- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784822262556
感想・レビュー・書評
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趣味、資格取得、禁煙、引っ越しなどの個人活動を「プロジェクト」とみなして、モダン・プロジェクトマネジメント(PM)の手法を適用することで着実に成果を出して人生を有意義なものにしていこう、という趣旨の本です。
本書で紹介されたモダンPMの要素としては、WBS、タイムマネジメント、EVM、リスクマネジメント、ステークホルダーマネジメントなどです。
逆に、組織PMにはない個人PM特有の内容としては、自己の動機付け、プロフェッショナリズムがあります。
意外だったのは、個人プロジェクトにおいてもステークホルダーマネジメントがクローズアップされている点ですね。この場合のステークホルダーは、家族や同僚など身近な人々になります。
何もプロジェクトマネージャーを目指している人でなくても、自分の仕事の質を上げて成果を出すのに試してみるのも良いのではないでしょうか。
もちろん組織を構成するのは個人ですから、組織のプロジェクトにおいてもプラスに働くことは間違いありません。 -
正直な所、期待はずれでした。
著者が所属する「パーソナルPM研究会」なる組織での発表内容をベースにまとめられた物であり、新たな気づきなどは(個人的には)一切ありませんでした。
本書の趣旨を一言で言えば、個人的な目標をパーソナルプロジェクトとして、PM手法を用いて目的を達成しようということです。
すでにPM手法について理解している方は、本書を読む価値はそれほどないと考えます。
<なぜつまらないのか?>
・著者の文体が”堅く”、まるで製品マニュアルを読んでいる気分になる。(個人的な感想ですw)
・他人の発表ネタの紹介に頼っており、ハウツー本としての体裁をなしていない。 -
プロジェクトマネジメントについて、全くの初心者が読むには最適の1冊だと思う。
この本自体は、もちろん、プロジェクトマネジメントの知見をいかに個人に適用するかというスタンスであるが、これは逆にプロジェクトマネジメントに関する知識のない人が、自分自身のことを題材にすることでプロジェクトマネジメントの基本を理解できるということでもある。
プロジェクトマネジメントに40年間携わってきた著者だけあって、基本・概要については一通り抑えられており、1冊目には最適かも知れない。 -
もうちょっとコツみたいなものを求めていたのだけれども、どちらかというと成功例発表会だった。
こうやれば良い、というような具体的対策が体系だって提供される訳でもないので、やってみようかな、といったその気にさせる本なのかなと思う。
やる気の出し方は参考になった。 -
目標を決め、計画を立て、実行し、終了までをマネジメント。終わったら反省。当たり前だがなかなか出来てない。そのために「プロジェクトマネジメント」しようぜという内容。それなりに気づきはあった。
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目標達成をプロジェクトマネジメントだとして進める。うーん。役には立ちそうだけれど。何かしんどい感も。
取り組み方法を明確に。達成可能。測定可能。期限が明確。ミスの少ない人になる。何のためにどこを向いて仕事をするか。何が教えてくれるか。お客様はなぜ自分に取り合ってくれるか。どこから機会が巡ってくるか。どうしていれば機会をものにできるか。個人プロジェクトの場合高い目標を設定してよい。その場合、見直し時期を設定しておく。やる気が出ないとき”get it done”声出し。ルーチンワークをTODOに書かない。Doneに結果をつけておく。Todoに見積もり時間と実時間を入れる。リスクを発生確率と被害で4分表にして優先順位をつけて対策。発生時対策はトリガーポイントを決めておく。リスク識別、分析、対策策定、コンティジェンシー計画を立てておく、監視とコントロール。を繰り返す。リスク汎用チェックリスト利用、固有リスク検討、途中で起きた事象からリスク洗い出し。影響が大きく発生確率が高いリスクだけでも。ステークホルダーとの調整。
キーになる情報があれば思い出せる。使えるものでもアクセスが悪いとつかわない。使わないと使えなくなる。数品質種類がそろっていると価値が高い。時と場所で価値は変動する。すぐ近くにモノがあっても場所がわからなければ使えない。やる気の阻害要因。目標、家族周囲の不理解、努力が無駄になる、多忙オーバーフロー、体調不良、精神的不調。目標は自他ともに役立たないと続けにくい。努力すればできると考えてできないことはあるが、できないと考えていてできることはない。
忘れるコツ。思い出さない。思い出しそうになったら考えることを決めておき、それを思い出す。好きな趣味等。 -
人、しかも有名人の名前を間違ったまま出版されるという、低レベルすぎる本。その時点で読む気なくしました。
まずは、自分たちの出版(プロジェクト)の段取り見直したら?と。 -
何のために仕事をするのか、
どこを向いて仕事をするのか、
何が教えてくれるのか。
お客様はなぜ自分にとりあってくれるのか。
どこから機会はめぐってくるのか
どうしていれば、その機会をものにできるのか。