ソニー歴代トップのスピーチライターが教える 人を動かすスピーチの法則
- 日経BP (2017年10月13日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784822259945
作品紹介・あらすじ
ソニー歴代トップをはじめ、数多くのリーダーを指導した著者が
感動を与え、聴き手に行動を促すスピーチの秘訣を伝授します
ソニーの盛田昭夫会長、出井伸之社長の側近として数多くのスピーチづくりを担当し、
経営コンサルタントとして独立後は延べ1万人ものビジネスリーダーを指導。
スピーチライティングとプレゼンの第一人者である著者が、思いを伝え、
聴き手の心を動かすスピーチのつくり方と伝え方をやさしく解説します。
ギリシャ時代からスピーチに重要と言われてきた「ロゴス(論理)」、「パトス(情熱)」、「エートス(信頼)」
の3つに加え、著者の経験に基づく「非言語」を加えた4つの大きな柱をスピーチの要諦とし、
それを実際のスピーチづくりに必要な12の要素にかみ砕いて、伝え方を含めて解説します。
それぞれに具体的な例文を盛り込みながら、ビジネスリーダーが必要とする
スピーチをどう組み立てていくか。
部下をどう動かしていくか。相手の心を動かす伝え方はどういうものか。
どのような言葉や視線、身振りで伝えるべきかを教えます。
スピーチの専門家としての視点からスティーブ・ジョブズ、ドナルド・トランプなど、
数々の著名なスピーチの構成を分解して解説。
彼らがなぜ、聴き手の心を動かしたのか、秘められたテクニックも合わせて紹介します。
どうやったら、相手の心に届くのか。自分の気持ちが分かってもらえるのか。
コミュニケーションに悩むリーダーに読んでいただきたい、伝え方の教科書です。
<主な内容>
【序章】人を動かすスピーチの秘訣
【第1章】メッセージを明確にする
【第2章】主張には理由を添える
【第3章】構造をシンプルにする
【第4章】ストーリーを織り込む
【第5章】心情と情景をありありと語る
【第6章】自己開示する
【第7章】相手に共感する
【第8章】相手のために尽くす
【第9章】本心を語る
【第10章】言ったことは実行する
【第11章】身体のメッセージを意識する
【第12章】心をポジティブな感情で満たす
感想・レビュー・書評
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原稿を読むだけでは響かない。
心に届くかが大事。
心に届くためには一般論ではなく体験談を語る事が大事。
わかっていてもなかなかできない事。
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スピーチで必要な要素が簡潔にまとめられている。エッセンスであり、ポイントを絞っているがゆえに、内容の既視感が否めない。実践の中で読み返しながら腹落ちさせていきたい。
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スピーチは、本当に難しい。いつも通りの平常心じゃないし。そのために、平常時にしっかり原稿を練ることが大事。論理、情熱、信頼ですね。何事も入念な準備が基本。
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人前で喋るためのコツがわかりやすくかかれています。
正論を言えばいいという事ではなく、どのような言葉を選んで言うかというのはとても大切だと思います。 -
この本を読めば、仕事のスピーチだろうが、披露宴だろうか、乾杯のご発声であろうが、こなせるようになると思う。実践的で、本人の経験も交え(なるべく経験を語るようにとこの本にもあるとおり)、具体的に書かれていて、参考になる。また、著者を存じ上げているが、本人の人柄がそのままにじみ出ていて、等身大で語っていると思う。