孫子に学ぶ12章: 兵法書と古典の成功法則 (角川SSC新書 50)
- KADOKAWA(角川マガジンズ) (2008年9月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784827550504
作品紹介・あらすじ
千年を超えて読み継がれてきた兵法書の古典『孫子』。書かれているのは、戦いに勝つための原理原則である。そのノウハウは武器による戦争だけではなく、現代社会での人間関係、ビジネス、そして人生を生きていくことにも応用可能な実践的な思想となっている。「組織をどう動かすか」「交渉力と洞察力をどう磨くか」「不利な立場のときはどうすべきか」など、本書では『孫子』を軸に、『呉子』『尉繚子』などの兵法書、そして『論語』『三国志』などの古典を材料に、その知恵を探る。
感想・レビュー・書評
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人生すべてに応用が利く、それが兵法。ということで学んでみようと思って。広く浅く。
これを知っていると、言い訳がうまくなれそう。
ひとつひとつの兵法が浅く説明してある。だから思ってたよりも意識高まらない。ざんねん。ただ勉強初めにはちょうど良い。
筆者の感想がちょくちょく入ってきて、うざいww
「これだから今どきのリーダーは…」てきなことがよく出てきて、こんなこと言うやつはもっと兵法を学んで、上のものとしての謙虚な態度を改めるべきなのでは?と思ってしまった。
兵法で一番好きなやつは、キュウソネコカミだから敵を追い詰めすぎないほうがいいよ。ってやつ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
入門編にはさらりと読めて良い。
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孫子に学ぶ12章という書籍タイトルだけれど、その内容は幅広い。
ざっと挙げると、孫子の兵法以外には、論語、韓非子、孟子、三国志、近思録、左伝、荘子、老子、詩経‥などなど出典は多様である。
幅広い分野をカバーしているのだが、そのために結果としては孫子の内容が相対的に薄くなっている。
(まあ、これだけ幅広い出典なので当然なのだが‥)
そのことを、すべての入門書として活用できてお得だ!と喜べるか、それとも孫子の兵法を深く学びたかったのに中身が少なくて残念だと嘆くのか、
自分がそのどちらの目的を持っているのかを考えてから読んでいただきたい。 -
2012/10/9
399.2||モ (5階社会科学)
現代社会での人間関係(いじめ・自殺の問題)、国と国との歴史認識の相違による民衆の暴徒化の問題など、日々ショッキングなニュースに胸が痛みますが、こういう「激動の時代」だからこそ暗闇に一灯を照らし、導いてくれる本が、長い経験(歴史)によって証明された「先人の知恵に基づく実践書」ではないでしょうか。
今週はその中から2500年物時を越えて、今も多くの世界のトップリーダー(最高指導者)が愛読し「組織・人の動かし方、交渉力・洞察力の磨き方、不利な時の対処法」が身に着く事を歴史が証明しています。 -
孫子を含む中国の古典から成功するための知恵をピックアップしている。
古典として残るのはもちろん今でも通用する内容だからであって、何度でも読み返すべきものかもしれない。 -
10/05/15-73
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孫子関連の一連の書をもっと掘り下げて読んでみたいと思うようになりそうな一冊。
さらっと読めて、よく知っているものも多いので一家に一冊あるといいかも。