ザ・チーム 日本の一番大きな問題を解く

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  • 日経BP社 (2012年10月4日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822249243

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ザ・チーム 日本の一番大きな問題を解くの感想・レビュー・書評

  • チームで問題を解決するには?

    →チームの前提条件とは、お互いの弱みを知っていること
    コンフリクトがないのは、平和ではなく真剣に議論してないから
    イマジネーションは、日頃のトレーニング、常にホワイを意識することが大事
    異質な価値観、才能、文化をもつ人がチームを組んで共通の目的のために助け合うことが絶対条件となる

  • 前半40%は筆者の経歴(=ほぼ自慢)で読む必要なし、その後の45%で、いかに「グループ」ではなく「チーム」が重要か、日本の組織はほとんどグループであること、チームには女性が必要だ、などと述べてある。理由は曖昧。あと、チームの作り方は「引き抜き」のみ紹介。悪い本ではないと思うが、チームの作り方がさっぱり分からないのでうーん。
    http://nagoemon.blog56.fc2.com/blog-entry-613.html

  • 米国での起業をしてきた経験から、日本の停滞の原因をチームがないことと喝破した、鋭い指摘の本。
    自分のようなワンマンな人間には良薬口に苦しで参考になりますが、そのチームをどう作るかが具体的でないのが残念。

  • 内容としては前半は本人の経歴話、後半は日本ではなぜイノベーションが起こりにくいのかという話がされている。
    その解決策はチームである。
    チームはグループとは違う。
    グループは同質な人の集団であるがチームは異質な才能がある目的のもとに集まって構成され「パッション」がある。
    そしてお互いの弱みを知っているので、ただついていくのではなく、お互いに足りない部分を補い合いながら前に進むことができる。
    また例外処理能力を身につけるためにwhyを問う訓練をする。少なくとも5回は深掘りすると良いと書いてある。

    やはりどの本を読んでいても感じるのは深掘りする大切さである。
    深掘りすることで自分の言葉で物語を語れるようになるし、突飛な出来事にも落ち着いて対処ができる。

  • ザ・チーム 日本の一番大きな問題を解く
    齋藤ウィリアム浩幸(さいとう・ウィリアム・ひろゆき)、WilliamHiroyukiSaito

     ブックオフ16号沼南店で偶然手に入れた本、久しぶりに自分の人生に影響を与えてくれる良い本に出会った!と思った。著者は、そこに課題があったら、既存の価値観に捕らわれず目的志向で手段を考え出していく。
     この本は、あの『スティーブ ジョブズ』に勝るとも劣らない天才いや秀才の伝記かもしれません。にもかかわらず、どんな偉人の物語よりも、私のような凡人に行動を促す魅力に溢れています。それは、この本が著者である齋藤ウィリアム浩幸さんご自身によるもので、かつ齋藤さんが慣れ親しんだ言語で書かれているからです。でも、それだけじゃありません。何よりも、この本には、若い頃の彼に機会を与えた日本の企業が衰退して行く姿に心を痛めた齋藤さんが、これからの日本を支える人たちに読んでもらいたいという熱い思いが込められているからです。

     ブックオフ16号沼南店で偶然手に入れた本ですが、久しぶりに自分の人生に影響を与えてくれる良い本に出会った!と思いました。

     ちょっと積んであったのですが、読み始めたら止まりません。目次は、プロローグ.チームをつくり、まずヘルプから.第1章 ウィリアムの冒険.第2章 なぜ日本でチームが必要なのか?.第3章 なぜ日本でイノベーションが止まったのか?.第4章 なぜ問題解決ができないのか?.第5章 国家戦略、それが問題なの? .エピローグ.料理と例外処理と計画されない人生で、取り急ぎ第4章まで読んだのですが、真骨頂は!

