- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784822245962
作品紹介・あらすじ
資本主義300年、次に来る社会とは?日本を代表する硬派ブロガーが、グーグル、ユーチューブの「先」を読み解く。
感想・レビュー・書評
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2006年のe-taxの話が目に止まった覚え。
2022年から見ると、随分と使いやすくはなったが、他のソフトが代替となる動きもある。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最初はとっつきづらいかと思っていましたが、読んでみると面白い!一気に読むことができました。,著作権のところは難しかったので、また読み直そう…, 最も印象に残った部分は、IT業界のビジネスモデルについての文章。,「一度失敗したビジネスモデルは普通は戻らないが、ITの世界ではムーアの法則(集積率が18月で二倍になる)によって3度目の正直がありえる。Googleのようなことを実行しようとした企業は過去にもあったが、「時」を得たのはGoogleだけだった。」
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やや情報は古くなっているが、着眼点など学ぶものが多い。
時間をかけて読んだせいで、また記事が脈絡なく書かれていることもあり、記事の一つ一つは忘れてしまった。 -
信夫さんの本です。Web2.0前後の流れを抑えるのには良いかと。信夫さんのブログやツイート読むと日本クソだなって思うけど、この本読んでも日本クソだなって思いました。
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ブログで読める内容と言えばそうなのですが、まとめて活字で読みたくなったので。
基本的には既得権益を持っていて変われないものを舌鋒鋭く切りまくりという感じです。例えば切られているのは、NHK、民放、マスコミ、NTT、NGN、官僚、といったところです(ついでに翻訳者の山形浩生さんの『コモンズ』の翻訳も名指しで酷評)。基本的には正しい指摘だと思いますし、説得力もあります。
さんざん霞ヶ関の弊害をこき下ろした後、「日本の官僚が優秀で清潔だというのは事実であり...高い志は今も変わらない。...若い世代に期待を託すしかないだろう。」と最後を結んでいます。そうなんだと思います。色々なところで変わらざるをえない臨界点を迎えているように感じます。
また池田さんはハイエクを非常に高く評価していることが分かりました。内容もそうですが、あえてハイエクさんの写真を掲載していることからもそれが伺えます。
ブログで十分だったという人はいるかと思いますが、それでも活字が好きな人向けです。 -
ブログのまとめじゃなく、きちんと本になっています。
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0706
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それなりに面白かった。
ト、2009.2.13 -
[○08/09/06完読]ウェブにまつわる幅広い題材に対する知識が得られて面白かった。確かに少し分かりづらかったり、コンピュータ専門的には?と思う部分も少しはあるのだけど1冊の本でこれだけの内容を網羅できていることを考えると為になる本だと思う。多くの問題が放送局、マスコミ、完了にとってはよく思われない内容なのでこういった本でも読まない限り知らないままになってしまうのが怖いと思います。兎に角お勧めには間違いない。今後は池田氏のブログをチェックしようと思った。
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ITによって既存のさまざまなことが崩れ始めている現在。人気ブロガーでありジャーナリストである池田信夫氏が書いた本。なかなか面白い本でした。ネットの黎明期から取材しているだけあってその洞察力と緻密な分析力はさすがといえる。ここまで国や既存メディアを切り捨てているのはなかなかできるもんじゃない。NHK出身なのによくここまで批判できるよな〜。それにしてもいかに既存メディアが守られた所であったこと。批判されるべき既存メディアが他の事を批判するのは本末転倒な気がしてならない。IT登場で既存メディアは大きな犠牲者になるだろう。Googleの冒険のところも面白かった。Google急成長したのはホント運が大きかった事。タイミングがずれていればここまで大きくなることはなかった。Googleは別に技術的には革新的な企業ではなかったということ。そう考えてくるとITはホントタイミングっていうのが大きい。タイミングを外せばどんなに技術力が高くても追いつけない。You Tubeもあのタイミングで登場したからあそこまで大きくなった。そして大きくなってしまうともうGoogleでも追いつけない。IT産業も技術力の重要性をよく説くけど確かに技術力はあることに越したことはないけど本当に必要なのは時代を読み取りサービスを作りだすことが一番重要なことかもしれない。You Tubeだってあれぐらいのサービスなんて日本のちょっとしたIT企業ならどこでも作れたはずだ。シリコンバレーの利点というのは世の中の変化が一番早く出るところだからこういったサービスが生まれてくるかもしれない。