アムリタ 下

著者 :
  • ベネッセコーポレーション
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本棚登録 : 309
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784828824680

作品紹介・あらすじ

変わっていく私の記憶も、私にとっての竜一郎という存在も妹の死も、心の力を一つ一つひらいていく弟のいとしさも、流れていく時間の残酷さと生きていく優しさを私は愛する。そして、また開いていく。生きるための扉を…。最新長篇小説。

感想・レビュー・書評

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  • 2015年8月15日読了。
    そして、オカルト。
    ごくごく、飲むように読んだ。

  • (572P ※上下巻)

  • 吉本さんの物語を始めて読んだ。

    ちょっとふしぎな世界を等身大で受け止めれる姿勢が素敵。
    言葉遣いや言い回し、うまく説明できないけど好き

    自分の世界を生きてる人。自分の世界観を生きようとしている人だからこその感覚だと思う。
    説明とか証拠とかより目の前にそれがあるんだからって感覚を僕も持っていたいと思った。

  • 主人公がサイパンに行って以降の話。感性のつよい弟の知り合いから、きしめんとメスマも登場。超能力とかある人がそんなそんないるだろうか、とも思うのだけれども、吉本ばななというのは普通な感じでそれを読ませてしまうのですごい。弟が父親に会いに行く場面がとてもいい。

  • 胸がきゅーっとなる。
    生きてることは、美しい。

  • アムリタ 上巻を只今 読書中です

  • 哲学…
    なんで幽霊の話出したんだろう。

  • はっとする瞬間が何度もあった

  • 自分の内面をただじっと見つめ返したくなるような作品。
    もっと若い頃に読んでいたかった。

  • 不思議な能力を持つ人がたくさん登場したけど、
    まあ、とりあえず朔美からまよいがなくなって良かったかな。
    物語とは別に、私が探していた言葉がたくさん見つかってびっくりした。
    ある意味今の私の生活とリンクしていた。

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著者プロフィール

1964年、東京生まれ。日本大学藝術学部文芸学科卒業。87年『キッチン』で第6回海燕新人文学賞を受賞しデビュー。88年『ムーンライト・シャドウ』で第16回泉鏡花文学賞、89年『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で第39回芸術選奨文部大臣新人賞、同年『TUGUMI』で第2回山本周五郎賞、95年『アムリタ』で第5回紫式部文学賞、2000年『不倫と南米』で第10回ドゥマゴ文学賞(安野光雅・選)、2022年『ミトンとふびん』で第58回谷崎潤一郎賞を受賞。著作は30か国以上で翻訳出版されており、イタリアで93年スカンノ賞、96年フェンディッシメ文学賞<Under35>、99年マスケラダルジェント賞、2011年カプリ賞を受賞している。近著に『吹上奇譚 第四話 ミモザ』がある。noteにて配信中のメルマガ「どくだみちゃんとふしばな」をまとめた文庫本も発売中。

「2023年 『はーばーらいと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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