     努力の結果として既得権益を手に入れた人たちは、それを失わないために、責任をとることを恐れるようになる。だから、既存の価値観や行動原則に捕らわれないイノベーションは、「失うものがなにもない、あるいは失ってもまた手に入れればいい、いやもっと大切なものが手に入るかもしれない。」と考える人にしか起こせなくなります。

     著者は、とても凄い人で、私のような凡人とは思考が違うのだと思いますが、そこに課題があったら、既存の価値観に捕らわれず目的志向で手段を考え出していきます。彼は、そこに必要なのが、チームだと言い切ります。確かに彼の周辺には、安定した生活や高い報酬など、日本の子供たちが押し付けられる価値観とは縁がない、情熱に支えられたチームが立ち上がります。255文字では伝えられない素晴らしい世界があります。

  • 人種も宗教も職業も違う世界中のハッカー相手に、経歴がほぼ同じな人間が対策を考えている日本。
    →日本の組織に多様性が欠けている

    何かを生み出し、解決するのがチーム。
    新しいビジネスを切り開くアントレプラナーシップやイノベーションを生み出すものこそ、チーム。守りの姿勢ではなく、リスクを引き受け、コントロールするのもチーム。
    熱い想いを持った人が問題解決のために助け合う関係。

    同質な人の集団である、グループ。
    決められたことを間違いなく処理するための組織。
    あらかじめ決められた目標を遂行するために集められる

    チームづくりの巧拙
    チームの坩堝

    オーナーシップ

    自分の弱みを知らない人は
    チームで働けない

    巧拙
    拙劣
    辣腕

    チームの前提条件は、
    お互いの弱みを知っていること

    漸進的↔︎破壊的

    Why 正しい問題を見つけること

  • チームの重要性についてはよくわかったか、具体的にどうチームを作り上げたらよいかといったことまではなかったのが残念だった。

  • セキュリティー技術のベンチャーを立ち上げ、現在は日本でベンチャー支援を行っている日系人起業家が語る、日本の課題。
    曰く、日本には組織はあってもチームが無い。むしろ組織間/組織内競争で個人主義化が進んでいると。日本の強さは組織力との意識がありましたが、3.11のような緊急事態への対応や、イノベーションには異質な力も取り込んだチームの方が優れている気がします。

  • 今年一番の良本。
     チームで仕事をしている体にはなっているけれど、あらかじめ決まっているチーム目標に向かうので、個人ベースでは割り当てられたことをすれば良いという意識に陥ってしまい、「自分のことだけすればいい」という思想になってしまっていることに納得。
     筆者がいうほど現在のチームのあり方には悲観的には思わないけれど、筆者の言うように、仕事の場面で本当の意味でのチームができていない。バックグランドも異なる人達が参画して目標設定しながら仕事をしていく仕組みは、「組織横断的な職務体制」ということになるのだろうけれど、現実的になぜか難しいのは、きっと今のやり方に慣れてしまっているからだろう。でも、それでは役所の仕事が回らないことは明らか。だから、そこを変えたい。

  • 【チームに必要なもの】
    ★パッション
    ★お互いの弱みを知っていること。強みではなく弱み。信頼感が生まれ、なんでも言い合える。
    ★縦割りと割り切らないこと。枠を超えて全体最適を考える。おせっかい。
    Ex.スマホで考える。部分最適だと、ロスが生じてすぐに電池切れになる。電話を使うときには画面を消すなど、個々の機能を全体として考えることができていないためである。多分、開発の現場でソフト担当者は「電池の人間は何やってるんだ」とぶつぶつ文句を言い、電池の担当者は「LCDは電池を食い過ぎだ」などと足を引っ張りあっている。
    ★悪魔の代理人。議論であえて反対の立場で質問し、相手の論理の弱点を突く
    Ex.GMのある会議。「この決定に関しては、意見が完全に一致していると了解してよろしいでしょうか?」と聞き、出席者全員がうなずくときは、「それでは、この問題について異なる見解を引き出し、この決定がいかなる意味をもつかについて、もっと理解するための時間
    が必要と思われるので、検討を次回まで延期することを提案したい」といったものがいる。

