- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784822284343
感想・レビュー・書評
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フィボナッチ数列という、前の2項をひたすら足していく一見単純かつ無意味に見える数列
1,1,2,3,5,8,13,21,34,55,89,144,233,377,,,
の2項の比率が、黄金比(√5+1)/2 に収束していき、2つは密接に繋がっていて、自然界はフィボナッチ数列と黄金比に満ちている、というお話。
ジョジョの奇妙な冒険第7部に黄金比と黄金螺旋が登場して以来、ずっと気になっていたが、娘の夏休みの自由研究のネタにどうかと思って読んでみた。
ひまわりの種の左右二方向の螺旋の数が、どの種類のひまわりであってもフィボナッチ数になっている、とか、松ぼっくりの螺旋も、パイナップルの鱗片の並びも、花弁の数も、すべてフィボナッチ数、というのは神秘的だ。
世界は美しい。
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フィボナッチ数列自体は数学でしか登場しないが、実際には自然界にも広く存在する不思議な数列なのである。
フィボナッチ数列の解説が少々長く興味を削がれるかもしれないが、終始魅力的な内容である。 -
すごくワクワクする内容。「美しさ」の一つの要素として黄金比がある。その黄金比は、実はフィボナッチ数という数列と密接に関わっている。
数学的な証明を付録にまとめるなど、数学が好きだけど得意じゃない人にも読みやすい。サクっとパラ読みだったけれど、数学的な証明を咀嚼しながら深く読むこともできる。 -
黄金比、五角形、ダヴィンチコード。
11235813213354
不思議だ。 -
隣り合うフィボナッチ数の比は、黄金比に近づいて行く
自然界やら色々な図形に、フィボナッチ数は現れる。
美しすぎるー
と興奮しつつ、私が簡単な数式の証明も出来ないことに暗澹とした気分にもなった一冊