TED TALKS スーパープレゼンを学ぶTED公式ガイド

  • 日経BP
3.78
  • (32)
  • (29)
  • (34)
  • (9)
  • (1)
本棚登録 : 683
感想 : 41
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822251659

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 私もあがり症だから一生トークなんてしたくないけれど。でも、文章を書いたり、友達とおしゃべりをする時にも応用できるものばかり。これを読んだ直後から、私も友達とのおしゃべりがTEDトーク式の考えに変わっているのを実感する。本を読んだあとに行動が変わる、アイデアを植え付けられるという意味では、この本も素晴らしいトークだった。とにかく、人を飽きさせないためにどうするか。一貫性と意外性。ユーモアを挟むこと。本の中にも素晴らしいユーモアがたくさん含まれていて良かった。
    全部が全部、使えるアイデアではないけど。例えば、二文示されて、「こちらの方が良いでしょう?」って言われても、前の文の方が良かったなあってなる事もあった。日本には合わないのかも……?
    それと言葉が回りくどい。観客は専門用語を元々知ってるほど賢くないけど、基礎知識がないほど馬鹿じゃない。本当に文章を読んでて思った。他にも色々。彼が「これは駄目」って言った話し方を彼自身が文章で行っている……。
    自分はトークする側ではないけど、今までつまらないなあって思っていたものが、どうしてつまらないのかをうまく説明してくれた感じが良かった。
    話が自慢ばかりで、とんでもなくつまらない友達にそれとなくおすすめしてみようと思う。

  • ただのTEDについて触れていふ書籍と思いきや、テクニック的なことがきちんと論理的に記載されており、またそれに伴う話しての具体例も相まって、プレゼンをする人にとっての良書である。また文章ではなくなぜスピーチかという答えとして、状態をインスピレーションに変える人間という媒体がいるからと回答していることに納得した。

  • 1.目的
    プレゼンテーションのヒントをつかむ
    2.得られたこと
    メラビアンの法則の誤解
    3.アイデア
    楽描き会のネタ

  • うまくプレゼンできる方々は、みなさん練習して、話できるように努力している。何にしても練習しないといまくできないよな。何もせずにプレゼンできないと思っていた自分が恥ずかしいな。

  • ”プレゼン能力は生まれつきの才能ではない”
    という言葉にすべてが詰まっていると思います。仕事でもプライベートでも役立つ本です。

  • -

  • 自分らしいスピーチの発見を手助けしてくれる本。この本にはありとあらゆるスピーチのノウハウが書かれている。様々なノウハウを紹介し、その上で最後は、「あなた自身が輝けるやり方を見つけて」というメッセージで締め括ってくれた。私はずっと疑問だった。原稿はあるのとないのとどちらが良いのか。暗記するのとしないのと、どちらが良いのか。スライドはあるのとないのと、どちらが良いのか。スライドはトークの脇役なのか、トークがスライドのサポートなのか…。私らしいやり方ならどれも正解なのだと教えてもらえて良かった。

  • TEDの話し方のテクニックが盛り込まれています。大勢の聴衆の心を動かすトークスキルはどのように生まれるのか。人前で話すのが苦手なひとはゼヒ。

  • TED Talksは各分野の第一人者が行うプレゼンテーションを無料配信するサービス。
    本書の著者はTEDの代表者。実際に登壇した人のプレゼンテーションを例に上げ、力のあるスピーチがどう奇跡を呼ぶのかを説明し、その奇跡を呼ぶための武器を読者に提供する。
    スティーブ・ジョブズのプレゼンとも全く共通する点だが、人を唸らせるプレゼンは、実はその裏では構成を何度も推敲し、入念なリハーサルを繰り返し行って、初めて出来上がる。

  • トークの目的は、意味のある何かを伝えること。
    そのために、欠かせないのが「スルーライン」(話し手のアイデアのすべての要素を結びつける一貫したテーマ)。意外性のあるスルーラインは、聴衆の好奇心をかき立て、話に引き込む。

    話し手が最初にすべきことは、観客が自分から喜んで話を聞いてくれるようにすること。そのためには、観客と目を合わせ微笑む。また、緊張して言葉が出てこない時は、素直にそれを認める。
    そんな話し手に、観客は温かい拍手を送る。

    優れたトークは、ストーリーテリングに基づいている。
    難しい説明と違い、物語なら誰もが身近に感じられ、共感しやすい。このストーリーを語る時、次の4つが大切。
    ・観客が共感できるような登場人物を主人公にする
    ・好奇心、社会的な関心、実際の危険を通して緊張を盛り上げる
    ・適度な量のディテールを盛り込む
    ・最後に笑いや感動や驚きで締めくくる

    トークを準備する際「トークを一字一句完全な原稿に書き起こす」か「構成を決めた上で、それぞれのポイントをその瞬間の言葉で話す」かをまず決める。
    どちらにも利点があるが、大半の講演者にとって本当に言いたいことを力強く伝える一番確かな方法は、まず原稿をつくって、それを自分の一部になるまで練習すること。

    トークは「はじめ」と「終わり」が肝心。
    出だしの1分で、観客の興味を引かなければならない。そして、最後に何を言うかが、一番観客の記憶に残る。

全41件中 1 - 10件を表示

クリス・アンダーソンの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×