    キーワード:悪魔の代理人や枠を超えた仕事をするためには、リレーションパワーを高める必要がある

  • グループではなく、チームの大切さを述べた本。

    チームとは、与えられた目標を達成するために役割分担をするのではなく、各メンバーが課題に対する「オーナーシップ」を持って目標達成のために力を出し合うという姿のように感じた。

    自らの「弱み」を知ることといった、チーム作りをするために個々人がどう取り組むべきかについての指摘が非常に興味深い。

  • 「みんなで頑張る」と「みんなと頑張る」って違うかもしれない…日本にはグループはあるけどチームはない!と主張する本書を読み終わったあと、じわじわ感じた気分です。「みんなで」が「みんなと」にならないとグループはチームにならない、共創する文化はつくれない、と思います。それはチームに参加する人の当事者意識の有無ってこと。さてさて、自分のプロジェクトへのコミットメントはどこまで深いのか?そもそも自分にとっての「みんな」は誰になるのか?ちゃんど考えなくちゃ。「ザ・チーム」とは高い当事者意識のメンバーとお互いのリスペクトによって生まれるのだと思いました。

  • 3.11後の東電原発事故調査委員の最高責任者、国家戦略会議のフロンティア分科会の委員も務め著者がみる日本の問題点はチームがないことと指摘しこれからの日本復活に対して課題や解決案を示している。経営者としても数々の失敗を繰り返しながら成功をつかんできた著者だからこそすごく納得できる点が多い。

  • 日本にはグループはあるが、イノベーションを生むための「チーム」が存在しないということをまとめた本。基本的には著者のことがメインで、その視点からみた日本が書かれており、正直、薄い。かなり飛ばし読みしてしまった。中には興味深いことが書かれてるのだが、あまりツッコんでもいないので、非常に薄い。
    著者のプロフィールを見た限り、こんな薄い内容になる方が信じられない。「実行」すると「伝える」は違うのだな。。。
    とはいえ、広い。この著書に何度か出る「コミュニケーションに優れた優秀な女性をトップ」「問題提議を正しく行う」「失敗を許容するチーム」「トップ層がチーム文化を育てない、認めていないことが現在の日本の不幸」など、一つ一つのテーマを絞って、1冊の本にまとめてもよい気がするほど、深いテーマではある(この書物ではあっさり流している気もするが)

    気になったエッセンス)
    ・日本は官民問わず同じ組織が多い。与えられた仕事をこなす組織
    ・セキュリティ対策で同じ層が集まって、人種、年齢、国籍が様々なクラッカーへの対策を講じるなど、ジョーダンのような文化
    ・同質な人を集めたがる=イノベーションは起きない
    ・米国ではチーム活動が基本。有名大学に入るにはNPOにはいり、そこでチームの一員として活動するなどが必須、日本とは教育段階で大きく異なる
    ・日本は教育段階が個人主義となっており、そこで優秀な人材が社会のリーダー層となることが不幸
    ・米国では自分の弱みを知らない人は優秀ではない
    ・真剣な議論はコンフリクト(衝突)を呼ぶ
    ・チームで重要なのはフォロワー。リーダーにはパッションとフォロワーが不可欠
    ・チームは失敗を許容する
    ・チームは数字ではなく「何をやろうとしているのか」「どのようにチームをつくったか」がポイント。売上ではない
    ・イノベーションを生むプロジェクトは秘密プロジェクトから生まれる
    ・マイクロソフトではシステムの設計者とテスターが同等の資格でプロジェクトに加わる
    ・日本ではM&AでM(合併)は出来ても、N(吸収)は出来ない。人事部が複数社にまたがっている
    ・日本では女性が圧倒的にコミュニケーション能力に優れている。日本でチームを作るならばトップは女性がよい
    ・創業者が優れた会社は色々あるが、創業者がいなくなってからどうなるか。そんな会社が日本では多い
    ・例外処理が苦手。イマジネーションは日頃の訓練で鍛えるしかない。様々な人に出会うことが大事
    ・問題解決には
     正しい問題を設定する能力、広く浅い知識、
     幅広い人的ネットワークが必要
    ・日本では取締役会がボスの言いなりになって、意味がない

