脳死・臓器移植・がん告知: 死と医療の人類学 (福武文庫 な 401)

著者 :
  • ベネッセコーポレーション
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  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784828831695

作品紹介・あらすじ

脳死や臓器移植をめぐる論議は、科学的な観点に依存するあまり、日本人の伝統的な身体観念との接点を失った。愛する親族の遺族を物質的に扱われることを厳然と阻む日本人の心性とは?医療を文化人類学のフィールドとして捉え、現代医療が見失った日本文化の独自性を明らかにし、混迷の中に新しい視座を提示する快著。

感想・レビュー・書評

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  • 2008/10/13購入

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著者プロフィール

波平恵美子(なみひら・えみこ):1942年福岡県生まれ。九州大学卒業、米国テキサス大学博士課程Ph.D取得、九州大学大学院博士課程単位取得退学。佐賀大学助教授、九州芸術工科大学(現・九州大学芸術工学部)教授、お茶の水女子大学教授を経て、現在、お茶の水女子大学名誉教授。専門は文化人類学、ジェンダー論。著書に『ケガレの構造』(青土社)、『ケガレ』(講談社学術文庫)、『文化人類学 カレッジ版(第4版)』(編著、医学書院)、『病と死の文化』『日本人の死のかたち』『医療人類学入門』(いずれも朝日選書)、『いのちの文化人類学』(新潮選書)、『からだの文化人類学』(大修館書店)などがある。

「2022年 『病気と治療の文化人類学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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