インセンティブ 自分と世界をうまく動かす

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制作 : 高遠 裕子 
  • 日経BP社 (2009年10月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822247744

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インセンティブ 自分と世界をうまく動かすの感想・レビュー・書評

  • 図書館ジャケ借りでまた失敗したな...
    同じ筆者の「大停滞」を昔読んだ記憶があったので,経済学者っぽい論説が見れるかと思ったのに,大半がエンタメコラム(しかも好みじゃない)でした.無念.
    唯一,会議も愛情も信頼形成もコストを掛けること自体が発生源だ,という指摘が腑に落ちるところでした.

  • 邦題は『インセンティブ』だが原題は[DISCOVER YOUR INNER ECONOMIST]インセンティブとは、人間に行動を起こさせるもの、あるいはいくつかの選択肢のうちひとつを選ぶように促すものだ。
    キーワードは「インセンティブ」と「シグナル」 

     インセンティブ:身の回りをうまく動かしたいのであれば、インセンティブのバランスの取り方を学ぶ必要がある。人はカネなどの外的要因によってやる気にもなれば、喜びや自尊心、すばらしい仕事をしたいといった純粋な動機など、内的要因でもやる気になる。

     シグナル:人にどう見えるかは、各自が送るシグナルの総和であり、いかにその時の状況に合ったシグナルを送れたかで決まる。

     相手はもちろん、自分自身の自己欺瞞との交渉も、インセンティブとシグナルとのバランスが大切だ。相手と自分が無意識に求めているインセンティブやシグナルを察知しようとする意識が必要であると共に、自分が求めているインセンティブや発しているシグナルが相手に見破られ、自己中心的な人間だと思われていないか、注意する必要もある。

     また、自分が相手に与えているインセンティブは、的を射ているか、相手のためになっているか。という視点も重要だ。

  • 「内なるエコノミスト」とは上手く言ったもんだ。たしかにこの一言ですべての動機づけが説明できてしまうな。

  • 本書の原題は“Discover Your Inner Economist”だ。表題どおり「内なるエコノミスト」について書かれたものだ。「インセンティブ」を「人々に何らかの行動を促す要因」とするなら、「内なるエコノミスト」はそのひとつと言えるだろう。ただ、「インセンティブ」について知りたい場合は期待外れに終わる。また、良い経済学と悪い経済学を見分けるポイントとして
    1.ハガキ大にまとめられるか?
    2.おばあちゃんに理解してもらえるか?
    3.「あっ、そっか」を感じる原則であるか?
    と著者自身が挙げているが、正直どれ一つとして満たされているとは言い難く、文章や説明は冗長だ。ライトな経済学エッセイとして読むなら良いのかもしれないが...。
    http://critique.hatenablog.com/entry/2015/05/05/103419

  • 1900円に見合うほどではなかった。これならセイラーのNudgeやギルボアなどを読んだ方がお金と時間と内容の満足度は高い。

  • 読了。全ての経済行動には動機があり、様々な事象を経済学的に解説する。「資本主義とはひたすらカネではない。人類の内なるやる気を引き出す最高のシステムだ。そして、それには自分が主体的に関わっているという感覚を各人に持たせる事も必要だ」訳した文章って読むのにエネルギーが要るけど、もう一回読もうと思います。。

  • 自分または他人を動機づけるためにはどのようにしたらよいだろうか?

    対象はビジネスパーソンのマネジメント層かもしれない、新入社員かもしれない、学生かもしれない。

    しかし、自分または他人モチベイトさせるためには、どのようにしたら「科学的に」合理的なのだろうか?

    本書はそのような問題を解決するために明快な指針を与えてくれる。

    が、他の一般的な書籍よりも具体的な指針が記載されているが、それでも抽象的な言及が多い。
    この手の書籍は、巷にたくさん存在すると思う。

  • 人のやる気を引き出すのに「賞罰」だけではやらされてる感が出てしまうこともある。要は主体性が大事ってこと。

  • ところどころ、なるほど!
    だいぶぶん、うーん、、そういうもんなのかも、、

    かな。
    久々に経済関連の本を読んで楽しかったんだけれど、
    訳のせいもあってちょっと読みづらいし、
    もう一回読む気力はわかなさそうだ。

  • 結論がよくわからなかった。
    理解力がまだ足りないのかもしれない。

  • インセンティブをどう活用すべきか?


    内なるエコノミストを動員する
    金銭的報酬だけではない
    主体性をもてるかどうかが大事

  • 何か頭に入って来なかった。

    個人の主張が強すぎるのか、
    長めのブログを読んでいるような感じだった。

  • 社会的問題に対して、変革を起こす要因について解説。より大きな目標に向かって進もうという気持ちにさせてくれる一冊。ハチドリの一滴的な内容も含む。

  • 自己欺瞞という危険だが、不可欠な技術を身につける。
    とにかく美味しく食べる極めつけの極意。

  • 人を動かす為の褒美、報酬をインセンティブという。人の行動は経済学通り行かない、ただ褒美、報酬だけで人は動くものでないと言うことを数多くの事例を基に解説。感想としては、結論が読み取れず、著者の言いたいことがはっきりわからなかった、一冊だった。何度も読み直すとわかるかもしれないけど、、

  • 【よい経済学と悪い経済学を見分けるための3つの原則】 p12
    1.はがき大にまとめられるか?
    2.おばあちゃんに理解してもらえるか?
    3.「あっ、そうか」と感じる原則であるか?
    →経済学以外の議論にも使えるのではないか?

