- Amazon.co.jp ・本 (478ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829118122
作品紹介・あらすじ
グシュッ…一生耳にこびりつくような音だった。「マンレイドッ!」喉が張り裂けそうに、ラクシは叫ぶ。「マンレイドッ、マンレイドぉっ」雨が降ってきた。灰をまじえた雨が。ボイスはシルバの目的が紛争の調停だけではないと推測していた。ティーエをどう利用しようとしているのか…。一方ティーエは、離ればなれになってしまったラクシとマンレイドの身を案じつつも、ついに大陸を救うための、ひとつの結論に達し、動き始めていた。日本ファンタジー史に輝く大河ストーリーがついに完結!この奇跡の瞬間を永遠に-。
感想・レビュー・書評
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昔々、ドラゴンマガジンにて読んでいたシリーズ。
色々あって途中で読むのが自然消滅していましたが、本屋さんで新シリーズを見つけた上に、近所の図書館に全館そろっていることが分かり、一念発起、最初から読むことを決意。
話自体は、今からすると割とオーソドックスなファンタジーかも知れない。ただ当時はまだまだファンタジー系統の作品が少なかった時期。しかも滅んだ大陸が舞台という事を考えると、そのアイデアは斬新。
このボリュームの話にしては、完結までに時間がかかりすぎている気がするが、まとめて読んだ人間に言えることではないか…。
一気読みした割に、全巻読み終わるのに時間がかかったのは、後書きがあまり楽しくなく、次へ! という勢いが削がれた為。後書き好きの自分にしては珍しい気がするが。
新シリーズに手を出すべきか否か…。せっかく全巻読んだんだけどね。 -
読み始めたのが、中学生の頃だったので、完結する頃にはすっかり大人になっておりました。と、長いファンタジー大河です。
風の大陸シリーズの時代より前の時代を扱ったカルナーシリーズも、主人公達の性格など全く異なって面白いので、お薦めです。 -
読み始めたきっかけは忘れました。
でも、タマラナク面白かったです。
なんというか、この手の小説というのは
一応終わっていてもその世界のその後は続いているワケで
あれからあの人たちはどうなったのかなぁ…などという妄想にハマりやすいものですが
この小説は比較的そういう妄想にハマらずにいられる終わり方をしていると思います。
それでもティーエとラクシがその後どうなったのか、とか
カリスウェンはあれからどうしたのか、とかは、かなり気になります。 -
私的一番のファンタジー小説。
でも周りに賛同してくれる人がいないという・・・なんでだorz
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そういえば完結していたので、記念に。
最初は面白かったけれど、終わりのほうはもう惰性を通り越して意地で読んでいた。 -
シリーズものは結構読んでいますが、これだけ長いお話のラストというのは、実は、あんまりお目にかかったことがないのかも。
だって、「グイン・サーガ」は、延々と続いているし、「幻魔大戦」とかは、なんか途中で終わっていますから。途中で書かれなくなって、それで「終わり?」という感じのシリーズも、けっこうあります。
そういう意味では、「風の大陸 最終章」は、めずらしくグランドフィナーレという感じで、ちょっと感動しました。
以下、ネタばれありの方向で(笑)
http://asobo.littlestar.jp/rin/?p=539 -
高校時代に図書室で出会って、卒業するまで追いかけました。でも最後の数巻…最終章までが、読めてないんです。読みたい…(中古で見つけたビデオも持ってます/笑)
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とうとう最終巻・・・。
外伝とかでまたティーエ達の話を読みたいです。
そういえば、カルナーはどうなったんだっけ? -
大好きな小説の最終巻。もっと・・大きな出来事が終ったその後のキャラの生活が見たい〜って、思ってしまいました。
ホント素敵なお話ですvvv