日経ホームマガジン 美しい日本語と正しい敬語が身に付く本 (日経ホームマガジン 日経おとなのOFF)
- 日経BP (2012年3月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (120ページ)
- / ISBN・EAN: 9784822260279
感想・レビュー・書評
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本書を読んでいると、「正しい日本語」と「通じる日本語」とは必ずしも一致しないことがよく分かります。美しい日本語が滅びつつある中で、時代をも含めたTPOに相応しい言葉づかいができることが重要だと感じました。言葉は生き物である以上、時と共に移ろうのはある程度仕方のないことですね。
さて、本書には敬語だけでなく日本語・国語にまつわる様々な読み物が載っています。中でも良かったのは…日本の文豪相関図です!インテリすぎず、ライトすぎない切り口で読んでいて楽しい。
お買い求めやすい価格、たまにぱらっと読むにもぴったりな、おすすめの一冊です。これで持ち歩きしやすいサイズだったら五つ星! -
ことば
自己啓発 -
ついこの間までは高校生だったのに、大学生になった瞬間に大人としての対応や言葉遣いができるようになっているという前提で見られてしまいます。この本には敬語の表現だけでなく、自分たちが無自覚に使ってしまう若者言葉や間違った言葉、さらには日本語のうんちくまで載っているので、話の引き出しを増やすのにも役立つ一冊です。
(建築学科 B4) -
ビジネススキルとしては「ホテルオークラ東京に学ぶスマート敬語実戦講座」が最も有用。ただ、個人的には「穂村弘の現代短歌入門」が素敵だった。
そうですかきれいでしたかわたくしは小鳥を売ってくらしています 東直子 -
間違いやすい日本語や、適切な言葉遣いなどについてまとめられた本。自分の言葉遣いの誤りに気付くなど、読んで勉強になる部分が多く、また、雑誌なので、図解が多く用いられているなど、内容が理解しやすい。社会人として、また日本人として恥をかかないために、また、より良い言葉遣いを目指すため、一度は読んでおきたい。
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日本語は難しい。なるほど・・・と思っても本を閉じたそばからすぐ忘れてしまいます。
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結構間違えたり、使うときに悩んでいたことが沢山載っていてためになった。
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楽しく日本語を学ぶことが出来た。
正しい言葉遣いが出来るように学んでいきたい。 -
最近の若いモンは・・・
http://numatta.tsukuba.ch/e211802.html
などと40歳半ばになって言うのも可笑しなものですが、今時の若い人たちの日本語・敬語が可笑しくなっていると感じる今日この頃・・・
で、見つけたのがこの本。。。
日々「美しい日本語」「正しい敬語」を話しているかはわかりませんが、中学生時代から厳しい上下関係の中で、先輩方に対する話し方・気遣い・敬い方を叩き込まれたものです。
言葉はコミュニケーションをとる最も簡単な手段!!!
互いが話す事で、相手を許し・認め・分かち合う事が出来るとNUMAは信じている
http://numatta.tsukuba.ch/
と書かれていたのか、お気付きになられたのか、興味深い指摘ですね。語彙が減り、言葉の長さも切り詰められる若者には...
と書かれていたのか、お気付きになられたのか、興味深い指摘ですね。語彙が減り、言葉の長さも切り詰められる若者には、伝えるための日本語が必要なのかも知れません(偉そうに書いてますが、勿論私は怪しい日本語遣いです)。