- Amazon.co.jp ・本 (508ページ)
- / ISBN・EAN: 9784826901062
作品紹介・あらすじ
心脳問題の最終的な決着は?彗星のように現れた心脳問題の旗手が世界中の脳科学・哲学・認知科学者を震撼させた渾身の論考。
感想・レビュー・書評
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いやあ読み終わる日が来るのだろうか。相当手強いよ。idea自体は理解できるのですが。といいながらどれくらいの時が過ぎたのかわかりませんが、やっと読了いたしました。第二部からは、二元論2.0みたいな形で比較的読みやすく議論が進みます。そして申し訳程度に量子力学との関係に触れて修了。内田樹じゃあないけれど、理解出来ない文章を読むことでしか学びは起こらないという逆説はあります。そして、この書籍は良質の理解出来ない文章であると思います。時間のないビジネスマンへの読書には向かない。集中しないといかんので。なんとなく自分のバージョンの意識のメカニズムは出来た。ここからは僕バージョンの意識の話。1.意識の一番大事なことは自発的になにかを行うということ。2.状況消去として、睡眠は自発的行動と相関がある気がする。3.睡眠をしないとロボットみたいになっちゃう気がする。4.あるパターンがあり、それは自己と環境のアイデンティティを示す不変条件を目指して構成される。5.このパターンは睡眠時に作成される。6.パターンはたぶん、脳の内部での発振という形で表現されている。7.発振にはエネルギーの注入が必要であり、睡眠はパターンの再形成とパターン消失時の二つの役割がある。8.レム睡眠とノンレム睡眠にはそれぞれ7がつながるかもしれない。9.自発的な行動は、このパターンに従うよう現実に対してのフィードバックを行うということから生まれる。10.パターンは実際には非常に大きな次元から構成される。大変に大きな次元で、しかも実際には各次元は直行しているわけではない。また、例えばそれを連立一次方程式と考えたときに、ある次元の係数は非常に小さい。それによりパターンに対するフィードバックを行う際の解が定まらないことが起こる。11.この、重要度は低いが行動を起こすためには設定が必要という自由度の処理に使われるコンセプトが意志である。
ここは、またあとで時間があるときに考えます。 -
ちんぷんかんぷん。まぁ、専門に進まない限り20代前半ではまだ必要ないかな・・・。