統計はこうしてウソをつく―だまされないための統計学入門

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制作 : Joel Best  林 大 
  • 白揚社 (2002年11月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784826901116

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統計はこうしてウソをつく―だまされないための統計学入門の感想・レビュー・書評

  • 社会問題を作り出す活動家による数字の歪み。
    リンゴとオレンジを比べること、、、自分の仕事にも言えることだし、普段の情報のとりかたにも参考になる内容

  • 和訳なので読みにくいが、内容は面白い。
    社会調査の嘘に似ている。というか、言いたいことは同じ。

  • 統計は人が作る。その意図は何か。当て推量、怪しい定義、突然変異、不適切な比較はないか。自分を擁護する意見には無批判になりがち。注意せよ。

  • 内容自体はよく考えれば当たり前のことばかりだけど、改めて言葉にされると勉強になった

    拒食症の死者が云々〜みたいな、こんな数字ありえないだろ!と私でもわかるようなのがバンバン蔓延してる話が面白かった

    でも外国の統計となると、その国の事情とか人口とか基本的なデータが頭に入ってないと批判するのは難しいですね

  • 数字マジック
    大抵の人は数字オンチなので、数字を出されると「正しいんだろう」と信じてしまう。
    メディアに出されたものは誰か権威のある人による検証をされているもの、という思い込みが助長する。
    この本に書かれている読み方を実践できなくても、どのように「誤った数値が一人歩きするか」を知っておいて、損はない。

    質問の仕方ひとつで、統計は操作出来る。
    使用者に都合のいいところだけ、使うことも出来る。
    統計がどのようにして計測されているのか。
    どうやって、誰が、作ったのか。
    引用されていて出典もとが別であるならば、出典もとは信用出来る数値を出しているのか。
    そういうことを、例示して、見るべきポイントをわかりやすく解説。


    ポイントを列記した箇処を抜き書きすると。

    数字の出所はどこか
    どうやってこの数字を出したのか
    この数字を出したのは誰で、どんな利害があるのか
    計測時のキーワードは、どのような定義か(広いのか、狭いのかなど)
    どのような計測方法があって、どれが選ばれたのか
    統計の母数はどれくらいか(何人への調査?)
    どのようなサンプルが集められたのか(人種、性別、年齢、職業等)
    適切なサンプルか
    競合する統計があるか(比較対象の有無)
    競合(ニアリーイコール)対立する統計があるなら、そちらを用いるひとたちはどのような利害があるか




    この本は「統計」の本なので書かれていないけれど、「平均値」も、トリックのひとつ。
    平均ではなく、頻出数値があればそちらも確認したいもの。
    「分布」という。

    たとえば、ある部屋に集められた人、10人の平均年齢が35歳だったとする。
    「30代~40代が多い」とは、決まっていない。

    10歳以前と、70歳代の人だけ10人集めても、平均年齢35歳に出来る。
    この場合、年齢分布を知らなければ、正しい状況がわからない。
    30代~40代が多くて35歳ならば、それは頻出だが、そうでないなら、「都合のいい数値」にして、見る人に提供している恐れがある。

  • これから先、自らが統計を用いる際の注意点を考えており、目に付いた。
    前半は、至極当然のことが記されている。が、漫然と統計を眺めている時は気にしていないことがあるように思う。
    例を挙げつつ丁寧に説明されており、肩肘張らずに進めていくことができる。タイトルは間を引くためとpしても、読み応えは十分にある。

  • 社会統計に対するリテラシーを身につけるために読む本だ。

    本書では主に以下のことが述べられている。

    統計には必ず目的があること、
    社会問題と社会政策をめぐる政治闘争の武器になること、
    社会についての知識は物理学の知識と比べ、ソフトファクトであること、
    暗数について、
    活動家は事実を誇張する傾向があり、数字を大きく見積もること、ある数字がひとたび受け入れられ、受け売りされることで既成事実化する(ナンバーロンダリング)、
    統計を算出した個人が自らの自尊心により、新たな統計から自分の統計を擁護する傾向にあること、
    定義の広さによって数字が上下すること、
    標本は概して母集団より小さいこと、
    多くは無作為標本とはほど遠い標本に基づいていること、
    統計はしばしば改変されること、
    社会統計を解釈する際、分析者が統計に与える意味は分析者のイデオロギーによって決まること


    本書がこの種の本で一級品のものかはわからないが、文章はわかりやすく、信頼が置けそうな印象だ。

  • これまで世にあふれる統計に対してほとんど疑問を感じてなかった自分の目をさましてくれる一冊.一度でも読めば,例えばよくテレビで引き合いに出されるようなグラフのナンセンスさに気がつけるようになる.

  • いかに統計が人を欺くかについて例を挙げながら説明しています。内容は全く難しくないです。常々、この統計ってあやしいなあ、と思うことも多い天邪鬼なところがあったので、内容には全く同意です。その分、驚きや新鮮さは少なくなっているのかもしれません。

    これを読むと、子供の学力や住みやすさやらの国別ランキングとか、ニートやホームレスの数とか周りには統計数値が溢れていますが、鵜呑みにしちゃいかんなと改めて思った次第です。

    続編が出ていますが、読むかどうか微妙なところです。

  • 良書。 - 統計にはましなのとおかしなのがある。おかしな統計は長生きする。統計に基づいて判断を下すときには、誰が、何のために、どうやってそれを作ったかを知るべし…と。

  • 堅苦しい文章がすんなり頭に入ることを拒むのが残念な本。
    という訳で、内容は素晴らしいが星四つ。

    社会問題は、つくられる。

    というのは、まさにその通りだと思う。

    良い統計とは
    あて推量以上のものに基づく
    はっきりとした妥当な定義に基づく
    はっきりとした妥当な計測方法に基づく
    よい標本に基づく。

    この四条件だという。

    おかしな統計を見破るため、
    しっかり身に着けたい考え方である様に思う。

  • (((読んでみたい)))
    「あたりまえ」を疑う社会学 質的調査のセンス
    の参考文献

  • めちゃくちゃ面白い!
    社会調査の資格を取得しているということから、この本に興味を持ちよんでみました。
    まあ、社会調査やマーケティングリサーチをかじっている人なら、ある程度は体験済みのことが書かれています。つまり、大半の人々は真実である数字を使って嘘をつくということです。
    世の中の統計調査がすべて真実だと勘違いしている人は、読むべき価値があると思います。

  • 分類=社会学・統計学。02年11月。

  • 統計情報、図表等の読み方という視点からではなく、そもそもの統計上の数字がどのように生み出されているかに視点を当てた本。おかしい統計は?当て推量?定義?計測?標本抽出の4パターンにより生み出され、それが一人歩きしていくということを、具体例を挙げて説明しており、大変分かりやすい。世の中で流されている情報を鵜呑みにすることの危険性を分かりやすく教えてくれ、とても面白い。

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ニュース、世論調査、政治家の演説…なぜインチキな数字がこんなにもはびこるのか。どうすれば見抜けるのか。

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