- Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829124260
作品紹介・あらすじ
謎の海面上昇により都市のほとんどが水没してしまった時代。それでも人々はたくましく生きていた…。"さかな!"-少女は言った。海洋物理学講座のリチャード・クレイ(通称ディック)は愕然とした。彼ら海洋物理学講座の面々は、秘密裡に飼っていた金魚(体長2メートル)の処置に困り、今朝、海に捨ててきたばかりだったのだ。なぜこの娘はそれを。凡人ディックは知るよしもなかった。この奇妙な能力を持つ少女沢田郁生との出会いが、巫女姫殺人事件、そして巨大魚にまつわる不思議な物語に巻き込まれていく、運命の一瞬であることを…。『ねこたま』でファンタジア大賞選考委員を驚愕させた小林めぐみが斬新な感覚で描く、未来派ファンタスティック長編。
感想・レビュー・書評
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第31回天満橋ビブリオバトル テーマ「こい」で紹介した本です。
https://www.facebook.com/bibliobattle/posts/555841861134683詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
久々に読み返す。
やっぱり素敵だ。挿絵が似合いすぎだ。愕然とするほど大好きだ。文章が読みにくくても、やっぱりこのころの小林めぐみさんが好きだ。 -
割と好きな本。目茶苦茶久し振りに読んだけれども生き生きとして楽しかった。
表紙、挿画が美しい。 -
今くらいの歳ですごい読み返したいのに実家の本棚にもなかった。どこにいったんだろう・・・名作だと思います。
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高校生の頃にお兄ちゃんに借りて読んだ本。超久しぶりに再読したけど、この話を書いた当時、著者はまだ大学生だったらしい・・・