新たなる覇者の条件 なぜ日本企業にオープンイノベーションが必要なのか?

著者 :
  • 日経BP
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822255794

作品紹介・あらすじ

もはや自前主義では新しいテクノロジーに対応できない!
オープンイノベーションで成功する条件を[5つのステップ]で解説。
変革できる企業はここが違う。

イノベーション実現のための[5つのステップ]
①組織をオープンにする
②知のダイバーシティを推進する
③あえてダブルスタンダードで進む
④プラットフォームを進化させる
⑤事業出口を柔軟に探す

味の素、コニカミノルタ、コマツ、サントリー、
セブン-イレブン、ソニー、ダイキン工業、大和ハウス工業、
東レ、トヨタ自動車、日東電工、日立製作所、富士フイルム、
ホンダ、三井化学、リクルート、DIC、NTTデータ、JR九州

日本を代表する51社の大企業を取材。
数百人のビジネスリーダーにヒアリングして、
大きな変化の先駆者になるための道筋を示す。

感想・レビュー・書評

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  •  新たに得られた知見はほとんど無し、これまで多く発刊されてきた同類のビジネス書の焼き直しに思えました。
     せめて独自の視座でのユニークな考察を交えて欲しかった、残念!

  • 日本企業のオープンイノベーションの事例を、分かりやすくて簡潔な構成で網羅的に紹介してくれている。

    事例紹介とともに強調されているのが、オープンイノベーションにおいては、従来の目標管理、意思決定プロセス、組織体制などを引きずっていてはいけないということだ。

    一つひとつの事例を深く掘り下げるという形ではないが、主張が明確でそれに対する具体的な事例については、その内部の体制や事業の目標管理がどのように推移していったかといったことも取材して取り上げられているので、イメージがつきやすかった。

    個人的には、目標設定と評価は、あまり最初から確定的なものを設定しすぎると、その他の可能性を閉じてしまうことになりかねないという点が印象に残った。

  • サマリを読んでの感想ではあるが…
    ・大企業51社はイノベーションを成功させているのか?なぜこれらの施策を整理することかまイノベーション成功の条件になるのか?
    ・オープンイノベーションに対する最近の否定的な見解への反論はなさそう

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著者プロフィール

神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科教授1984年東京大学法学部卒業、1990年ニューヨーク大学MBA、2005年早稲田大学アジア太平洋研究科博士後期課程修了、博士(学術)。1984年野村證券入社、ニューヨーク現地法人などに勤務。モルガン・スタンレー証券バイス・プレジデント、ゴールドマン・サックス投信執行役員、複数のベンチャー企業の立ち上げ・経営に携わり、2005年東京工科大学教授、2015年から神戸大学教授。専門はベンチャー経営、オープンイノベーション 。経済産業省、環境省、沖縄県、経済同友会などの委員を務める。著書に『次世代環境ビジネス』(日本経済新聞出版社)、『環境ビジネス5つの誤解』(日経プレミアムシリーズ)『『俺のイタリアン』を生んだ男 「異能の起業家」坂本孝の経営哲学』(IBCパブリッシング)などがある。

「2018年 『新たなる覇者の条件 なぜ日本企業にオープンイノベーションが必要なのか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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