- Amazon.co.jp ・本 (475ページ)
- / ISBN・EAN: 9784822740313
感想・レビュー・書評
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これがすべての原点であったと言えるのではないだろうか。
もう30年近くも前とは。 -
私は経営者ではないけれど、基本理念と目的を持ち、細部まで徹底して一貫させるというのは、生き方や家庭にも生かせる法則だと思う。カルト的な信者をもつというところで、全く意図せず人を信者にしてしまう父のことを思い出す。
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この本を読んで、対象企業への知識が足りなすぎたと感じた。アメリカの名だたる企業が出てくるが名前を知っている程度で何を行なってきたのか、どういう歴史があるかまでは知らない。そこを認識した上で読むと理解が深まると感じた。調査方法がとてもシンプルでかなり大変なことだ。ビジョナリーカンパニー(先見的な歴史ある企業)と同時期に過ごした比較企業の差を歴史を遡り比較し、ビジョナリーカンパニーになりうる共通項をみつけていく。基本理念、企業理念が会社に浸透していることが何より大事である。企業は人の集合体であるが、全員他人だ。それぞれ様々な環境の中で生まれ育っている人間が集まり大きな目標を達成する。会社の色や本質が何であるか。浸透しないと意味がない。
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企業がビジョナリーであるために時代を超えて普遍的な在り方が書かれた本。
25年以上も前に書かれていても古さを感じないのは、この考え方が環境が変わっても未来に続いていく考え方なのだと思う。 -
本書は、時代を超えてしなやかに生き続ける会社の共通点について考察している。経営理念が、ただのスローガンではなく、経営の判断基準、組織のDNAのレベルにまでなっている会社が、なぜ強いのかについて知ると、「企業の経営者がどこを見て、その企業を経営しているのか」について興味が湧く。
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先日朝日新聞の書評欄に、この本のことが書かれていた。日本での発売が1995年にまで遡り、現在は57刷りまでに及んでいることより、ビジネスマンに根強い人気があることなのでしょう。
未来志向、先見的、業界で卓越した、同業他社でも広く尊敬を集めインパクトを世界に与え続けてきた企業18社をビジョナリーカンパニーと呼び、同じような機会がありながら、同じように成長出来なかった比較対象企業と、何が違うのか、具体的事例を加えて、成長してきた理由を述べる。
ただ安全には妥協を許さないと言われているボーイング社だが、737MAXの相次ぐ事故と自社の非を認めない当社のニュースは、まだ記憶に新しい。また人に優しいと言われているウォルマートは、アメリカでもあまり良い噂が聞こえていないようだ。そもそもアマゾンのようなネット販売会社の急拡大によって、現在の店舗販売の生き残り策は、どうなんだろうか と思ってしまう。
もっとも私が読んだ本は図書館からの借り物で、2003年25刷版だったので、今は少し対象企業が変わっているのかもしれないが。
しかし、企業にとって一流と言われるにはどうすれば良いか、社員 特に経営に関わっている人はどう考え、どう行動すべきかは、大変参考になるし、比較対象企業との違いを具体的に挙げているのは、分かりやすい。
サラリーマンとして、やる気を起こさせる本だったな。 -
会社における理念(今はヴィジョンと呼ばれるもの)の重要性が、よくわかる