日本の戦争と平和

  • ビジネス社
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  • Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784828415024

感想・レビュー・書評

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  • 日本の自衛隊のあり方を問う。 今も政治家で軍事に詳しい者が今の日本には存在しない。 また、自衛隊のあり方もこのままで良いのだろうか?

  • 軍事評論家の小川氏と軍事オタクとも言われる政治家、石破茂氏の対談本。

    比較的当たり前的なところから対談を始めており、日本人の誤った認識しているところ、今後の安全保障についてまとめている。

    タイムリーな話をしているので、時間が経つとまた違った感想をもつかも知れない。

  • 軍事・防衛・安全保障のド素人にも分かりやすい対談本。

  • 智頭などを舞台とした作品です。

  • 石破茂と小川和久との対談本である本書。
    小沢の第7艦隊発言や国連至上勘違い主義で何の軍事的知識も危機感ない民主党が政権交代に近づいていた時期だけになかなか目を見張る内容だった。
    日本の軍事問題についてもよく語られているし、イージス艦と漁船の衝突事故や田母神さんの論文についての見解が非常に印象深い。
    特に田母神の主張については何度も忠告を受けていて公にしてはいけないと理解していながら、論文を基にクビが飛び、国際社会から要らぬ問題で信用を失った。
    田母神論文の内容を初めとして取り巻く右派の言動も幼稚だなと常々思っていたが、本書の石破さんの記述でようやく問題の本質が理解ができた。
    まぁただ、政府の見解を踏襲せざるをえないのは充分にわかるが、慰安婦問題や南京問題への言及部分は正直おかしいだろう。この部分で中国韓国に外交カードを握られ国益を損なえている以上、政府としても是正しなければいけない部分だろう。この問題に対して渡部昇一も石破茂に対して感情的になりすぎているのは残念。

  • 日本の自衛隊、安全保障について考えるのに役立つ一冊。分かりやすくてスイスイ読めます。
    小川和久っておっさんがいかほどのもんかは不明ですが、競争率の低い分野でブランドを確立すると、第一人者になれるのかもしれないですね。

  • 読みやすかったです。予備知識がなくてもある程度読めるような配慮も見られた。
    ・自衛隊派遣のための恒久法
    ・集団的自衛権をどう考えるか(なんかここがよくわからなかった)
    ・制服組と背広組の一体化
    あたりが訴えたいことなのかしらん。
    一章、二章はまあまあでした。

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著者プロフィール

1957(昭和32)年鳥取県出身。慶應義塾大学卒業後、三井銀行(現三井住友銀行)に入行。1986(昭和61)年、29歳で衆議院議員初当選、以来9期連続当選。農林水産政務次官、農林水産総括政務次官、防衛庁副長官、防衛庁長官を経て、2007(平成19)年に防衛大臣、2008(平成20)年に農林水産大臣。自由民主党では過疎村対策特別委員長、安全保障調査会長、高齢者特別委員長、総合農政調査会長代行、政務調査会長等を歴任。2012(平成24)年から自由民主党幹事長を務める。主な著書に『職業政治の復権』、『国防』、『国難』、共著に『坐シテ死セズ』、『軍事を知らずして平和を語るな』、『こんな日本を作りたい』など。

「2013年 『国防軍とは何か』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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