風の聖痕 (富士見ファンタジア文庫 や 1-1-1)

著者 :
  • KADOKAWA(富士見書房)
3.50
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本棚登録 : 255
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829114032

作品紹介・あらすじ

-ホテルが降ってくる…?上から三分の一あたりで斜めに切断されたホテルが、その断面に沿って滑り落ちてきた。それは巨大隕石の落下にも等しい、人知を越えた災厄であった。凄腕の"風術師"八神和麻が、四年ぶりに帰国したと同時に事件は起こった。古より日本を陰から支えてきた"炎術師"の一族風凪家の術師が、何者かに次々と惨殺されたのだ。疑いの目は自然と、炎を操る力がなかったため一族から追放された和麻に向けられた。神凪家から放たれる刺客を、ことごとく追い返した和麻。その彼を、謎の風使いが襲う!第13回ファンタジア長編小説大賞、準入選作品。気持ちよいほどダイナミックな、伝奇ファンタジーアクション開幕。

感想・レビュー・書評

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  • 300ページと言う分量の中にこれだけのボリュームを詰め込めている作者の初小説がコレと言うのには本当に驚きを隠せない。プロットも練り込まれているし世界観も素晴らしい。地の文も独特な雰囲気を醸し出していて直ぐに惹き込まれてしまいました。和麻は飄々とし、その容赦の無さと残酷さはどちらかと言うと悪役側タイプなのに、内側に見える確固たる信念のようなものは他の主人公とは類を見ないタイプで、その姿は本当に魅力的に映りました。まだこの話は身内問題だけど、舞台はこれからどんどん広がっていくのに期待を込めて応援してしています

  • 初めて、前情報とかを見ないで買ったライトノベル

    設定も内容も何もかもが自分好みで最高な小説でした。

  • 6巻まで読破

  • 魔術バトル系。
    作者の山門敬弘さんご逝去により未完終了。
    続きが気になっていたのに・・・。
    ご冥福をお祈りいたします。

  • 絵:○
    ストーリー:◎

    補足:既刊6巻。アニメ化済。
    炎の精霊を操る神凪一族。その長の娘であり最強の剣・炎雷覇を操る巫女姫と、かつて一族を追放された男・和馬のドタバタラブコメディー。ドタバタと言うわりには、シリアス・戦闘が多すぎな気も・・・。

  • 主人公が精神的に子供。台詞→地の文で説明の繰り返しでちょっとテンポが悪い気がした。

  • 和麻は主人公とは思えない、世の中全てを斜に見ている性格が、この手の小説にはあまり無かったのでは?と思う。また22歳という年もライトノベル系には珍しい設定かもしれない。一方ヒロインの綾乃は和麻の前ではちょっと過激すぎる反応と、お馬鹿な一面を併せもってはいるが、戦う少女!テンポが良いので気軽に読める感じで面白い。

  • テレビ化されるらしいので、とりあえず完結していると思って読んだのですが・・・

  • あまり得意ではないジャンルの本です。深夜にアニメ放映されているらしいのですが、確かにセリフがアニメちっく。アニメ化を前提に描いているのか?と思ってしまうほど。ストーリーそのものはなじみやすく楽しめました。

  • 神凪家は初代が炎の精霊王と契約を為し炎の精霊の加護を受け、また操る術をその血に宿した炎術師の一族だ。
    神凪家の操る炎には一切の不浄を焼き尽くす力をも秘めている。
    宗家の跡取りとして生まれながらも炎術の才能がなく、神凪家の至宝、神剣・炎雷覇を継承する為の「継承の議」では当時12歳だった宗主の娘・綾乃に敗れ、父親に勘当された和麻。
    しかし彼は4年後、出奔先の香港から再び日本へ帰ってきた。
    風の精霊王と契約を交わした世界最強の風術師となって―――。

    和麻と綾乃の息の合わない迷コンビぶりが読んでいて楽しい。
    お互いすごい力を持ち、協力しあえば最強では、と思うのに…。

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