日本ブランドが世界を巡る

著者 :
制作 : 日経デザイン 
  • 日経BP
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本棚登録 : 47
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (126ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822264673

作品紹介・あらすじ

世界で売るためのデザイン、海外でヒットするパッケージデザインの秘密を探る。茶色より金色!が瓶の法則「サントリービール」、香港で増殖する「出前一丁」、缶入りで売れる「リポビタンD」、全21ブランド・240パッケージの写真でわかる、ヒットの秘訣。

感想・レビュー・書評

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  • 家等にある身近な物が、海外でも販売されて人気商品となっている色々な物のパッケージが載っている本。
    自分ではこの本はとても面白い本だと思う。

  • 日本人の価値観と海外の価値観。
    デザインでも大きく異なる。

  • 国際マーケティングに興味がある人には面白いと思う。

    例えば、アメリカはリサイクルが進んでいるから飲料水は缶やペットボトルよりもガラスビンが主流である。とか

    しかし飲料水、即席ラーメンに商品が偏っていたのが残念・・・
    家電や家とか?も比べたら面白いんじゃないかな~!!

    時間がある時にもう一回じっくり読みたい一冊。

  • 紹介点数は少なく、偏っている気もするけれど、現地の生活様式を知ることができておもしろい。

  • 世界で売れている日本発のブランドを写真で紹介。
    自動車や家電等の定番商品ではなく、あえて「食品」や「日用品」に絞った着眼点が面白い。

    最近ハード・ディスカウント・ストアがヨーロッパを中心にものすごい勢いで売上を伸ばしており、世界中のナショナルブランドはより一層差別化を図らねばならない状況でパッケージが重要性を増すことを考えると、その国にあったデザインやマーケティングはどういうものなのか?を考えながら読むのも楽しい。

    また、中国、日本、シンガポールを比べても同じ商品パッケージでも説明書きを中心にしたものと、中国のようにまったくといっていいほど商品にはこだわらずにシズル感を大事にしたものと、お国柄によってパッケージデザインというのはまったく変わってくることなど、国別の事情が垣間見れる点もユニーク。

    企業のブランド戦略を考える意味でも、B to B企業は、ここに出ているようなB to Cのグローバル戦略から学ぶべき点はたくさんありそうです。

  • 途中で、あ、渡部さんの本なのかあ、と気づく。

    海外に進出する日本のロングセラーブランドのパッケージ。

    国々によって文化は違う。パッケージデザインもしかり。

    デザインのトーンや、シズルの写真やイラストの違い。
    また容器の形状の違いなど・・・

    『ヒットの秘訣』がここから導きだされるかはわからんけども、
    勉強になって面白い。

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著者プロフィール

1969年生まれ。デザインジャーナリスト。東京造形大学准教授。著書に『北欧デザイン 1-3』(プチグラパブリッシング、2003-2004年)、『これ、誰がデザインしたの?』(美術出版社、2004年)、『20世紀デザインヒストリー』(プチグラパブリッシング、2005年)、『北欧デザインを知る』(NHK出版、2006年)など。

「2022年 『「北欧デザイン」の考え方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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