  • ▼サマリー
    日本が復活するため、イノベーションをうむためには、「チーム」という存在が必要不可欠であるという話。ここで、斎藤氏が述べるチームには、以下の5つの要素があるように思われる。

    1. 互いの強みを活かし、弱みをメンバーが理解している
    2. 弱みを補うことで目標が達成されることをメンバーが理解している
    3. 主体的にやろうというオーナーシップを持っている
    4. 自由に意見を言い合い、コンフリクトを恐れない
    5. そのコンフリクトこそ素晴らしいアイデアのチャンスと考えている

    ▼感想
    この上の5つは、なんとなく理解できる。まだ「チーム」によって、実際イノベーションが生まれる現場に立ち会わせていないので、完全に理解できているわけではないが、肌感覚としてはわかる。

    しかし、まだ自分の中でクリアになっていないところとしては、組織が大きくなるにつれて、この「チーム」という感覚を持ち続けてもらうことは非常に難しいと考えていて、この問題をどうやったら個人レベル・組織レベルとしてアプローチできるか。

    ここは要学習という感じ。

    ▼引用
    ・互いに助け合い、補うことで目標が達成されることをメンバーが理解している。メンバーは仕事をさせられているというのではなく、自分が主体的にやろうというオーナーシップをもっている。自由に意見を言い合って、コンフリクトを恐れず、むしろアイデアが生まれるチャンスをみる。

    ・今の日本にはチームが必要。同質な人の集団であるグループばかりで、異能な才能が、ある目的の下に集まって構成されるチームがいないことが問題。

    ・チームの前提条件は何だろう?答えは、お互いの弱みを知っていること。強みではなく弱み。お互いの弱いを話すことで信頼感が生まれる。

    ・チームを作ろうと思えば必ず正反対の人間をパートナーに選ぶ。この最初にチームを組むパートナーは重要。言い出しっぺのリーダーは、世の中を変える、あるいは世の中の役に立ちたいという強烈な情熱、ミッションを持っている。その情熱に共感して「一緒にやりたい」と手を上げて行動を起こすのが最初のフォロワー。

    ・グループは決められた目標を遂行するために集められる。日本の組織はほとんどがこのタイプ。個々のメンバーは目標の立案には必ずしもコミットしていない。

    ・一方、チームでは互いに助け合い、補うことで目標が達成されることをメンバーが理解している。メンバーは仕事をさせられているというのではなく、自分が主体的にやろうというオーナーシップをもっている。自由に意見を言い合って、コンフリクトを恐れず、むしろアイデアが生まれるチャンスをみる。

    ・良い企業に共通している要因は、成功するまでに何度も失敗していること、その経験がその後の成長に役立っているということだ。

    ・破壊的イノベーションをうむ鍵は、既存の部門から完全に切り離して、他からの干渉を完全にシャットアウトできるかどうか。

    ・既存のデザインや、エンジニアリングという枠組みを超えて、ユーザーの快適さ、運転しやすさ、事故が起きない操作性などを心理学者が中心になって検討し、製品化している。


