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この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
思考術の本はいくらでもある。しかし、この本の特徴的なのは生物学の知見と社会の構造をアナロジーでつなげているところにあるだろう。生存戦略という意味において、現代のビジネスと生物の歴史にはいくらかの相関がみてとれる。本書では、ヒトデを脳を持たない生物の例をして挙げ、これをビジネスでいう事業部制組織につなげている。対して、脳を持つと決めた動物から職能制組織へと話をつなげている。生き残っていくうえで生物から得られるものほど参考になるものはない。問題は生物たちが取得してきた工夫をどれだけ自分事(ビジネス)に落とし込めるかということだと思う。
ロジカルシンキング、ラテラルシンキング、インテグレーティブシンキングについて、書かれた本。教科書と呼ぶには網羅性が十分ではないが、深い知識と仮説から、新たな思考の可能性を提示していく著者自身の思考の過程が読み取れる好著。
①「ロジカル・シンキング(論理的思考・別名、垂直思考)」は、ある事実の束から疑えない結論を導き出す思考法。同じ事実からは、誰がやっても同じ結論が得られるスキル。みんながロジカルシンキングを身につけると、競合他社との差別化が出来難い。問題発見力と問題分割力が重要。都合の良いロジックから身を守るのは「クリティカルシンキング」。
②「ラテラル・シンキング(水平思考)」は、ロジカル・シンキングだけからでは難しい、斬新で飛躍のあるアイディアを生む思考法。ロジカルシンキングが理論に対して、ラテラルシンキングは感情のような思考。発想の転換。
③「インテグレーティブ・シンキング」対立する2つのアイディアの一方をすんなりと選んだりはせず、対立するポイントを同時に受け入れるような、より優れた第3のアイディアを生み出す思考法。
ロジカルに固執せず、思考の和、相乗による導きを教授する一冊。
作者の言う「思考」と「意欲」に刺激された。
三つの思考法について解説がある。
ロジカルシンキング
ラテラルシンキング
インティグレーションシンキング
ロジカルはよく聞く話であるが、
ラテラルシンキングは昔流行った言葉の様である。
ロジカルシンキングで解を出せない問いに対して有効な手立てを打てる考え方と本著では描かれている。
インティグレーションシンキングについてはその前項のサバイバルシンキング(生存思考)の発展型として描かれており、サバイバルシンキングの様な切り捨て型取捨選択ではなく、他の切り捨てた選択肢を含めたものを含めて、妥協できるトレードオフのラインを探し、全く新たな解を生み出すと定義されている。
既知のフレームワーク等、図がついたわかりやすい解説は、これら考え方を学ぶ上では大きな手助けになると考えられる。そして、ラテラルシンキングについての解説は他の本と比べ、
よいものだと私は感じた。
『はじめての課長の教科書』『「日本で最も人材を育成する会社」のテキスト』の著者、酒井穣さんの著書。 思考法というものに興味があったこともあり、手に取ってみました。 著書の中で紹介されている思考法は3つ。 ①ロジカル・シンキング ある事実の束から疑えない結論を導き出す思考法 ②ラテラル・シンキング ロジカル・シンキングだけからでは難しい、山人で飛躍のあるアイディアを生む思考法 ... 続きを読む »
酒井さんの書く文章が好きです。難しい内容を、できるだけ簡潔に、わかりやすく書こうとする意志が感じられるから。 僕は企業の人材開発支援の仕事をしています。仕事柄、大学の先生が書かれた論文などを読む機会が多いですが、難しくてなかなか理解できないことが多い。そうした難しい文章を、冷静に、かつユーモアを交えながら、読者にわかりやすく伝えようとする姿勢が伺えて、とても好感が持てます。 今回の書籍は、内容... 続きを読む »
思ったよりも軽い内容だった。ラテラルシンキングはざっくり分かったが、インテグラルシンキングは伝わるのかどうか。
11.10.08読了。ロジカル、ラテラル、インテグレーティブに分けた思考法の話。ロジカル、ラテラルについての記述はわかりやすいがインテグレーティブについては分かりにくく冗長。
