男の掃除

著者 :
  • 日経BP
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (141ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822247126

感想・レビュー・書評

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  • だんなさんに掃除をさせるには、まず理屈から。(笑)
    ザ・掃除の科学、みたいな本。

  • 掃除のあれこれ、というよりは、いかに掃除を安全にする事ができるか。
    男の、と題名についていますが、あまり関係ない気がします。
    しいて言えば、最初の方に出てくる?

    大概の事は重層と石鹸の泡でどうにかなる、という事がほぼで
    後ははたきの素晴らしさ?w
    車なんかに使われている羽はたきは、西洋式だという事を
    初めてしりました…てっきりああいうものかと。

    驚いたのは、乾拭きです。
    水拭きする前に、乾いた汚れを落とす事。
    言われてみれば、確かにそうです。
    わざわざ乾いた汚れを伸ばして引っ張って、しまったら
    二度手間状態ですから。
    言われないと気がつかなかった、という所に
    どれだけ適当に掃除を考えていた事か…w

  • 『男の掃除』というタイトルだが、すぐ使える実用本ではない。
    なんとなく『男の~』という冠の付くものに対して、
    『料理』『洗濯』『掃除』等、豪快で派手だったり、かといえば急に神経質な程拘り始めたり、なんだか始末に悪いイメージが自分にあってよろしくない。
    この本は『男の掃除』とあるので、きっと掃除初心者の人に優しい簡単な掃除の手引書なのだろうと思い読み始めたが、ところがどっこい。
    しょっぱなから酸とアルカリのお話が堂々続く。
    言いたいことはわかる。汚れに対する科学的対処である。
    アレコレ掃除道具があって何をどうしたらよいかわからん!
    とりあえずよくわからんけれどガシガシこすってりゃ何とかなるだろ!
    と、そんな勢いで後戻りできなくなる状況にならないように、初めが肝心というわけだろうか、この汚れは酸性、この汚れはアルカリ性、そして対象物に傷をつけない為に硬度についての言及がされている。
    勉強にはなる。
    だがしかし、これを読んだからといって、
    さぁ掃除はこれでバッチリだな!とはならなさそう。
    いや、対象物をじっくり観察して
    『敵を知りて己を知れば百戦危うからず』
    の気持ちになれば大丈夫なのかもしれない。
    自分はいったい掃除の手引書に何を求めているのだろうかという事を改めて考えさせられた。
    一体知りたいことは何だったのだろうか…。

  • 知ってると知ってないのでは大違い
    基本として大事
    後半重曹推しが強い印象だったがそれだけ有効と前向きに受け取った

  •  この本、薄いが故に尊い。
     ××用として巷には無数の洗剤が溢れているが、基本は、アルカリ性の汚れには酸性で、酸性の汚れにはアルカリ性で対処するという点を押さえておきさえすればよいとのシンプルな理論には、目から鱗。
     理屈っぽい男のためにというのはカモフラージュで、メーカーに薦められるがままに多数の洗剤を常備している主婦に、ちょっと理論を知れば化学合成製品をごちゃごちゃ買い込まなくても家はきれいになるのに、と説きたかったのだと思われる。

  • もっと大雑把なものかと思ったが、かなり本格的。汚れを科学してある。

  • 基本的な掃除の方法と汚れ落ちる仕組みがわかる。

  • 過去の書「ナチュラルクリーニング」より分かりやすい書き方と新しい試みを加えた使える本

  • 酸性汚れは重曹
    アルカリ性汚れはクエン酸
    硬度に配慮し、プラスチックのこすり洗いに注意

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著者プロフィール

佐光 紀子:1961年東京都生まれ。国際基督教大学卒業。繊維メーカーや証券会社で翻訳や調査に従事後、フリーの翻訳者となる。ある本の翻訳をきっかけに、重曹や酢などの自然素材を使った家事に関する研究を始める。2002年に『キッチンの材料でおそうじする ナチュラルクリーニング』(ブロンズ新社)を出版後、掃除講座や執筆活動を展開。16年、上智大学大学院グローバル・スタディーズ研究科博士前期課程修了(修士号取得)。著書に、『もう「女の家事」はやめなさい―「飯炊き女」返上が家族を救う』(さくら舎)、『家事のワンオペ脱出術』(エクスナレッジ)、『家事は8割捨てていい』(宝島社)、『「家事のしすぎ」が日本を滅ぼす』(光文社新書)など多数。

「2021年 『なぜ妻は「手伝う」と怒るのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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