アドレナリンジャンキー プロジェクトの現在と未来を映す86パターン
- 日経BP (2009年10月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
- / ISBN・EAN: 9784822284015
作品紹介・あらすじ
誰もが思い当たるパターンが満載。ユーモラスな名前で見えてくる失敗プロジェクト、成功する組織の姿。Jolt Awards受賞。
感想・レビュー・書評
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猫丸(nyancomaru)さん「アドレナリンジャンキー」って言うのもニックネームの一つかな?「アドレナリンジャンキー」って言うのもニックネームの一つかな?2013/08/19
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チーム開発で陥りがちな86のヤバいパターン集。10年以上前の本だけど、今でもありそうな「パターン」多し。このシリーズの特徴だけれど、章冒頭の写真と内容が深いところでつながっているその感覚に、アメリカっぽさを感じる。目次に各章のタイトルが書いてあるけれど、ポジティブな内容なのかネガティブな内容なのか、ぱっと見、判断しづらいのがやややや困る。どちらかに統一してほしかったな。
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あるあるの宝庫、読んでいて面白い。示唆もある。
ただ、面白いが優先していて、今のプロジェクトになにを生かすのかは探しづらい本 -
ソフトウェア開発をやっているとほとんどのパターンに見覚えを感じる。
特に印象深いパターンは
・マニャーナ:スケジュールの期限が長すぎると切迫感が無く仕事が進まない
・幸福礼賛会議:士気が高いように見せることが、個人の成績評価を大きく左右する
・ベンチに人なし:組織をスリム化しすぎて、重要なメンバーが一人欠けたら破綻する
など。他のパターンもとても風刺が効いている。
この本を読んでからは、
「あのチームは幸福礼賛会議の匂いがする」
「このスケジュールの切り方だとマニャーナに陥るかもしれない」
などと、パターン名で状況を振り返ることができやすくなった。 -
システム開発あるあるを集めた本です。
あるあるを並べただけなのですぐに役立つものでもなさそうですが、いつかどこかできな臭い案件に出会ったとき、それを言語化する役に立てば本書を読んで良かったということになるのでしょう。
案件が上手くいかないのはみんな分かっていても、それを証明するのは難しいというのは確かになと思いました。 -
いいパターンとアンチパターンがまぜこぜになっているのに気づくまで、ちょっと混乱というか読みにくかったです。
読んでいる最中にtwitterに書いたのをまるっとコピー。
「 "いい本"だと思うけど、自分の耳に心地好いパターンだけにうなずいているだけと"役に立った本"にならない予感。86パターンの中には耳が痛いものがあるはずで、それについて考えないと。 自戒を込めて。」
で、読むだけだと「あー、あるある!」で終わっちゃいそうなんだけど、この本を使ってMorning Beeをやったらなかなか良かったです。というわけで、読んだ後に人と話すのがオススメ。
あと、実はタイトルと共著者名についてモノ凄く恥ずかしい勘違いをしていたことは内緒だ(^^; -
エンジニアの組織の中での「あるある」が紹介されています。ただそれらに対しての答えを示してある「あるある」はあまりありません。
それらの「あるある」を知るには、とてもいい本です。 -
図書館
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今年読んだSE読み物系では一番よかったです。
システム開発プロジェクトのアンチパターンが
沢山乗っています。
笑えいたいけど、笑えない。
本書に紹介されている状況を察知し、
楽しい開発をしていきたいものです。 -
まあ、面白かった。役に立つかどうかはまだわからないけど。