問題となる。
またシステムを維持するコストとインセンティブも問題となる。
まずは金融での資産移転などに応用され、物流など他の分野にml広がって行くか。ただ分野によっては新たなシステム構築のコストを補うメリットがあるか疑問が残る。 -
池田信夫Blog
-
ブロックチェーンのことを知りたいと思い、読んだが、はじめの3-1まではビットコインの説明で当事者の我田引水気味の論調に辟易としたが、それ以降は期待していたブロックチェーンに関する知識を得ることができた。
-
ブロックチェーンはビットコインの技術の一部。
マイニングのほとんどが中国で行われている。