「おカネの天才」の育て方 一生おカネに困らないために、親が子供に伝えるべき「おカネの話」

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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822255497

作品紹介・あらすじ

●ニューヨーク・タイムズ紙ベストセラー! 世界8カ国で出版の「お金の教育」本、日本でもいよいよ発売
●オバマ政権の「若者の金融教育に関する諮問委員」で「個人のおカネの専門家」が直伝
●「自己責任」の世の中になりつつある今だからこその「子供におカネのスキルを正しく授ける本」
●「3歳でおカネの概要を理解、7歳までに使い方のセンスが決まる」とされ、幼いときから伝えることが大事
●親が「おカネの天才」でなくても大丈夫、子供から大人まで役立つ具体的なアドバイスが満載

――イントロダクションから抜粋
おカネの話題が出るだけで不安になったり、ビビッてしまう親も多い。親自身が、おカネの扱いが下手すぎることを恥じていて、子供に自分のダメダメぶりを知られたくないと思っていたりする。
それなりに経済的にきちんとしていても、おカネについて話すのはちょっと気がひけるという親もいる。おカネについてまったく話さない親も少なくない。
そこが問題だ。子供がおカネをどう扱うようになるかに最も大きな影響を与えるのは親なのだ。それは研究でも明らかになっている。
だから、子供が学校に入学する前に、おカネの話をした方がいい。ケンブリッジ大学の研究によると、おカネの管理に役立つ習慣の多くは、7歳までに決まると言われる。

この本は、親が子供に教えるべきおカネの話だ。あなたの子供が3歳でも23歳でもかまわない。子供の年齢層を6つに分けて、各章で教えるべきことを書いている。就学前、小学生、中学生、高校生、大学生、そして社会人。
おカネの基本知識はもちろん、おカネにまつわるさまざまなトピックについての「ここだけの話」もある。

感想・レビュー・書評

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  • 自分も30歳手前でそろそろ子供について考えないとなと思い、手に取った。
    派手なタイトルと異なり、中身はかなり現実的なことが書かれている。

    「早いうちから貯蓄・投資する」
    「大学には入っておく」
    「無駄な保険には入らない」

    読み終えた時に頭の中に残っていたワードは上記の3つ。
    アメリカ経済や家庭事情をもとに作られた内容のため、ローンや借金等あまり実感が湧かなかったというのが正直な感想だった。

    とはいえ、お金について身内、ましては子供と話すことなんてほぼ経験したことのない自分にとっては、将来のことを考える良い機会になった。

  • ケンブリッジ大学の研究によると、お金の管理に役立つ習慣の多くは、7歳までに決まる

    マシュマロテストで、2個目のマシュマロまで待てた人は、SAT(大学進学適性試験)で平均で210点高かった。

  • S図書館
    日本に全て当てはまらない内容もあったが、 アメリカにいるならお金の知識がないと、暮らしが結構ハードなものになると感じた

    カナダの研究
    お小遣いをもらっている子供は、貰っていない子供より、クレジットカードとお金について理解できる
    小遣いをもらっている子供は、お手伝いやバイトで稼いでる子供に比べて貯金が下手だった

    よいと思ったルール
    57小中学校、必需品は親が買ってあげるが、 学校に着ていく個10ドル程度の安いジーンズなら親が払って100ドルのジーンズが欲しいなら差額をお小遣いから出す
    84 能力でなく努力を褒める
    196どんなにすごい高級車でも買った時の興奮はすぐに失せる、これを快楽適応と言う
    その経験に慣れてしまい、たまにいく高級レストランでも幸せを感じなくなる

  • アメリカは借金文化、大学の学費と医療費がめちゃ高っ、という基本条件が違いすぎて、あまり参考にならなかった。

  • 基本的にアメリカの話しが多い。
    参考になった部分もあるが、日本のことではないので参考程度が良いかなと思った。

  • 育て方とあるが大人が見ても役立つものがあった。特に、私のような浪費家にとっては。

    結局のところ、「我慢しよう」「貯金しよう」に尽きるように私には感じられた。投資もいいが、種銭を貯める努力は必要だ。つまり、私のような浪費家にとっては結局「貯金しよう(そのために我慢しよう)」となるわけだ。

