ジェフ・ベゾス 果てなき野望

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制作 : 滑川 海彦  井口 耕二 
  • 日経BP社 (2014年1月8日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (504ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822249816

ジェフ・ベゾス 果てなき野望の感想・レビュー・書評

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  • Amazon創業者ジェフ・ベゾスの自伝的物語である。この手の企業事例本は色々あるが、この本はAmazonという会社の話よりもジェフ個人の話に割かれた部分の多さが目立つ。それだけジェフの個性は際立っているし、彼の信念や考え方がAmazonを創っていったのだろう。

  • ブクログで誰かの本棚を見てるときにコレがあって、読みたくなり即、図書館に予約。
    翌日には届いて、今読んだ。
    文章がちょっと読みにくいかな。あんまり面白くない文章。

    アマゾンは利益率が低いところが強みだそうだ。
    ベゾスはそれを「ジョブズの失敗を繰り返さない」と表現してる。
    i-phoneは利益率が高い優良な商品だけど、そのために、みんなが安いアンドロイドへ流れてゆくから。

    セルゲイ・ブリンもラリー・ペイジもザッカーバーグもラリー・エリソンもマイケル・デルもスティーヴ・バルマーも、みんなユダヤ系だけど、ベゾスってどうなんだろう?

    この本って、人種的なこと書いてた?

    実の父がサーカス団員だったとは書いてるけど。
    実家はプロテスタントでバプテスト派???
    ・・・・ユダヤ人じゃないってこと?

    まあ人種についてウンヌンするのは、上品ではないかもしれないが・・・・気になる。
    IT業界で成功した頭の良い人を見ると、つい「ユダヤ系なのかな?」って思っちゃう。

  • ベゾスもやはりパラノイアだった。
    時代を代表する個性的な企業を率いた経営者には、MSのゲイツ、インテルのグローブやアップルのジョブスといったように偏執的な人が多いが、やはりこの人も同じだった。
    今まであまり外に聞こえてこなかったAmazon CEOのジェフ・ベゾスの人となり、著名記者ブラッド・ストーンが徹底取材して書いており、とても興味深い伝記に仕上がっている。
    内容は本書の解説を書いている滑川氏の連載記事(文末にURL)にあるので省くが、驚いたのはその偏執ぶりが今までの経営者よりも徹底しておりかつ広範囲に及ぶこと。
    USAらしからぬ長期的展望に基づき赤字も辞さずに方針を貫き、かつマーケットまでそれに従わせてしまうこだわり方。
    競争相手やパートナーに対してさえも、自社に有利となれば徹底的に利用する飽くなき姿勢。
    アマゾン・マーケット・プレイスに出店したパートナーの売れ行きが良いと自社自身が同じ商品を売り出したり、ザッポスやダイアパーズに仕掛けたように相手を追い詰めて軍門に下して飲み込むさまなどは、読んでいてぞっとしてしまうほどのやり口だ。
    Kindleで電子書籍に乗り出すときも、ほとんどの大手出版社を的に回しながらも強引に包囲網を崩していく巧みさには本当に舌を巻く。
    最近の大河ドラマに例えてみれば、さながら半兵衛や官兵衛のような戦略眼を持ちながら、信長の非情さを持ってして実行に移す経営者と言ったところだろうか。
    その上、社内には徹底的な倹約を説き、PowerPointは使わせず、ある意味恐怖政治的な経営のもとで多くの社員が耐えられずに辞めていく様は、信長以上の非情さにも感じてしまう。

    当初は小売だけにFocusしていたようなアマゾンが、エコシステムのプラットフォームへと進化していくきっかけが、あのティム・オライリーから薦められたAPI整備というのも興味深かった。
    ここからさらに進化したのが、いまやクラウド界を席巻するAmazon Web Services(AWS)である。
    元々AWSは、アマゾンの小売プラットフォームが能力を余分に持っているので、その分をレンタル用のリソースとして始めたものだというのが、技術者の間でもよく言われていた話だと思う。
    しかし本書によると、自社のプラットフォームの柔軟性を実現するために、コンピュータリソースを徹底的にプリミティブな要素・コンポーネントに分解して、それを管理するソフトウエアを作り上げていくことでAWS事業の可能性が提示されたことがきっかけであり、これに対してベゾスは「この事業も必要だからだ」という回答でGOを出したらしい。
    我々外部の者が考えていたよりも、随分と積極的に踏み出した事業だったということだと感じる。
    元々ソフトウエアのエンジニアとしても極めて優秀だったベゾスとしては、その長期的な展望を見抜く素質・性格のもとにAWSの事業性を確信したのだろう。
    技術領域で生きてきた者としては、このあたりの記載には大いに興味をそそられたものである。

