- Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
- / ISBN・EAN: 9784822815394
作品紹介・あらすじ
公明党は自民党と連立政権を組んで、憲法違反の安保法制を成立させようとしている。国民のものである憲法を一内閣が恣意的に解釈変更することは、国民主権の基本原則の観点から許されない。公明党が「平和の党」なら、政権を離脱して、野党となり、この法案をつぶすべきではないか。
感想・レビュー・書評
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政治と宗教は分離と、言われているが、、、、内情はしかりである。
この本では色々書かれているのだが、時代背景が、もう一つ前後していて、こんな事もあった、、あった、、、と、思い出されることもあるが、、、、
芸能部というのもあると、、、テレビの中のお笑いの人が、勧誘を強制するので、大変だと、聞いたことあがある。
選挙で、票を欲しかったら、住民票を変えてまで、応援すると、聞いている。
応援するのはいいのだが、、、、韓国の大統領のように、後ろの指示で、政治を動かしてほしくないものだと、思う本であった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「はじめに」では、自民党と組んで“戦争法”(安保法制)成立に血眼になっている公明党を批判し、大西英男や百田尚樹らの暴言も取り上げられ、2015年7月現在の状況が描写されています。
第1章 公明党・創価学会は、戦争へまっしぐら
もまた、“戦争法”(安保法制)成立直前の日本の危機的状況を、公明党批判を軸に描かれています。
まさにリアルタイムの読み物だと思って
第2章 お笑い公明党トンデモ創価学会
以降を読み続けると、時代が過去にタイムスリップします。
太田昭宏、浜四津敏子、小泉純一郎など今となっては懐かしい人たちをリアルタイムで批判しているコラムが次々と。
今頃古いコラムを読まされても、今となっては当時の政治的状況は忘却の彼方となっていて、よく分かりません。
これ、いつの頃だったっけ?順番はランダム?古い順?新しい順?
過去のコラムを再録するのなら、初出の年月も記して頂きたいものです。
もちろん読者がインターネットで調べることも可能ですが、時代背景も注釈として収録する方が、親切だと思います。
確かに編集方針としては読者に不親切なつくりですが、本書の価値を損ねるものではありません。
現在読んでも価値のある歴史的事実や、現在となっては先見性があったと分かる警告などが書かれた数々のコラムです。
第3章 平和と人権を捨てる創価学会・公明党
では、過去に行われた2つの対談が再録されています。
この章のみ、初出データが記載されています。
私が知っている公明党・創価学会の恥部(平野貞夫・佐高信)
『週刊金曜日』2005年12月16日号
平和と人権を捨てる創価学会(白川勝彦・宮崎学・佐高信)
『週刊金曜日』1999年10月22日号
こりゃまたえらい古い記事です。
しかし、ここで語られていた警告は、荒唐無稽なことではなく、現実の危機として実現しつつあります。
戦後70年、日本人は何をしてきたのでしょうか?
結局、平和も戦後民主主義も、極右政党とカルト宗教政党の連立政権によって風前の灯となっているのです。
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20150824/p1