BLACK BLOOD BROTHERS 4 (富士見ファンタジア文庫 あ 2-3-4)

著者 :
  • KADOKAWA(富士見書房)
3.59
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本棚登録 : 292
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (361ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829117750

作品紹介・あらすじ

やっと見つけた。もう迷わない。己の剣を捧げる相手。共に人生を歩む少女。だから次郎は-異形の牙をむくアリスに、微笑みかける。「…私の血が、必要ですか?」1895年、ロンドン。留学中の大日本帝国海軍少尉・望月次郎は、連続殺人事件の捜査に関わることになる。『7年前に姿を消した切り裂きジャックが、吸血鬼になって戻ってきた』-そう噂される不可解な事件の影には、闇の世界の住人たちも絡んでいた。謎の男装の麗人・カサンドラ。その僕・ケイン。そして、月光の化身のようなアリス・イヴ…。人間・望月次郎から、吸血鬼・望月ジローへ。これは長い長い闇の歴史における、知られざる一頁。百年の夜の、幕開けの物語。

感想・レビュー・書評

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  • ロンドン回想編
    ジロー視点なのでイブはともかくカーサが良くわからないのが難点か

  • ジローさんの過去のお話。確か、秋山さんって実際にいた軍人さんで、読んだ当初「うお!?」ってなりました。

  • 評価:☆4

    人間・望月次郎から、吸血鬼・望月ジローへ。これは長い長い闇の歴史における、知られざる一頁。百年の夜の幕開けの物語。――その夜、私は恋に落ちた――

    今巻は過去編、ということで舞台はイギリス。次郎が吸血鬼になる経緯を書いた一冊となります。

    産業革命時代のイギリスの雰囲気がよく出ていた(行ったことないけどw)。

    偶然アリスと出逢ったジロー。
    目的を失ったとき、カーサからアリスが上の空になっていると聞いて発奮するジローがいい!
    やはり男が動くのは女の子のためでしょう!(笑)

    何だかんだでアリスには心を開いているカーサ、それを守るケイン、ジローと師匠の話など、過去編ならではの興味深いエピソードもよかったね。

    後は何と言っても親友、真之がジローを送り出すシーンが最高だった!
    「馬鹿め」
    「……はい」
    「大馬鹿め」
    「……はい」
    「この……救いようのない、大馬鹿者めっ!」
    「……はいっ」
    「行け!」
    「はいっ!」

    『ごめんなさい、ジロー。あなたに恋した、わたしを許して――』

  • 過去編。次郎とアリスの出会い。アリスの無邪気さがとても可愛い。

  • 人間だった頃のジローさんとアリスのお話。

    彼が吸血鬼となった理由なども分かります。

  • あー、楽しかった! このシリーズでは初めて(?)の恋愛メインなストーリーでした。ジローと賢者イブとの出会い編。
    ジローが青臭くって、素直で一所懸命で可愛かったです。

  • ジローが吸血鬼になる直前の話。切ない恋の話って感じでした。いいなぁ…

  • ジローさん昔話。オールバックで軍服!!
    僕っ子アリスはあんまり好きじゃないんだけど、カーサが何か可愛い。
    ラストのアリスの台詞がよく分からなかったです。

  • 表紙を開いて読んで見た瞬間、買い間違ったかと思ってしまいました……。いきなり100年前に逆戻りはないよなぁ。

  • BBBの第四巻。
    100年前のロンドン、ジローとアリスたちとの出会い編。

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著者プロフィール

1976年、徳島県生まれ。99年「ブートレガーズ 神仙酒コンチェルト」(富士見ファンタジア文庫)で文庫デビュー。その後「Dクラッカーズ」シリーズを富士見ミステリー文庫にてシリーズ化、レーベルを支える人気作となった。
代表作に「BLACK BLOOD BROTHERS」「東京レイヴンズ」シリーズ(富士見ファンタジア文庫)、「神曲奏界ポリフォニカ」シリーズ(GA文庫)などがあり、アニメ化作品も多い。

「2019年 『ダーティキャッツ・イン・ザ・シティ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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