- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784828414607
感想・レビュー・書評
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2009年08月22日(土) 13:30〜16:30
13:00〜受付開始
場所 日本橋教室 3階
講師 辻 秀一 (エミネクロス代表、スポーツドク
月例会は事前申込み不要です。直接会場にお越し下さい。
組織の健康について、応用スポーツ心理学に基づくフロー理論を中心に学びます。
すなわち、揺らがず・とらわれずという心のフロー状態を創り出すライフスキルという脳力についての基礎をご紹介します。
ライフスキルというスキル獲得には、トレーニングという繰り返しの条件が必須です。
知ってること、とできることは違うということを学んでもらいます。
この構造は人間の普遍的なものですが、この構造が明確でかつ学問的にも確立されているのがスポーツです。
スポーツにより体系化されたメンタルトレーニングを、さまざまな企業の健康やパフォーマンスに活かしている実践例などを
織り交ぜながら学習してもらいます。
フロー状態を個人や組織で創り出せれば、心の病の発生は確実に低下します。
発病してからのメンタルヘルス対策ではなく、予防あるいは増進のためにメンタルトレーニングを導入することをお勧めしたいと思います。
そのきっかけになれば幸いです。
参考資料:辻秀一著:「フロー・カンパニー〜飛躍し続ける個人と組織に生まれ変わる法則」(ビジネス社)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これからストレスだらけの社会においては、メンタルをフロー(一定のベストを保つ)ことが大切だという。
・忍耐・我慢の累積でストレスを蓄積することはベストなコンディションは発揮できない。
・安易な共感はしないほうが良い→マインドが落ち込む。
・基本的にはみな善人だが、正当化する心理が働くため。 -
フォトリーディング後、熟読を交えて高速リーディング。
要するに「陽転思考」や「ポジティブマインド」の話。
フロートはつまり、機嫌が良くポジティブで素直なこと。これを恒常的に保てば高パフォーマンスが得られる。気をつけなければならないのは「偽フロー」。これは「我が道を行く」タイプで、一件何にも動じない風でありながら柔軟性がなく適応できずに組織の邪魔になる。フロートは柔軟性があるのでその場その場のフィードバックで適応する。
ではどうしたらこのような高フロー状態を保てるのか。言葉・態度・表情・思考のコントロール。通常これらは周りのできごとに反応するが、周りのできごとにかかわらずこれらを支配コントロールすることで、周りが動いてくる。
また一生懸命することはなんでも楽しい。つまり高フロー状態。
他人との関係(組織)においては、相手を応援し、リスペクトし、ミッションを共有する。
相手に期待をするのはNG。なぜなら行動の主体が自分だから。一方相手を応援するのの主体は相手になる。成果が出せていなくても応援できるが、成果がない状態だと期待を裏切っているという後ろめたさが出てくる。ネガティブサイクルの連鎖。
面白かったが今までの自己啓発書の域を出ないので星は四つ。 -
組織活性化のアプローチが、このフローマネジメントであると思います。心を動かすためにはどうしたら良いか、とても参考になります。
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「タイプ1~3」、「スキルへの指示とマインドへの支援」
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フロー理論が、事例交えて書かれてあって分かりやすかったです。
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自分のモチベーションをコントロールできるようになる本
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フローとは何か。
フロー理論を個人だけではなく組織やリーダーシップにまで拡張。
読んだだけではもちろん容易くフローにはなれないが、フローという概念を知り、フローになろうと心がけることは重要かと。
フローでいるために、周囲の人をフローにするために、もう一度読み返したい本。 -
当たり前のことが書いているのに、考えさせられるのは自分が”Keep flow”できていないということだろう。
企業のインナーマッスルである”人材”を最大限活かすにはフローな組織づくりを真剣に考えないと・・。
来週、辻さんの研修を直接受けるので楽しみだ。
で、研修を受けた感想は★5!
本だけだと★4、良い意味で想像を超えた。実践→シェアをやっていかないと。