世界一シンプルな経済学 (日経BPクラシックス)

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  • Amazon.co.jp ・本 (366ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822248130

感想・レビュー・書評

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  • ●内容
    ・1946初版の自由主義経済学の入門書。読みものっぽい。
    ・さまざまな公的支出について、「それは誰のカネか?」ということ切り口で、一見「善政」に見える政府の福祉を厳しく批判する。

    "人々は、政府は国民に与えるべき何物も持っていないこと、何かを与えるにはまず誰かから、いや自分たちから取り上げなければならないことに気づき始めた"

    "政治家が慈善家ぶって大盤振る舞いをするときに、自腹を切ってその穴埋めをさせられるのはC(無関係の個人)なのである"

    (公営住宅について)
    市場価格よりも安い家賃で住宅を提供することについて。
    "形はどうあれ、公営住宅に入居した人はそれ以外の人に補助金を出してもらっているのであり、家賃の一部を他人に肩代わりしてもらっているのである"


    ●感想
    ・趣味が合うとものすごくハマる。データでなくロジックで読ませていくスタイル。
    ・公共事業や福祉施策の事例で説明しており、身近な事例と重ねて読むと面白い。

  • 同じような話を何回もされて面白くはなかった。でも勉強にはなった。結局は多角的な視点で物事を考えられないといけないということか。※経済学とは現在あるいは将来の政策がもたらす派生的な影響(すべての集団への長期的な影響)を見極める学問である。

  • 分かりやすいが、冗長で堅い文が多く、さらに基本を繰り返す。よって非常につまらない。
    面白い本だと思って読み始めたのだが、訳が悪いのだろうか。

    分量はちょっと違いますが、クルーグマンの『良い経済学、悪い経済学』(Pop Internationalism)を推薦します。
    (類似品では、『ヤバイ経済学』がいいのかも知れませんね。次読んでみます。)

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