書けない漢字が書ける本: 語呂合わせで覚える超難書漢字 (角川SSC新書 60)
- KADOKAWA(角川マガジンズ) (2009年1月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
- / ISBN・EAN: 9784827550603
作品紹介・あらすじ
この本は、書けない漢字が語呂合わせで書けるようになる本である。今まで何十回となく書き写しても書けなかった難しい漢字が、たった一度で、しかも面白いくらい簡単に「一生」覚え続けられるという、驚愕の掘り出し物的な本である。流行歌のフレーズが耳に残るように、印象的な語呂の流れが字形を自然に脳に刻み込んでくれるのだ。
感想・レビュー・書評
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真行寺君枝世代は誰もが「憂鬱」を書いたものです。
漢字の構成を語呂にして覚えるシステム。語呂と漢字の意味的相関関係が薄いので、面白いけれどなかなか役には立ちにくい。
但し本書に取り上げられている80字はやはり書けるようになりたいと思わせられる文字ばかり。センスのある選定だと思う。
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「憂鬱」「薔薇」「葡萄」
一発で覚えられて一生忘れないという売り出し文句は伊達ではありません
ただ,最近普通の漢字が出てこないんですが… -
17ページ 懺法(ルビ:さんぽう)
◆さんぽう→せんぼう
79ページ 奢侈(ルビ:しゃた)
◆しゃた→しゃし
85ページ 「醬」の「將」はの部分は、「麴」を示す。
◆はの部分→の部分
109ページ 金衣公子(ルビ:きんしこうい)
◆きんしこうい→きんいこうし
※ウグイスの異名。
161ページ 「甥」を使った熟語としては「甥姪」がある。意味は読んで字の如くだが、読みが難しい。皆さんは読めるだろうか?正解は「セイチツ」である。
◆セイチツ→セイテツ
167ページ 「苔衣」は、「世捨て人や僧侶が捨てた着物」
◆捨てた→着る