本物の株価上昇の波が来たぞ!

著者 :
制作 : 日経マネー  澤上篤人 
  • 日経BP
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本棚登録 : 40
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822263638

作品紹介・あらすじ

著者が長年説き続けてきた上昇相場がついに到来!では今、サラリーマン投資家はどう行動すべきか。本物銘柄を見抜く戦略と、すべての答えがここにある。老後資金づくりで悩んでいる人、日本企業を応援し復活に賭けたい人、この上げ相場に乗りたいが指針がない人。すべての真剣な長期投資家にとって必読の書。

感想・レビュー・書評

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  • 澤上氏が言ってたとおりやっと株価が上がってきたのでホッとしているところでしょうか
    内容としては長期投資家の心得的な本。長期的にはかならず株価は上昇すると考えているのであればありか。

    【なるほどな点】
    ・(株価が下がって)皆が売るなら、資金がある限り買い向かう
    ・株価上昇の波は少なくとも7〜8年は続くエレルギーを秘めている。
    ・急落局面で逃げ惑うことなく、しっかり買い増し。相場が過熱気味になったら、すこしずつ売り上がる。
    ・経済は世界平均で4%ちょっとの成長を続ける。
    ・持ち合い株の解消にともなう売りは出尽くした。
    ・インフレに強い財産としての土地と株式
    ・庶民感覚を大事にする
    ・銀行という民間企業に預金をしている認識。安心だと信じこみ破綻したとしても、自業自得。
    ・今後の国債価格を考えると国債を大量保有していないところのほうがよい。
    ・株については、「もう完全に大丈夫」と安全を確認してから動き出したのでは遅すぎる。
    ・「バブル」ははじけてから「バブルだった」ことがわかる。
    ・手元に資金を保有していれば、銀行の信用供与機能が麻痺しても乗り切ることは可能である。
    ・ウルグアイ・ラウンド対策など巨額の対策予算が計上されるが、結局日本の農業は競争力を高めることができなかった。
    ・5〜10年は応援できる企業の株を毎月ミニ株などでもいいのすこしずつ買っていく。

  • さわかみ投信の澤上さんが、これからの日本株の上昇トレンドについて語る一冊。日本企業の大復活のシナリオには、説得力はありますが、あえて具体的な銘柄を書かないあたりは、思慮深いし、読者としては物足りなさを感じるかもしれません。

  • 国債暴落や財政破たん、債権から株式への資金シフト、そして日本企業の復活と、実績のあるファンド運用者の言説なので、説得力はある。
    反面、いろいろ噂もある方のようなので、結局は株取引は、自己責任、自己判断ということか。

  • いつ始めるの?いまでしょ!

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著者プロフィール

さわかみホールディングス代表取締役、さわかみ投信創業者。1971 年から 74 年までスイス・キャピタル・インターナショナルにてアナリスト兼ファンドアドバイザー。その後 79 年から 96 年までピクテ・ジャパン代表を務める。96年にさわかみ投資顧問(現さわかみ投信)を設立。販売会社を介さない直販にこだわり、長期投資の志を共にできる顧客を対象に、長期保有型の本格派投信「さわかみファンド」を99年に設定した。同社の投信はこの 1 本のみで、純資産は約 3300 億円、顧客数は 11 万 7000 人を超え、日本における長期投資のパイオニアとして熱い支持を集めている。『10年先を読む長期投資』(朝日新書)『金融の本領』(中央経済社)、『本物の株価上昇の波が来たぞ!』(日経BP社)『2020年に大差がつく長期投資』(産経新聞出版)『大暴落!その時、どう資産を守り、育てるか』『インフレ不可避の世界』『暴落相場とインフレ 本番はこれからだ』(いずれも明日香出版社)など著書多数。

「2023年 『本物の長期投資でいこう!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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