まんがで楽しむ能・狂言

著者 : 三浦裕子

• 檜書店 (2012年1月11日発売)

感想・レビュー・書評

[honmusubiさんの感想 · 2024年2月2日]

能、狂言について漫画、イラストで紹介している。
絵のタッチがとぼけた感じだが、文字説明も多く内容は充実している。

登場人物が初めて能、狂言を観にきた設定で、演目説明だけでなく、衣装、道具についてなど丁寧に解説されている。

個人的には、番組の見方やおすすめ度つき曲目リストが参考になった。

[ブックコンシェルジュ 近藤俊太郎さんの感想 · 2018年4月4日]

風姿花伝を読み直していたら、実際に「能」を見に行きたくなったものの、何も知らないことに気がついて、こちらでお勉強スタート！笑　ざっと、全体をさらうには良いですが、深堀するためにはもう1冊くらい読む必要がありそうですね。（すでにゲット済！）

さて、今年は「能」（鑑賞）デビューを果たしたいものですね。

著者プロフィール

1953年、福岡県生まれ。1993年からお菓子教室Sweets & Table主宰。お菓子作りを教えるかたわら2011年に九州大学大学院比較社会文化学府修士課程に入学、13年に同学府博士課程後期に進学し、19年に同学府博士課程後期単位取得退学。博士（比較社会文化）。研究分野はお菓子の歴史、日本の洋菓子史。製菓の研修でウィーンを訪れた際、国立歌劇場の立ち見席で連日オペラとバレエを観て以来、舞台芸術に魅了されている。また表千家の茶の湯に長く親しむ。「劇場は癒しの場」で2001年に第11回日本ダンス評論賞入賞。著書に『うれしいお菓子、せつないお菓子――スウィーツ・セラピー』（東京書籍）、『スイート・スイート・クラシック――洋菓子でめぐる音楽史』（アルテスパブリッシング）など。

「2022年 『バウムクーヘンの文化史』 で使われていた紹介文から引用しています。」