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みんなの感想・レビュー・書評
「プレカリアートのマリア」こと雨宮処凛さんと、精神科医の香山リカさんによる対談本です。ディープな話題がてんこ盛りです。 この本を読んだ野はもうずいぶんも前の話ですが、それでも強烈な印象が残っています。 対談の内容は若者の引きこもり、ニート、ホームレス、メンヘラ、うつ病、自殺、“自己責任”非正規、偽装請負、違法派遣、秋葉原事件、インディーズ系労組、労働/生存運動、とこれ一冊読めば若者と労働を取... 続きを読む »
必要があって読み始めた本だけど、色々と得た。自分の中のもやもやしてる部分を明文化してくれる感があったかな。
雨宮さんと香山さんの対談と、それぞれの講演のまとめ。 キーワードは、生きる権利、貧困、自殺、生きづらさ、という感じかなぁ。 印象的だったのは、憲法25条と9条をセットでとらえるというアイディア。 平和だの、武器だの、戦争だのを論じるには、 まず、ただ生きることを認めてくれる社会こそが必要なんだ、と。 25条がないがしろにされる社会では 9条なんて絵に描いた餅にすぎないってい... 続きを読む »
憲法25条の生存権が脅かされれば、9条など関係なく、軍人としてではなく、派遣の仕事で戦場に行く層を作り出せる。
・憲法9条と25条を別々に考えるのじゃなくて、関連させてかんがえなきゃならないんだ。
・フリーターという働き方と精神的な不安定が重なる。
・病気への理解は進んだんですけど、病人は完全に違うものとして扱われる。
・底辺感
・格差感
・(自己愛ゆえ?)理解して欲しい。(1人の理解者)
・労働・生存運動でおもしろいのはベタベタした優しさがない。
・(プレカリアート運動について)怒りが最初にあって、人を生かさない社会に対するも猛烈な怒りがまず中心。
・みんなが怒りによって集まる。
・社会への怒りがベース
・そこで初めて人を信頼できて、自分の弱みも見せられる場。
(2008/9/29読了)こちらは香山リカさんと雨宮さんの対談。アメリカでは、軍隊のリクルーターが「軍に入れば大学に行けるよ」とか「健康保険があるよ」とかいう甘言で貧困層の若者を勧誘しているというが、それと同じような構図で自衛隊が女性を勧誘する決め台詞の一つが「自衛隊は育児休暇が充実しています」なんだそうな・・・。いいのかそれ!!国家制度としての徴兵制はなくとも、貧困が実質的な徴兵制度として既に機能しているアメリカ、これから機能していきそうな日本。戦争と貧困は密接に繋がっている。←これが本書の本論ではないが、私の印象に残ったこと