(1)ロジカルシンキング(論理的思考)…垂直思考。事実と理由(疑い得ない因果関係))から提案を行なう方法。(2)ラテラスシンキング…水平思考。アブダクション。帰納法と演繹法。シネクティス法、マンダラート、635法。(3)インテグレーティブシンキング。生存思考…目標達成の為に取り得るアクションを洗い出しメリットをデメリットを評価する思考法。発展的に否定し、より優れた第三のアイデアを導き出す、の3つの思考法についてまとめた一冊。メモ。(1)地道に積上げたスキル(基礎)の上に、そのスキルの文脈の範囲内においてのみ花咲くのが価値のある創造性。(2)あるべき姿や解答の方向性を持たない人にはそもそも解決すべき問題を作ること自体が難しい。
課長からのプレゼント読了♪
ロジカルシンキング・ラテラルシンキング・インテグレ-ティブシンキング・・・考え方の本を読むと、理解することと、実践することの違いを強く感じる。。。。身につけたいけど、難しい・・・
あとがきより
思考に関することは、ほかのいかなるテーマよりも読者にとって実行が簡単という特徴があります。・・・・・・思考に関することは、いまあなたがこの文章をよんでいる瞬間にも実行されているのですから・・・
とあるけど、わたしはそうは思わない・・・人の思考は、何十年も個人がオリジナルに作り上げていったものだから、変えるのはものすごく難しいとおもう。でも、とても勉強になった本だった。
何より最後に、本の執筆によって犠牲を強いた家族への感謝でしめくくられているところが、一番感動した。人生の達人とは、きっとこういうものの考え方が出来る人のことなんだろう。
よくまとまってる本。
そしてよく本を読んでる著者の本。この手の本で紀要を引用してるのは初めて見た。
けっこう参考になった。思考方法については、いろいろと本を読んだり、自分で考えたりしていたが、分かりやすく一般言語化されていてスッキリした感がある。著者によると思考方法は大きく3つに分けられる。
①論理的思考(ロジカルシンキング)
②直感的思考(ラテラルシンキング)
③統合的思考(インテグレーションシンキング)
思うに、いま芸人の人たちの「面白い発想」の源泉は②ラテラルシンキング によるものではないだろうか。
ロジカル・シンキング(垂直思考) 事実と提案の間に、疑えない因果関係を生み出す思考 問題解決力は2つに集約される ①問題を発見する能力 エスノグラフィー(行動観察法) ②問題を分割する能力 ロジック・ツリー、MECE 事実→理由→提案(結論) この3つの基本的な要素以外の情報は、ビジネスの場においては、相手の理解を妨げる「ノイズ」になる いかなる提案においても、その提案の... 続きを読む »
はじめに 第1部 ロジカル・シンキング(垂直思考) 1説得力を高めるためのロジカル・シンキング ビジネスにおけるコミュニケーションの基本構造 クリティカル・シンキングと説得力 説得力のあるロジックを構成するABCDEF 2問題解決力を高めるためのロジカル・シンキング 問題を発見する 問題を分割する 1人でできること・できないこと 3上手に話をするためのロジカル・コミュニケーション CR... 続きを読む »
読み始めて3時間でイッキ読み。
マッキンゼーの「ロジカルシンキング」や「考える技術・書く技術」で謳われてる思考法とは一線を画すインテグレーティブ・シンキング(統合思考)についての書。論理思考を身につけていることは前提で改めて統合思考に到るまでの段階を論理思考→水平思考(ラテラルシンキング)の段階を踏んで説明。
この本1冊読んで統合思考を身につけるというのではなく、新しい思考法(尤も相反する考えから第三の道を探るというのは真新しいわけではないけど)を実践していくための手引きかと思う。
この本を読み終えて本棚にあるロジカルシンキングやクリティカルシンキング本に手を出すのもいいけども、書店にある著者の主張の強い本を手に取るのもいいかも知れない。そういった本を読むことで対立軸の思考と知識の水平獲得でもない考えを導く訓練にしたい。

ロジカルシンキング、ラテラルシンキング、インテグレーションシンキングを簡易に説明した作品。「プロ弁護士の思考術」でも多くの古典からの引用があったが、本書もそれは同様。思考に関心がある方の興味は哲学や倫...





