独学プログラマー Python言語の基本から仕事のやり方まで

制作 : 清水川 貴之 監訳 
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  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822292270

作品紹介・あらすじ

本書は「Pythonだけ」を学ぶ本ではありません。Pythonを使ってプログラミングを紹介していますが、伝えたい内容はPythonに限らない「プログラミング全般」の知識です。

本書の著者、コーリー・アルソフ(Cory Althoff)は、「独学プログラマー」です。本書は、彼が独学で、ゼロからプログラミングを学んだ体験に基づいて書かれました。
プログラミングを独学で身に付けるために、著者がPythonを通して学んだエッセンスが書かれています。彼の独学プログラマーとしての学び方は、Amazon.comでの本書の評価を見るとわかるように、多くの人に支持されています。
――訳者あとがきより
第1部(Part1)
第1章 イントロダクション
第2章 さあ、はじめよう!
第3章 プログラミング入門
第4章 関数
第5章 コンテナ
第6章 文字列操作
第7章 ループ
第8章 モジュール
第9章 ファイル
第10章 知識を1つにまとめる
第11章 ハマったときの助け

第2部(Part2)
第12章 プログラミングパラダイム
第13章 オブジェクト指向プログラミングの4大要素
第14章 もっとオブジェクト指向プログラミング
第15章 知識を1つにまとめる

第3部(Part3)
第16章 Bash
第17章 正規表現
第18章 パッケージ管理
第19章 バージョン管理
第20章 知識を1つにまとめる

第4部(Part4)
第21章 データ構造
第22章 アルゴリズム

第5部(Part5) 
第23章 プログラミングのベストプラクティス
第24章 プログラマーとしての最初の仕事
第25章 チームで働く
第26章 さらに学ぼう
第27章 次のステップ

第6部(Part6)
補章 より良いコードにするために
補章 継続して学ぶために

謝辞
訳者あとがき
索引

感想・レビュー・書評

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  • 神教本。

    プログラムに興味があり、
    今まで何冊もプログラムの本を読もうとしたが、
    難解すぎて跳ね返されていた。

    この本は平易だけどプログラミングを順に追って
    しっかり説明しているので電車の中で読んでいても
    学習できる。

    pythonは分かりやすいプログラム言語なので、
    なおさら分かり易い。

    全くプログラムを知らない人が、
    どういうものか知りたい、理解したいという際に
    とても役立つでしょう。

  • 読むだけではダメ、手を動かさないと…

  • 第2章から急に難しくなり、ついていけなかった。
    しかし、初学書としては、始めやすいとは思った。

    演算子の優先順位
    Please Excuse My Dear Aunt Sally?
    Parentheses(カッコ)、Exponents(累乗)、Multiplication(かけ算)、Division(割り算)、Addition(足し算)、Subtraction(引き算)

    イテラブル=繰り返し可能
    ミュータブル=変更可能
    イミュータブル=変更不可能

  • 最近は、Pythonを使うことが多くなったので、基本を再確認するのに、評判も良さそうだったので購入。

    内容面では、ほとんど知っていた事ばかりなので、さほど収穫といえるものはなかったが、全体像をこうやってまとめると、分かりやすい本になって、売れるんだなぁ・・・

    と、つい最近、一般書籍でない類似専門書の物書きになった新米には、為になった本であった。

  • プログラミングに興味を持って読み始めているのだけれど、ゲーム感覚で課題をこなすのががすこぶる面白い。
    学生時代に数学の問題を解くのにすごくハマった、あの感覚を思い出す。
    ひとつパズルのピースが違えば、コマンドがうまくいかない。それをクリアすることに予想外の喜びがある。

  • 著者が独学で学んだことを独学用にまとめた本。前半はPythonの入門本という感じで、後半はプログラマとして知っておいたほうがいい知識や習慣についての話。翻訳者についても、Pythonについて精通しているので、日本用の注釈もあって良かった。
    それにしても、Pythonって変数の宣言らしい宣言がなくて、分かりにくいと思った(一見、再代入なのか初期化なのか分からない)。
    後、ドキュメンテーション文字列が関数宣言の次の行に複数行文字列のように書くと書いてあって驚いた。関数宣言の前の行や、コメントではないのか。インデントが独特な言語の影響なのだろうか。
    それと、Pythonにはプライベート変数という概念はないから、名前の前にアンダースコアをつけて、それは直接変更してはいけないという変数だということを規約で決めておく必要があるのだとか(直接変更することはできる)。これに関してはちょっと微妙だなぁと思った。
    本書の最後のほうには、プログラマとして仕事をするためのことがいくつか書いてあった。面接についての話はもちろん、日本とはちょっと違っているところもあって、技術的な電話面接があると書いてあって驚いた。日本では聞いたことないなと思ったけど、訳者あとがきによると日本でも増えてきているらしい。Linkdinについては、日本ではどれぐらい普及していくのだろうか。ちょっと気になっているのだけど、日本では転職利用以外にメリットはあるのだろうか。
    なお、独学本だけど、第25章ではチームで働くことについて書かれてあった。その章によると、まず分からないことはすぐに質問せずにググれとのことだ(少なくとも5分)。そういう意味では、ググる能力はプログラマに必要だと思う。一度あったのが、30分ぐらいGoogleで調べてそれでも分からなくて上司に伝えたら、上司も分からいからと上司もググって調べたら、なぜか分かったということがあって、その時はちょっとショックだった。うまいことググれる人間になりたい。
    ところで、表紙には訳者の名前は一人しか書いてないけど、実際には二人いるようで、訳者あとがきの最後に「最後に、それぞれの妻へ。」という書き出しで感謝の言葉が書かれてあり、一瞬、「?」となった。何で表紙には一人しか書いてないんだ。

  • 自分より賢い人と働き、他の人の意見をフラットな思想で聞く
    人のコードを読んで学ぶこともかなり勉強になる
    わからないことは貪欲に質問、学ぶ

    エンジニアとしてすぐにコードを書きたくなるが、まず他の人がやっていないか確認してみる
    同じことを繰り返さない
    フロントとデータベースは切り離して作る
    一つの関数には一つのことをさせる

  • python に特化した書。
    python に限らず、プログラミングは書くこと。自分で手を動かすことが大事。

  • 請求記号 007.64/A 41

  • Pythonをモチーフにしたプログラミング入門。特に第2部:オブジェクト指向に関するパートが非常に良い。全体的には平易な文章で内容は広く浅い。これだけでPythonが書けるようにはならないので、そういうのが目的の人は別の本も読む。

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著者プロフィール

プログラマー、講演者、『独学プログラマー』などの著者。最初の著書『独学プログラマー』は7つの言語で出版され、「独学プログラマー」という言葉をプログラミング分野での一般用語として広める役割を果たした。Facebookグループやブログ、ニュースレター、Udemyコースを通して20万人以上のプログラマーが彼の築き上げた独学プログラマー・コミュニティに所属している。

「2022年 『独学コンピューターサイエンティスト Pythonで学ぶアルゴリズムとデータ構造』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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