ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則

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  • Amazon.co.jp ・本 (475ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822740313

感想・レビュー・書評

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  • この本はシリーズで4冊でていますが、何時よんでも学びが多いです。

  • 経営者必読の本と言われる
    ビジョナリーカンパニー。

    2巻で指摘されている通り、
    スケールが大き過ぎて、
    まだまだ自分には実用的ではない。

    しかし、
    生活の中に生かすことのできる部分は沢山ある。
    平社員でも部長でも、
    どのレベルでもこの本の内容を生かすことはできると思うので、
    是非試してみたい。

  • 素晴らしい内容でした。もっと早く読めばよかった。
    経営に関係する人はもちろん、全てのビジネスマンにとっても有用な本です。

  • 会社とは何か、自らは何のために働くのか、どう働くのかを考えさせられる本。
    【引用】の文がすばらしい
    「失敗することがあっても、大きなことに取り組んで栄誉ある勝利を獲得するほうが、たいした苦労もない代わりにたいした喜びもない臆病者の群れに加わるより、はるかにいい。臆病者は、勝利も知らなければ、敗北も知らない灰色の生活を送っているのだから。」
    " ... his place shall never be with those cold and timid souls who knew neither victory nor defeat ... " Theodore Roosevelt

  • 【生き残る会社の特徴を暴く!!】
    長い時間生き残る会社、ビジョナリーカンパニー。どういった特徴を持った会社が、その名誉を与えられるのかを書いた本。ケーススタディを基にした研究を長々と書き記している為、若干面倒。だが、今でも通用するであろう、ビジョナリーカンパニーの特徴を学べたことは、とても面白かった。

    「基本理念を維持し、進歩を促す」では、
    業界をリードするユニクロやマクドナルドが実際に行なっていることに近いもの感じ、本書が提示するビジョナリーカンパニーの条件が、如何に現在にも生きているかが感じられる。

    経営者はもちろん、それを目指すものは一読すべきである。

  • 経営者だけでなく組織のリーダーであれば必ず知っておいた方がよいことが多い。また必要な時期に読み直そう。また、ビジョナリーカンパニーはなぜ成功したのかの理由を、超成功企業と成功企業を比較しながら説明しているため説得力がある。

    ■基本理念を文書にしている p.119
    ・基本理念=基本的価値観+目標
    ・基本的価値観とは、組織にとって不可欠で不変の主義。いくつかの一般的な指導原理からなり、文化や経営手法と混同してはならず、利益の追求や目先の事情のために曲げてはならない。
    ・目標とは、単なるカネもうけを超えた会社の根本的な存在理由地平線の上に永遠に輝き続ける道しるべとなる星であり、個々の目標や事業戦略と混同してはならない

    ■基本理念を維持し、進歩を促す p.146

    ■社運をかけた大胆な目標 p.155
    BANGは人々の意欲を引き出す。人々の心に訴え、心を動かす。具体的で、わくわくさせられ、焦点が絞られている。だれでもすぐに理解でき、くどくど説明する必要はない。

    ■カルトのような文化 p.203
    先見性とは、やさしさではなく、自由奔放を許すことでもなかった。事実はまったく逆であった。ビジョナリーカンパニーは自分たちの性格、存在意義、達成すべきことをはっきりさせているので、自社の厳しい基準に合わない社員や合わせようとしない社員が働ける余地は少なくなる傾向がある。

    ■大量のものを試して、上手くいったものを残す p.249
    システムができあがった主因は、経営の天才が戦略計画を立てたことにあるわけはない。変異と選択という進化の過程にこそある。繁殖し、変異し、強いものが生き残り、弱いものが死に絶えた結果なのである。

  •  読み応えのある本だった。つまり、読むのに時間がかかった。それでも、手に取り、ページをめくる価値は十分にある。経営に対する考え方が変わった。
     実在するいくつもの企業を分析し、そこから時代を超えて生き残る企業の条件を導き出している。P&G、ウォルマート、3Mなどが登場する。「カリスマ的な指導者は必要ない」「無謀としか思えない戦略が有効な時がある」「基本理念を堅持すれば、あとは柔軟に変化させてよい」など、ぶっ飛んだことが書いてあるので最初は驚くが、読み進めていくうちに納得出来る。重要そうな所が多過ぎて、大量に線を引いてしまった。

  • マネジメントの本ではあるが、個人としてどのように考え、行動すると良いかを学ぶことができた。
    印象に残ったのは、”とにかく仕組み・仕掛けを作る”ということと、進化を止めてはならないということ。

    学習、努力、業務上の工夫や取組みを一過性のもとせず、自分だけのものとせず、組織として継続させられるような仕掛けを作ること、そのようにして進化し続けないとまずいことになるという不安を駆り立てること。できるようで本当に難しいことと感じる。

    日々の仕事や生活に役立てていきたい。

  • 結構長く時間をかけて読みました。

    いわゆる経営の教科書として有名なこの本、安易に「いい会社」を目指すには、になっていないのがポイント。
    「ビジョナリー」な会社がほかとどう違うのか、それはどういうビジョンだったのか。
    基本的にはこのメッセージがひたすら書いてあります。

    個人的に気になったのが、
    「時を作る」こと。
    一人のカリスマがすべてをできるようにするのではなく、それをどうやって「仕組化」するか。
    これって会社経営だけでなく、それぞれの人の立場の中で必要なことなんですよね。

  • ビジョンを持った会社、ビジョナリーカンパニー(急成長を成し遂げる会社)とは、独自の歴史を持ち、独自の社風を持つ。 その会社は特には、カリスマは必要なく盤石としたルールが存在する。 この本では、日本の企業としてソニーを上げているが、現在ではこれがサムソンに変わっていることだろう。 今の日本では、ユニクロだとか、ソフトバンクだろう。

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著者プロフィール

『ビジョナリー・カンパニー 時代を超える生存の原則』(Built to Last、ジェリー・ポラスとの共著)をはじめとする世界で1000万部超のロングセラー『ビジョナリー・カンパニー』シリーズの著者。米コロラド州ボールダーの研究ラボを拠点に四半世紀以上にわたって偉大な企業を研究、経営者から絶大な支持を集める。2017年にはフォーブス誌の『現代の経営学者100人』にも選出された。著書に『ビジョナリー・カンパニー2 飛躍の法則』(Good to Great)、『ビジョナリー・カンパニー3 衰退の五段階』(How the Mighty Fall)、『ビジョナリー・カンパニー4 自分の意思で偉大になる』(Great by Choice、モートン・ハンセンとの共著)。

「2021年 『ビジョナリー・カンパニーZERO』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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