    フィナンシャル・タイムズ紙とゴールドマン・サックスが共催する「ビジネスブック・オブ・ザ・イヤー2013」を受賞したということからも、本書は米国でも大きく注目されたらしい。
    今やハイテク業界に無くてはならないエコシステムを創り出したアマゾンの成り立ちとCEOの人となりは、業界で生きる者にとって興味を引きつけてやまない内容である。
    それをいまだ絶頂期であるこの時期に書物にしたことは、我々読者にとってもたまらない贈り物である。

    http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20140117/258370/?P=1

  • いつの間にか生活の一部と化したAmazon。何かを買う時は、Amazonでチェックをするということが日常となった。しかし、Amazonという会社、ジェフ・ベゾスという人物については、全くと言っていいほど知識・情報を持っていなかった。対照的に、Apple、スティーブ・ジョブズは多くのメディアで取り上げられていたため、Amazonよりも情報を持っていた。
    本書を読むことで、謎であったAmazon、そしてジェフ・ベゾスについて知ることができる。今後、さらにAmazonが自分の生活に深く関わってくることになるのだろうと思わせる内容である。

  • 革命的とも言えるkindle(電子書籍リーダー)の生い立ちが知りたくて読み始めた。
    Amazonはベゾス氏の独特のビジネス戦略がある。最低限の価格で他社が容易に参入出来ないようにする事である。その為にAmazonを取り巻く会社はどこも青色吐息である。それは日本でヤマトを始めとする運送業界が混乱した状況を見てもわかる。しかしそれはAmazonのダイナミックなスケール感、つまり売上があるからこそ出来る芸当なのだ。
    本国アメリカではkindle発売に伴って電子書籍は最大9ドル99セントでしか売れないようにしたが、アメリカでの大混乱を横目に見ていた日本では全くそんな事は無いようだ。
    本書ではkindleに関する情報はかなり少なく1章程度でしか取り扱っていない。kindleについて知りたくて本書を読むことをオススメしない。

  • 偉大だが好きになれない企業アマゾン。その性質は秘密主義、冷酷。創業者ジェフ・ベゾスのスタートが、ニューヨークの金融工学ベンチャーにあったのは意外。

  • 狂信的なまでの理想への執着。他企業をつぶすことも功労者を切ることもためらわない。ここまでやるから超大企業になる。

  • 読み終わるとすでに内容のほとんどを忘れてしまってるような分厚い本でしたが、書くとすれば、

    p328-9 イノベーションのジレンマ
    巨大企業が傾くのは破壊的な変化を避けようとするからではなく有望だが現場の事業に悪影響を与えそうで短期的な成長要件を満たさないと思われる新市場への対応が消極的になりがちだからだと看破した

    これを解消するには、破壊的施術を中心に独立の新事業を立ち上げる自律的組織を設置する

  • 起業家ジェフ・ベゾスのことがよくわかる一冊。ただ、分量がすさまじく多いのと、時系列の説明が多いのでちょっと読みにくいかも…

    Amazonという会社の考え方がよくわかるし、突き抜けたサービスを作って届けることについてすごく考えるきっかえになる。もうちょっとゆっくり読んでみようと思う

  • アマゾンがブラック会社ということがよく分かる本

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ジェフ・ベゾス 果てなき野望の作品紹介

インターネットに大きく賭け、買い物や読書の習慣を大きく変えてしまったアマゾン創業者、ジェフ・ベゾス。本書は、その奇才の生い立ちから現在までをベテランジャーナリストが追った物語である。フィナンシャル・タイムズ紙、ゴールドマン・サックス共催ビジネスブック・オブ・ザ・イヤー2013受賞!

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