スクラップド・プリンセス9 獣姫の狂詩曲 (富士見ファンタジア文庫 88-12 スクラップド・プリンセス 9)

著者 :
  • KADOKAWA(富士見書房)
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本棚登録 : 180
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829113851

作品紹介・あらすじ

逃亡の旅の果てに隣国へとやってきたパシフィカたち。だが、その地で彼女たちを待っていたのは"獣姫"と呼ばれるはみ出し者の皇女だった。イルカ部隊を操り、抜刀術を使いこなす獣姫・セーネス。「あんたをアタシのモンにしたいんだよ」とシャノンに迫る彼女には、「世界を征服する」という大それた野望があったのだ!!三姉兄妹を己の配下に取り込み、世界を統べる秩序守護者に立ち向かうという、驚くべき計画を披露するセーネス。この獣姫は敵なのか、それとも味方なのか?人気のハートフルファンタジー、怒涛の展開をみせる第九弾。

感想・レビュー・書評

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  • [評価]
    ★★★★☆ 星4つ

    [感想]
    この巻は初めて他国の人物が登場した巻となっている。
    パシフィカ達が冒頭にいきなり暗殺者に襲われた時点で今までにないピンチだと感じたが、その後の展開はそれを大きく超える展開だったのが印象に残っている。また、いままでにわずかに登場していた獣姫「セーネス」が物語に登場したがインパクトの強い人物だったな。
    最後は「秩序守護者」との再戦だったが、相手側の本調子を出してきた感じで次巻で最終決戦に至るかのように感じた。

  • 寄り道が終わり、終盤に向けて一気に加速する。<獣姫>セーネスとの出会い、魔族の遺産の存在、<秩序守護者>の襲撃と、息つく間もないシリーズ第9巻。セーネスとエイローテのエピソードは胸に染み入ります…。

  • 激動の巻。文字通り、目まぐるしく物語が動くお話。<br>
    モグダン氏の触手キターーーとか思いつつもその後の切なさが涙を誘う・・・<br>
    打倒秩序守護者な土壌がようやく作られ始めました。<br>
    今後、パシフィカ一行はどうなってしまうのかー<br>
    っつーか何処まで強くなるのかー(笑

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著者プロフィール

第9回ファンタジア長編小説大賞準入選作「ドラゴンズ・ウィル」でデビュー。主なシリーズに「スクラップド・プリンセス」「ストレイト・ジャケット」「棺姫のチャイカ」の他、「アウトブレイク・カンパニー」(講談社ラノベ文庫)などがある。

「2019年 『妖精狙撃 エルフ・ウィズ・サイレントアサシン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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