- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784822247072
感想・レビュー・書評
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会計の勉強をしていて、モチベーションが下がった・疲れた時にぜひ読みたい小説。
著者の本は幾冊か読んだが、概ね時代劇のごとくパターン化されているので結末は何となく分かってしまう。でも、会計がネタなのに何だか夢中になって読んでしまうんだな…。半日で一気読みしてしまいました。
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読みやすさと会計入門編として○。管理会計というより不正会計を見抜くという部分にフォーカスされているが個人的には知らない領域なので面白かった。
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経営会計論の要点をストーリーに落とし込み、読者を引き込ませる力は見事である。
ストーリー仕立てだからこそ共感できる人情が、奥深さをさらに深めるエッセンスに。 -
知識を表面的ではなく、立体的にイメージしやすい内容。人によって、立場・考え方・感じ方が異なるので、周囲に完璧を求めると失敗する。
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管理会計に関する基本を抑えるための小説仕立ての一冊。
基本は製造業における管理なので参考になるところは半々といったところ。
続編があるらしいのでそっちにも期待。
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登場人物がエリートなのと、都合よく物事が動くので、小説ではあっても絵空事の感はいなめないですが、企業内の会計不正や会計監査の本質はわかりやすく、小説として表現できているとは思います。
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日経ビジネスオンラインの連載で読んでいたんですが、ブックオフで安かったので購入(笑)
この方の本は、本当に読みやすくて会計もすごいわかりやすく理解できます。エリヤフ・ゴールドラットの「The Goal」の日本版を書きたかったんじゃないかなぁ、と、読み返した後に思いましたが、ある意味その領域に達しているとは思います。
ちょっと人物描写が甘いとか、小説家の観点ではきっと面白みが足りない部分はあるのかもしれないですが、そういうものを目指しているわけではないだろうし、Web連載という製薬の中でここまで体系だってまとめているのはものすごい実績だと思います。
現在もシリーズが続いていますが、団達也がどこまで上り詰めるか、楽しみでなりません。 -
好著。
専門小説の一つの形。 -
なかなか面白い。会計、粉飾決算を勧善懲悪のストーリーに乗せて分かりやすく伝えている。
知識より経験というのを改めて教えさせられた。 -
中小企業ジェピーに、MBAを取得した団達也が入社する。
循環取引などの不正を、税理士を利用して暴いていく。
会計の仕組みがわかりやすく理解しやすい。
小説形式なので、すらすら読める。
ただ、登場人物の名前が微妙に間違っていたり(編集のミスだな)