脱会議 今日からできる! 仕事革命

著者 :
  • 日経BP
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  • Amazon.co.jp ・本 (195ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822274009

感想・レビュー・書評

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  • 会議が長い割にあまり意味が無かった。
    と思ったことはないでしょうか。


    本日ご紹介する本は、

    企業に本当に必要な会議はどんなものか。
    そして「脱会議」の導入方法、
    マネジメントでの会議の位置付け等を
    解説した1冊。

    会議はうまくやりさえすれば、
    どんどん物事を進めることができます。

    より意味のある会議をするための
    ヒントが掲載されています。


    ポイントは
    「目的」

    会議の目的が明確でないと
    なんとなく会議に出席し、なんとなく終わってしまいます。

    会議の大きな目的は、
    PDCAサイクルを回すための「道具」です。

    そして、会議の都度、小さな目標を設定します。
    目標を設定することは、「期限」と「ノルマ」を決めることです。

    会議で毎回、明確な目標が決まり、
    PDCAサイクルが回っているでしょうか。


    「社会的手抜き」

    会議の人数が増えると、意見が出にくくなります。
    会議でなくても、人が多く集まると手を抜く人が必ず出てきます。
    これを”社会的手抜き”と言います。
    適切な人員と適切な人数で会議を設定しましょう。


    「ピットイン」

    会議はピットインと同じです。
    ピット作業に費やす時間は短ければ短い方がいいですね。

    ピットインする前に十分な準備とチェックを
    済ませておくことが重要です。


    「会議名」

    会議の目的を明確にするためには
    会議の名前は重要です。

    例えば”役員会議”とか、”定例会議”という名前だと
    何の目的で会議をしているのか分かりません。

    ”品質管理会議”とか”○○プロジェクト課題検討会議”などのように
    「目的+会議」という名前にした方が、
    何をするための会議なのかだれでもわかります。

    ぜひ、読んでみてください。



    ◆本から得た気づき◆
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    進捗というのは、資料やITツールで報告してもらえば事が足りる
    「社会的手抜き」=会議の人数が増えると、意見の出にくい会議となるデメリットがある
    お勧めは、会議ではなく、正しい「資料作り」と、それをもとにした「1対1」のコミュニケーション
    会議=PDCAサイクルを正しく「回す」ための、マネジメントの「道具」
    経費でムダなものを買った社員は怒られますが、同じようにコストをかけてムダな会議をした人は許されていいのか?
    大切なのは、組織の目標を達成させることだけではなく、どれだけ個人が「考えたのか」ということ
    会議はピットイン=ピット作業に費やす時間は短ければ短い方がいい
    全員で改善案について「考える」プロセスを繰り返すことが、組織を成長させることにつながる
    成果がでない人の共通点=①なかなか行動しない ②行動してすぐ結果がでないとやめる
    みんなが会議をしている組織は、何事もなしえない組織である
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆目次◆
    はじめに ── 会議をやめなきゃ、間に合わない
    パートI あなたの会社を会議がダメにする
     1章 あなたは「会議中毒」ですか?
     2章 会議の何が問題か
     3章 会議がやめられない人たち
     4章 残念なミスコミュニケーション
     5章 会議うつと会議ペット
    パートII 脱会議マニュアル
     6章 STEP1 会議をすべて書き出す
     7章 STEP2 ホテルや旅館でゆったりとプランニング
     8章 STEP3 実行とは「ロック」すること
     9章 STEP4 進捗確認は「資料」で
     10章 STEP5 最も重要な「カイゼン」会議
    パートIII 組織を良くするために
     11章 がんばれ、上司!
     12章 インターナル・ブランディング
     13章 社内ソーシャルメディア
     14章 プチ脱会議
     15章 「会議難民」をなくそう
     16章 PTAだって脱会議
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆マインドマップ◆
    http://image02.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/8ba615e3b34db4c6.png
     

  • まあまあ

  • 業種によっては難しいアプローチもあるが…。概ね,賛成できますね。私は書類も大半が無駄だと思います

  • 会議で仕切るときは最初に自分の考えは言わない−アンカレント効果
    会議コストは1人当たり1分50円
    資料のモジュール化

  • 会議は、何も生み出さない。にも関わらず、会議に出席することが主な仕事になっている社員がたくさんいる会社がある。このような会社の生産性が高いわけがない。この問題は、わが社でも起こっており、これを何とかしたいと思っていたら、本書に出会った。非常に説得力があり、試してみるべきプラクティスがてんこ盛り。 この問題に対処したいと思っているみなさん、この本を片手に、会議依存症にかかった組織の改善、病気治療のために、戦いを起こしてください。

  • 出版社さまより献本いただく。

  • 460件を4日間で営業する話し、社内SNSで社員が元気になる話しはとっても印象に残った。

  • 会議ペット 会議うつ 会議中毒のマネージャー
    作業を効率化させたい→また検討会議…→会議地獄

    数、時間、参加者を2分の1へ

    会議>顧客の風潮
    目的がよくわからない会議がある。
    イベント会議 部課長会議
    進捗確認会議
    情報共有会議
    プロジェクト会議

    会議にかかるコスト 資料づくり、打ち合わせ(根回し)、メール処理、参加時間中の人件費、会議録作成事務、会議室料、残業時間
    問題→人の顔を見て話したい。

    テレビ会議のワナ→電話会議のほうがマシ

    ×憶測 ○定量表現

    会議より日常を忘れてリラックスしながら→4b→bar bath bus bed

    プランニングのポイント①ぶれない、真剣に②中途半端な意思決定はしない③定量表現

    八割部下→「ロックしますか?」→期限とノルマ

    カイゼン会議→名称を「目的+時間」 アクション30

    本が上司を説得する。 武田双雲の題字→目立つ

    自燃人 他燃人 不燃人 消燃人

  • 早速、書き出しから始める。

  • 「脱会議」という書家の武田双雲氏の題字がまず目に飛び込んできます。シンプルですがインパクトのある表紙になっています。

    著者の横山信弘氏はアタックス・セールス・アソシエイツ代表取締役社長(出版当時は副社長)であり、コンサルタントだけでなく、セミナー講師としても人気で年間100回以上も講演会を開催しているそうです。

    本書は、日経ビジネスオンラインで2011年に連載され大ヒットになった「脱会議 最もシンプルな競争戦略」を加筆・修正したものです。

    自社の会議を見回してみても、この会議は本当に必要なの?
    会議をやったはいいけどその結果はどうなったの?
    ただの連絡・報告会じゃないの?
    と、会議の必要性をうたがってしまうことがあるのではないでしょうか。

    上司としては「これまでやってきたから」という会議を開催すること自体の安心感であったり、「全員の意見を経営に反映させる」という前提ではあるが、実際は本当のことを発言できない、上司の意見の押しつけ会議であったりと、上司に振り回される結果になっている場面が往々にしてあります。

    例えば、定例の営業会議とは名ばかりで「業務報告会」となっている場合が多いのではないでしょうか。

    数字の報告などは、報告書でやればすむ話で、営業会議は過去のことを話すのではなく、これからの未来のことを検討する場であるべきだと思いました。

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著者プロフィール

株式会社アタックス・セールス・アソシエイツ 代表取締役社長

「2021年 『絶対達成する人は「言葉の戦闘力」にこだわる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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