日本の駅舎とクラシックホテル: 都市の記憶2

  • 白揚社
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本棚登録 : 36
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (346ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784826901222

作品紹介・あらすじ

260ページのカラー写真と現存近代化建築遺産の最新版完全リストを収録。

感想・レビュー・書評

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  • 訪れてみたいクラシックホテルが多かった。

    古き良き建物を残すには行政のサポートが欠かせないと思う。まちづくりの中で貴重な財産をどのように残して活かしていくか、しっかり議論してほしい。安易に財産所有者だけが割を食う結論だけは導かないで欲しい

  • タイトルの通り、日本全国に遺されている明治~昭和初期に建てられた駅舎やクラシックホテルを紹介している一冊だ。

    駅舎とホテルというと一見なんの関連性もなさそうだが、線路が敷かれ交通網が発達することによって近代化が進み、そして列車でやってきた人たちを泊める場所としてホテルが発展した、という、日本の近代化を支えた建造物なのだ。

    紹介されている建物は意匠は様々だけれど、立派なものを作ろう、外国に負けないようにしよう、という時代の意気込みのようなものが伝わってくる。

    この本が刊行されてからすでに10年以上が経ち、廃業したホテルもあるようだ。
    巻末に、文化財的価値のある建物を、誰が、どう保存すべきか、という問題をテーマにした物語が載せられているけれど、この話は現在でも解決していない問題をよく表しているのではないかと思う。

  • 2014/03/01

  • 奈良ホテルや日光金谷ホテルなどのクラシックホテルの館内を、泊まらずして堪能することができます。
    が、よけいに泊まりたくなるかもしれません。あしからず。

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著者プロフィール

復旦大学

「2021年 『Linguistic Atlas of Asia』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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