フルメタル・パニック! あてにならない六法全書? (ファンタジア文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.64
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本棚登録 : 803
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829114414

作品紹介・あらすじ

ウイルスがモレモレで陣代高校は大パニック。ちょっとした手違いから、相良宗介が持ち込んだ細菌兵器が、教室で漏洩してしまった!今度こそ、ホントの絶体絶命?降って湧いた大災難-暴徒と化した生徒たちに残された道は!?人間の尊厳を賭けた聖戦が、平和な学園の中で繰り広げられる…かも?(『五時間目のホット・スポット』より)待望のシリーズ最新刊は、テロリズムに警鐘を鳴らす(?)衝撃の短編集だ。「ミスリル」の美少女艦長テッサ大活躍な幻の快作『女神の来日(受難編)』も収録して、今回も大暴走ぅっ。

感想・レビュー・書評

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  • 【再読】今回もドタバタ楽しい6編のエピソードからなる短編集。本巻でのイチオシはやはりテッサが休暇の消費で陣代高校にやってくる『女神の来日(受難編)』のエピソードでしょうか。日常回にもテッサが登場することで、かなめとのヒロインレースがフェアになるというもの。そんなテッサの紺色スク水の胸元にはもちろん「2-4てっさ」の縫い付けが、という様式美が素晴らしい。そして、巻末のボーナストラックとしての設定集が興味深く、「設定」好きにはたまりませんね。

  • [評価]
    ★★★★★ 星5つ

    [感想]
    宗介が僅かではあるが一般的な感性を身につけつつあると感じることができる内容だった。
    また、宗介とかなめの関係が縮まっていることを感じることができた。ただ、宗介がストレスでぶっ倒れるのには笑ったな。

  • 安定のコメディ。前は一成を頑張って出してる感じがあったけど、だいぶ馴染んできた?個人的に愛着が湧くようになるのはもう少し先かな。まだ新キャラの印象が強い。
    短編ではかなめのハリセンだけでなく、焼きもちもお約束。普段はサバサバしてるけど、そういうところは乙女なのね。
    お気に入りは「時間切れのロマンス」と「女神の来日(受難編)」。特に短編仕様のマデューカスは面白い。号令係のおじさんです。笑

  • かなめのハリセンが出てくる回数が多いほど、作品に勢い出るかも!会話のリズムも読んでて楽しい!特に好きだったエピソードは「時間切れのロマンス」と「五時間目のホット・スポット」!

  • フルメタル・パニック!シリーズ短篇集第6巻。

    個人的に好きなのは「間違いだらけのセンテンス」。神楽坂先生が久々に大きく関わる話の中、宗介の妙に可愛らしい部分が見える点が他の短編とは違う魅力がある。

    どうしても宗介とかなめが中心となった話が多くなってしまう印象が短編には強いが、前巻から登場した一成に以前の稲葉瑞樹が絡んできたりと徐々に短編ならではのキャラクターが輝き始めてきたようにも思えるので、今後の短編に期待したい。

    「女神の来日(受難編)」はまさに(受難編)といった感じで途中で終わっている様子なので、ぜひ早く続きが読みたい所である。

    なお、好みは分かれるだろうと作者も言いつつ掲載しているメカやテクノロジーなどの設定集も見所のひとつ。好きな人にはたまらない。ただ、「メモ」と書いてあるとおり作品内での説明と作者からのメタ的な説明が混ざっていたりするのでやはりしっかり書かれた完全版が読みたい気はする。

  • 軟派と錯誤と推敲と映画と細菌と受難の話。シリーズ十一冊目、短編第六弾。ボーナストラックでのASや銃の設定資料が嬉しい

  • 相変わらずのお笑い系、ということで。

  • 電車で読んでて笑ってしまった…。

  • カバー紛失

  • いくつか短編はあるが、やはりこの巻は「女神の来日(受難編)」に尽きる。
    テッサが陣代高校へ留学生と訪れ、それに関するドタバタで宗介が、まさしく「受難」する話。

    ありがちといえばありがちな話ではあるが、やはり面白いw

    女神の来日はこれで終わりそうもないので、次はどんな話になるか楽しみ。

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著者プロフィール

東京都出身。小説家。代表作は「フルメタル・パニック!」(通称「フルメタ」)。また、「フルメタ」の十数年後を描くスピンアウト作品「フルメタル・パニック! アナザー」の原案・監修も担当。そのほか、アニメのシリーズ構成、脚本なども手がけている。

「2016年 『甘城ブリリアントパーク8 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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