    それなりの金銭的報酬をともなわないけいざいが、うまくいかないのははっきりしている。理想郷を謳う共同体が崩壊するのは、誰も懸命に働かないからだ。 p19
    →本当だろうか?ソ連の崩壊をこれで説明できるのか?

    外交官が、自分が駐在している国を軽蔑しているとき、無責任な行動を取る可能性が高い。p29

    行動は、個人の性格ではなく、状況に左右されることが多い。例えば、列に割り込む人がいれば、人間ができていないと思い込みがちだが、ストレスのせいで目の前の列に気づかなかった可能性は大いになる。p31

    1.美術館の展示室ごとに一つだけ持ち帰れるとしたら、どの作品がいいか?それはなぜなのか?を考えてみる。
    2.決められた予算で絵を買っていると想像する。
    3.人気の展示会に行ったら、最初の展示室は見ない。
    4.作品を全部見終わったら、どの絵が心に残ったか自問してみる。 p74~p76

    【いい音楽に出会うための一番手軽な方法】
    ほんの少しでも「自己愛」から抜け出せれば、驚くほど多くの一流音楽が待っている。但し一回聴いただけでは新たな愛は生まれないかもしれない。10回でも足りないかもしれない。要は、信じることだ。この新しい音楽が自分と自分の生活にとって何らかの意味を持つのだと、心から思うのだ。p101

    女性は、「負け組みの男」が真似できそうもない特徴に反応する。p119

    黒人の子どもにはいい成績をとるのが怖いという子が多い。「白人気取り」というレッテルを貼られるのが嫌なのだ。悪い成績をとることが、「仲間」であることを示すシグナルになる。p121

    人に聞かれると、「夫(や妻)は私を怒らせることがない」とか「夫(や妻)とけんかした記憶がない」と答える夫婦は多いだろう。以前は、こんな答をするのは新婚ほやほやの夫婦だけと考えられていたが、結婚生活40年以上の熟年夫婦も同じくらいポジティブだ。こうした夫婦は、幸せな結婚を長続きさせる確率が高かった。P159

    「何がいいですか」と聞くだけではだめだ。「このお店で最高の一皿は?」と聞く。P197

  • 面白くない章が大半。経済学の内容をもっと出して欲しかった。

  • 行動経済学の観点から、いかに人間のインセンティブを有効活用するかをまとめた本。事例が豊富だが、ある程度前提知識がないと小難く感じるかも。また事例もやや偏りはあるかも知れない。

    と課題がありつつも、インセンティブ理論についてうまくまとめた好著。

  • * 展示室ごとに一つだけ持ち帰れるとすればどの作品がいいか,それはなぜ何かを考えてみる
    * シンガポールではショッピングモールよりホーカーセンター(屋台)に行くべき.
    * ハイデラバードのマイクロクレジット スパンダナ社のCEOパンドマジャレディ
    * KIVAについての記述あり

  • 人や社会を動かすための手法を経済学の視点から解説。

  • 主体性の大切さを説いているように感じた。金銭的報酬でなく、自分がどれだけ関与しているかがインセンティブになる。

    印象に残ったフレーズ
    ・わたしは誰よりも他人のおドバイスに耳を傾けるのが得意だ
    ・自分自身を助け、他人を助ける。
    ・自分がどんな類の人間か物語をつくる。
    ・1.健全なセルフイメージ、世界を救う方法を考え、それが正しいと暗示をかける。2.良い市場、大きな市場を活用する。3.なんでも「イエス」と答えるのを控える。

    ・人はたいてい自分を平均より「いい人間」だと思っている。
    ・人は何かに反抗する欲求がある。
    ・人は自分が心地の良いところにいたがる。
    ・過去の自分は現在の自分に対する良好なイメージの創出を手伝わせる。

    ・会議は開くこと自体が目的となっている。

  • 人を動かすための報酬・褒美に関して自分が考えてことはいかに幼稚で実際には通用しないことを痛感。
    書いてあることが今まで思ってきたことと違い過ぎたのか、ほとんど記憶に残っていない。
    こういう考えてかたもあるのかと刺激になった。

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インセンティブ 自分と世界をうまく動かすの作品紹介

実は、経済学の核となる概念はカネではない。インセンティブである。簡単に言えば、人間に行動を起こさせるもの-その活用術を、子供への家事手伝いのやらせ方、会議のやり過ごし方、歯科医のおだて方、マラケシュでのガイドの雇い方を例に、とことん魅力的にお教えしよう。

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