紅牙のルビーウルフ 2 (富士見ファンタジア文庫 157-2)
- KADOKAWA(富士見書房) (2006年2月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829117941
作品紹介・あらすじ
「何?この小動物」今にも泣き出しそうな少女の顔を、不思議そうにのぞき込み、ルビーウルフは思わず口にした。5つめの神具、"全知の書"が見つかった。ミレリーナからのその知らせを受け、隣国トライアルに赴いたルビーウルフとジェイド。彼らを待っていたのは、美しい銀髪を持つ少女、キアラ・フォレスターだった。自分の名前のほかは多くを語らず、常に何かに怯えたようなキアラに、違和感を感じるルビーウルフ。キアラの持つ神具は本物なのか?そして彼女の隠す真実とは?-何もわからないまま数日が過ぎた夜、ルビーウルフの寝所を何者かが襲撃してきた!狼王女ルビーウルフの冒険譚、第2弾が幕を開ける。
感想・レビュー・書評
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ルビーウルフ2巻目。
今回は先に読んでいた3巻にあまり繋がりのあるものを感じなかったので、
1巻でまとまってる感じかなと思いましたが、近い感じでした。
が、今回は何だか凄い人ばかりだった1巻に比べ、いい意味で「普通の人」
が物語の鍵になっていて良かったです。
特に「あの」ミレリーナが普通の女の子としての顔を見せる貴重な相手、
兄君のベルンハルト王は魅力的なので、この人がハッピーな
オチで良かったです。
1巻・3巻と比べ、倒したり死んだりな要素は弱く、後味が良かった。
あとお笑い要素がかなりあって楽しかった(笑)
先に3巻を読んでいるので次は4巻に進みますが、楽しみ。
ただ4巻以降はまだ借りてないので借りなきゃ!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読みやすい文章。あっという間に読めちゃう(ページ数が少ないというのもあるけれど)だからなのかもっとひとつのエピソードを掘り下げてもいいのでは?と思うところアリ。
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幻の神具の真贋とその裏を巡る話。
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今回は個性派2人が登場。ラークのマントの設定も何かどこかで見たような…。でもストーリーはいつもながら面白かったです!
コーラルが最後はシャキッと頑張っていて良かったと思います*