SEとプロマネを極める 仕事が早くなる文章作法

著者 :
制作 : 日本情報システム・ユーザー協会 
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822262907
#SE

作品紹介・あらすじ

書き直しや伝達ミスを無くすコツ。提案書、RFP、仕様書、テストケースまでドキュメント作成の勘所がこの一冊に。

感想・レビュー・書評

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  • SEやプロマネのための文章作法についての本。
    といっても、SEに関わらず、分かりやすい日本語を書くための文章術についての話がほとんどなので、SEに関わらずどんな人でも参考になる本だと思えた。
    最初に悪例というのが書いてあったけど、こういう文章書いてしまったことあるなと思った。つらつらと一文が長い文章を書いてしまうこととか本当、よくある。気づいて句点(。)をいれて書き直すこともあるのだけど、「そして、」「後、」なんて接続詞ばかりになってしまって、語彙力ないな自分と思わされる。
    「はじめに」によると、文章力が高い技術者は仕事ができて、逆もまた真とのこと。つまり、仕事はできるけど文章が下手という人はいないということなのだろうけど、ここまで書かれると自分も文章力は身につけた方がいいのだろうなと思った。
    日本語の助詞についても、似たような助詞の違いについてもいろいろ説明されてあり、勉強になった(すぐ忘れそうだけど)。中学の国語の授業でもこういう勉強した気がするけど、自分もうまいこと使えるようになりたいと思う。
    なお、格助詞の「の」を使う場合は用心深くあるべきとのこと。なぜなら、二つ以上の意味にとらえることができる文章にみえることがある可能性が高くなるからとのこと。「の」を使いたい場合には違う言葉で代替できないか検討してくださいとのこと。自分も気を付けたい。
    それと、「言語別の優先周波数」なんて言葉を初めて知った。言語によって使う周波数というのが異なるらしく、日本語は125~1500Hzなのにたいし、英語は2000~12000Hzだそう。全然、重なってない。そりゃ、日本人は英語苦手なわけだ。
    そういえば、「家庭電気製品製造業における表示に関する公正競争規約及び施行規則」の第37条に「「新」「ニュー」等の用語は、当該品目の発売後1年間又は次の新型製品が発売されるまでの期間のいずれか短い期間を超えて使用することはできない。」と定められているらしい。これを読んで一瞬、「Newクレラップはいいのか?」と思ったけど、家庭電気製品の規約だから関係ないのか。

  • オンライン上でコミュニケーションを取ることが多くなりました。

    その際に、改めて自分の文章の書き方について棚卸をしようと思い手に取りました。

    2014年に初版が発行している書籍です。
    言葉尻が強いという印象を受けました。

    しかし、技術および人に伝える文章として何を考慮すべきかについて論が展開していくので自分自身の文章で何を気を付けるべきかについての方針を掴むことができました。

    ある種手癖になっているライティングを見直してレベルを上げていくうえでは有用だと思います。

  • https://coggle.it/diagram/WqYrDtMJtHNNhXqp/t/%E4%BB%95%E4%BA%8B%E3%81%8C%E6%97%A9%E3%81%8F%E3%81%AA%E3%82%8B%E6%96%87%E7%AB%A0%E4%BD%9C%E6%B3%95-%E7%A6%8F%E7%94%B0%E4%BF%AE-%E6%97%A5%E7%B5%8C%EF%BD%82%EF%BD%90%E7%A4%BE-2014

    日本語ボキャブラリーテスト 35550 上位0.1%の夏目漱石レベル
    問題数が少ないし、遊びみたいなもんだな。
    夏目漱石はもっと語彙力高かったと思うぜ。

    NTTの語彙数推定テストは、ページが見つからなかった。残念。

    日本語語彙力調査
    http://www1.odn.ne.jp/drinkcat/quiz/index.html

    そういえば、こんな検定もあったっけ。
    http://www.goi-dokkai.jp/
    年に二回。6月と11月。

    教養を感じさせる文章は、それだけで説得力がある。

  • 格助詞である「の」の使用に関する指摘等、役に立つ内容もあったが、全体的にまとまりに欠け、頭に入ってきづらかった。

  • ガリレオ・ガリレイ「書きとめよ!議論したことを風の中に吹き飛ばしてはならない」

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