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- Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784822239152
感想・レビュー・書評
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政府系コンサルの人が書いた本。主張はタイトルの通りだが、自説を繰り返し述べているだけで、実施して効果が上がるようには思えない。補助金をもらってプロジェクトを立ち上げ、自分だけ実績ができて、他へ行く感じ。
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国内農業を救う一つの手段として注目されるAIを取り上げ、現状や今後の可能性を解説したタイムリーな本。ただ、国内農業の現状のデータや、最近の取り組みを広く取り上げて紹介してくれてはいるが、やや踏み込みが浅く、構成にもあっちこっちに話が飛ぶ散漫さがあり、今後AIの活用に期待されるさらなる可能性、あるいは問題提起などの論点整理もやや中途半端で物足りなさを感じる。それだけ農業の今後について、問題点を明らかにしたり、解決策を示すことがいっかな容易ではないということだということを改めて思わせられる。
ウェアラブルデバイスの活用など、具体的な事例については興味深かった。これらの活用が広まるか、収量増加や就農者の増加にどうつながっていくか、今後も興味がある。