    ・ピラミッドの頂点に知を結集するよりも、分散している知をネットワークで結びつける方が創造的なイノベーションをうむ時代になった。

    ・問題解決のための3つの要素。
    1. 正しい問題を設定する能力
    2. 広く浅い知識
    3. 幅広い人的ネットワーク

    ・問題のエッセンスをいかに引き出すかが、問題解決の第一歩となる。正しい問題を見つける能力こそ、イノベーションと密接につながる。

    ・問題解決のためには、様々なバックグラウンドをもつ人によるチームが役に立つということをアメリカ人は本能的に知っている。

    ・賢くて、良いアイデアを持ち、活力と情熱をもち、その情熱を他の人に伝える能力... 続きを読む

  • 【新風】
    考え方は生物の種の存続と同じであると考えてもいいと思います。
    また、投資のリスク分散にも似ているといえます。

    環境の変化に対応しながら存続していくためには均質な状態はよくないです。今の状態が環境に合っている間はいいのですが、環境は日々変化します。環境に合わなくなると、均質な状態では全滅してしまいます。一気にゲームオーバーになります。
    投資で例えれば、ある一つの会社の株に全財産を投じているようなものです。当たれば大きいが、その会社がつぶれたらジ・エンドになるハイリスク・ハイリターンな状態です。

    日本も均質な状態でうまくいっている時代もありましたが、この状態が環境にそぐはないようになってきています。

    また、同質なものが合わさっても同質しか生まれません。管理はしやすいですが、予測の範囲のものしか生まれず、環境の変化に柔軟性がありません。
    異質なものがぶつかりあって、はじめて想像もできないものが生まれるのです。
    異質な文化がまじりあわないところに革命は起きません。

    わたしもこのことはよくわかっているのですが、ついつい、いつものメンバーで呑みに行ってしまいます(笑)
    これでは新しい風は産まれませんね。。。

  • 前半は長い自己紹介みたいなもの?
    チームの力がどこで発揮されたかよくわからない。

    後半はそれなりに面白かった。
    チームはちょっとマジックワードになってる気がする。
    ホリエモンとか、孫さんや三木谷が少しディスられてて面白いけど、結局日本だと問題解決のために動けるのは圧倒的なパワーを持った個人のみで、集団の中でぬくぬくしてる人は問題解決の意識がないことが問題だと言いたいのではなかろうか。
    いわゆるリーダーシップが日本人にはないとかなんとかという議論とも通じる気がする。
    要するに日本人は、本質的な問題にはあまり興味がなくて、自らの処遇に興味がある人が多いんだろうね。
    これは社会の問題かもしれないし、組織の問題であることは間違いない。

    みんなの力を合わせてなんかするというのはあんまり日本的ではなく、すぐに俺はあれやったこれやったとアピールして、あげくに問題解決志向は0というのはよく見る光景だ。

    この本、会社で紹介されたんだけど、これを読んだ人がどう行動するのかは見ものだね。

  • 日本人は実はチームプレイが苦手!?

    著者は日本にはグループはあってもチームがないと本書で主張する。

  • 日本にはチームがない!!チームが日本の問題を解く鍵を握る。という主張を元に記載された本。
    意味は分かるし、確かにその通りと思う部分も多い。ただ、基本はチームがあれば解決すると言っていて、チームとは多様性が合って、リーダシップがあって、独立性がある人が、目的をもって結束したもの。
    そのためには、海外ではこういう教育が行われていて、自分はその中でどうふるまってきたかと記載されている。
    しかし、現実問題として日本と海外は違っているし、チームではなくグループが多い、それに対してどうアプローチするとチームが作れるのかは読み取れなかった。
    大きい視点ではわかるけど、即効性はなく、原則、批判だけが書かれている。

  • チームの前提条件とは何だろう?
    それは、お互いの弱みを知っていること。

    著者の投資の4条件
    ・世界に通用する
    ・チームになっていること
    ・一時的な優位性に基づいていないこと
    ・創業者に失敗経験があること

  • 我々のビジネス環境を見回しても筆者の指摘する閉塞状況はそこかしこに見受けられる。
    筆者のいうチーム不在は、機能する集団の不在と読み替えても可能であり、機能する集団とは、問題解決力の高い集団と定義して考えるとチームの意味が見えてくる。