    保険や年金についての記述はアメリカと日本で状況が違うと判断し読み飛ばした。しかし、それでも得られるものはあっった。

    とりあえず我慢する必要が感じられたため、次は「GRIT」あたりの、意思力を高められそうな本を読んでみようと思う。

  • 国の違いはあれど、参考になることは多かった。
    日本の保険はほぼ入らなくていい印象だけど、アメリカは日本のような保証が少ないから保険もしっかり子供に教えないといけないのが違いは大きいかな。
    お金に関して親が子供にしてあげておくべきことを学べた。

  • たまに読む育児関連本シリーズ。クレカや保険・投資など、お金だけでなく子どもと金融について一緒に向き合うためのポイントが書かれています。アメリカ人が書いた本なので、投資についてアグレッシブに教育しているのかと思いきや意外と中道だったのです。
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  • 基本的な考え方は理解できた。

  • 子どもをどう育てるか考えさせられる本でした。日本には当てはまらないこともありましたが、考え方のベースを学べました。個人的には、複利の存在を強烈に知った本かな。一つの参考になりました、ありがとうございます。

  • 子どもにどういう経済教育をするかを考えて読んでみた。金融の知識をどういう風に伝えたら良いかと参考になったが、何よりも寄付やボランティアをすることが教育効果が高いことがわかったので、この夏はボランティアに登録をしてみた。

  • 日本社会とは必ずしも合わないみたい
    子供が小さいうちから都度都度斜め読むといいかも

  • アメリカ社会のはなしが多いので、読み飛ばせるところは多い。

    全部一気に読まなくても、就学前・小学生・中学生・高校生・大学生・社会人、それぞれのステージでの子どもとの接し方が分かれているので、自分の子どもの年齢に合わせたページを読んでいけばいいと思います。

  • アメリカの話でちょっとわかりにくい

  • 図書館で借りた本。
    著者がアメリカの方なので、日本とは少し違った価値観や文化があるので、実際に子供に伝えるときには日本風にアレンジする必要はあるものの、大いに参考になりました。特に、年代別に(就学前・小学生・中学生・高校生・大学生・社会人)アドバイスが書かれているので、今の自分と子供にあてはめたり、大まかにどういうことまでが理解できるのか参考になりました。

  • タイトルがあざとすぎるが、内容は常識的。お金のやりくりに対するリテラシーを身につけるのも大事なことですよ、という本。生活して行くには、最低限のことは知ってないとね。知ってて選ぶのと、知らずに選んだ結果をなんとか破綻させないのとは、難易度が雲泥の差。

  •  子供がレストランやスーパーやモールの衣料品店で働くことに、私は大賛成だ。顧客サービスやビジネス全般を学ぶのにこれほどの近道はない。もちろん、人間の本質も、いいところも悪いところもそのままを見ることができる。とうに期限切れの割引券を使いたがる不機嫌な買い物顧客に怒鳴られて、その後ろでほかの客が一斉にブツブツ文句を言い募る状況を一度体験したら、ちょっとやそっとのことでは動じない人間になれる。(p.112)

    「必要なもの」と「あったらいいもの」の違いははっきりしているように見えて実は、小さな子供たちはよくわかっていない。今通ったパン売り場にあるカップケーキが、子供には「必要なもの」に思えてしまう。その違いを理解することが、賢くおカネを使う土台になる。(p.174)

     店では香水や照明や音楽を使って、買いたくなるような雰囲気を作りあげる。たとえば、クラシック音楽を聴くと、買い物客はより高い物を買うようになるという研究もある。(p.200)

     必須であろうがなかろうが、時間とおカネの両方を社会貢献に割くことはあなたの価値観の一部だということを子供にきちんと伝えよう。そして、子供自身が大切に思う社会貢献活動を行うように励まそう。(p.310)

  • 今半分読み進めたところ。

    子供の成長に合わせて段階的にどんな事に気をつけたらいいかがとても具体的に紹介されている。

    日米間の制度の違いが少し気になるけどこれから節目節目で読み返したい本。

    後半も楽しみ。

  • 14~


    13 3才になると、

    8 ブラックアドバイス

    4 7才までに

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