突破力と無力 挑戦し続ければ世界はきっと変わる!

著者 :
  • 日経BP
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本棚登録 : 71
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822277789

作品紹介・あらすじ

東京都足立区生まれの25歳、税所篤快さんは、バングラデシュを皮切りに、世界の辺境に日本の映像授業のノウハウを持ち込み、貧しい生徒たちに学ぶチャンスを提供しようとする教育革命を目指して活動を続けてきました。

活動の拠点をロンドンに移し、アフリカ東部のソマリランドという国に大学院を創るというプロジェクトに乗り出しました。
現地と日本側との温度差や、戦略のなさにより計画が暗礁に乗り上げるなど、様々な困難に直面します。

そこで感じた「無力感」をいかに持ち前の「突破力」で切り抜けていくのか――。
挑戦しつづけることの意義、人間としての成長、そしてメンターの大切さを考えさせる1冊です。

感想・レビュー・書評

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  • 日記のような文体と内容に引っかかるが、会ったらものすごい気持ちのいいスカッとした青年なんだろうと想像ができる。本文中の米倉先生の言葉でも出てくるが、焼き畑農業的に競争相手のいない途上国で次々プロジェクトを立ち上げて継続や自走の戦略がないことに負の面はあるが、若者にとって彼の行動が勇気になるというプラスはある。

  • 前著『「最高の授業」を、世界の果てまで届けよう』の続編的な本です。今回は、税所くんのソマリランドでの活躍をメインに描かれています。なんと現地で殺人予告までされています!?

    彼の事は、テレビ東京の「未来世紀ジパング」の「謎の国潜入スペシャル!“未承認国家”ソマリランド」で知りました。そのため、今回の著書は読みたかった一冊です。

    彼の破天荒な行動は、自己啓発と言うよりは、エンタメ的に読んでしまいました。それは彼の人を引き寄せる人柄であり、社会企業家としての強みかもしれないなと思います。

    そうは書きましたが、本書で深く共感したのは、米倉誠一郎さんの言葉ばかりだったりします。物事を成し遂げるためには、行動力と共に、知識と知恵と洞察力も必要なのを感じました。でもそれを一人でやるのは大変で、やはり適材適所、有能な人達がチームを組んでこそなのかな?と、勝手な行間読みで納得しています。

  • 『最高の授業』の続き的な内容。あちらのインパクトに比べるとまあそれなりな内容だけど挑戦し続ける姿勢が素晴らしい。
    今後もどんなワクワクを起こしてくれるか楽しみです。

  • 世界中で挑戦を続ける税所さんの行動記録。
    トラブルと失敗の連続!
    そんななか、仲間に助けられ、大きな物事を成し遂げていく。
    己の世界観が広がる本。

  • 行動力にアッと言わされる。
    しっかり、自分がやりたいことを貫く、その
    精神をだんだんと社会に紛れ込むとできなくなる。
    そうじゃないんだ、自分のやりたいことやろうっていう
    そういう事を思い出させてくれる。

    組織の上に立たなくても、前に立つこれは、
    すごく響いた

  • ソマリランドで暗殺予告を受ける。失恋→バングラデシュでe-Education立ち上げ→ロンドン大学院教育研究所留学→日本ソマリランド大学院開講までの振り返り。

    元気な若者。若者はこうでなくっちゃね。

  • 去年早稲田を卒業したばかりの著者の新刊。
    このひと、暗殺予告なんて出されるようになったのか、、たいへん。どんどん大きなことを、すごいスピードでやってのけるようになった税所さん、まだまだ若者に入るんやろうし、これからどうなっていくんでしょうか。

  • いきなり暗殺予告w
    米倉先生 もちあげられて プロジェクトやり散らかして進歩なしw
    ウケる

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著者プロフィール

1989年東京都足立区出身。早稲田大学教育学部卒。英ロンドン大学教育研究所(IOE)準修士。19歳でバングラデシュへ。同国初の映像教育である e-Educationを創業し、最貧村から国内最高峰ダッカ大学に10年連続で合格者を輩出。同モデルは米国・世界銀行のイノベーション・コンペティションで最優秀賞を受賞し、「五大陸のドラゴン桜」と銘打って14ヵ国で活動。未承認国家ソマリランドでは暗殺予告を受けながらも、教育と起業家を育成する「日本ソマリランド大学院」を米倉誠一郎氏と創設。本書執筆当時はリクルートマーケティングパートナーズ(現リクルート)に勤務。2021年夏からは長野県小布施町に移住、新たな事業に取り組んでいる。著書に『前へ!前へ!前へ!』(木楽舎)、『未来の学校のつくりかた』(教育開発研究所)等。2011年度シチズン・オブ・ザ・イヤー受賞。2016年にはアメリカの経済誌「Forbes」のアジアを牽引する若手リーダー「Forbes 30 under30 Asia」に選出。2019年『アフリカの難民キャンプで暮らす』(小俣直彦著)に出会い、その応援団長を版元のこぶな書店に名乗り出る。

「2021年 『僕、育休いただきたいっす!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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