    筆者は、いわば金持ちの東京モンが親の田舎に帰って地域発展に尽くしている視座からのモノ言いであるので、実際、営みとして日々汗している一般人にある「そう言われても・・・」という部分をバッサリ切り捨ての書きっぷりであるので外連味がない。

    一番根底にある何故、クロスファンクショナルに仕事が出来ないのかという問いへの答えを教育にのみ付託しているので解決までの道のりが長いと感じる。

    ヒトの領域に踏み込んでまで本質に迫る活動を社会・会社が推奨しないときっと元気がでないのだと思う。それには今の日本の会社が重宝している人事評価の体系を大きく変質させていかなくては、ご恩と奉公の関係からも上手くいかないと思う。

    とは言え、本書が指摘しているいくつもの点は有意義である。
    例えば、PLANをたててDo(活動)しない日本の会社は、耳に痛い。

    きっと、本書に触発され大いなる改善が日本のそこここで起こることを祈念します。

  • 興味深く読んだ。アメリカ育ちの国民性のためか、自分の功績を並べたてるところは純日本人の私には時々違和感がほんの少しあった。しかし、全体を通して筆者の言うことに頷き納得し勉強になり、また積極的になれる気がした。また、今までの自分の失敗や寄り道とも思える数々のことは、今の日本の社会でマイナスであっても、それはチームにとっては必要なことであり、自分もありのままで受け入れられる場があるかもしれないと思えた。
    私もチームに出会いたいし、そのような環境を作ることに一助となれたらいいと思う。

  • 日系2世の起業家で、現在は日本でベンチャーキャピタルを行っている斎藤ウィリアム浩伸さんによって書かれた本。日本にはワンマン型経営者や起業家は多いが、カリスマが去ってしまった後の経営には大きな不確実性が伴う一方、チームの経営はアグレッシブな創業者に、理詰めで冷静なフォロワーがいて、独断的に経営が進められるのではなく、ときにはブレーキ役になったり、各々の得意分野の専門家の集合体が有機的にひとつのシステムとして機能していく。ホンダやソニーも昔はベンチャーであり、国産四輪自動車やポケットに入るラジオ、ウォークマンといたイノベーションが生まれていた。組織が大きくなるにつれ、画期的なイノベーションを生む風土が薄れ、前例や既存の製品の改良といった延長線上の漸進的イノベーションしか起こらなくなった。製品の量産・拡大期であればこういった漸進的イノベーションでもマーケットシェアが広がり、業績も伸びるが、その製品が各家庭に行き渡った後には、成長には限界が見えるため、新たな画期的イノベーションが必要になる。米経済がなお成長を維持し、世界をけん引するようなテクノロジーが生み出されている背景にはGMやフォードといった伝統的産業だけでなく、シリコンバレーにおいて、イノベーションが起こる環境が整っているからだと思われた。そのイノベーションには一般的に思い浮かべるようなカリスマ的な起業家が必要なのではなく、チームが大事だということが本書を読むことでわかっていく。

  • 産総研 古原さんが立ち上げたBURSECにもスタートアップアドバイザとして係わっていることを始めて知った。1章の著者の伝記部分を飛ばして本編に入る。
    漸進的イノベーションにはグループが、革新的イノベーションにはチームが必要。日本停滞の最大の原因はチームの不在にある。という主張。チームはメンバが目標を共有し各々がオーナーシップを持って参加する。結局、日本の組織は均一的で、多様性(ダイバーシティ)が必要と言うことなのか。おそらく日本社会の多様性は放っておいても拡大すると思うが、セクト化するのではなく、うまくチームとしてまとめていくにはファシリテーション能力が高いリーダが必要になるのだろうな。

  • 会社の講演会に来てくれることになったので、折角だと思って購入しました。齋藤さんのことは知りませんでしたが、ものすごい経歴・経験から、今の日本の問題点を指摘していて説得力がありました。他にも業務上いろいろ参考になる点が多かったです。魂の入ったチームをどうやってつくり上げるか、というフレーズが一番心に残りました。

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