ナーガの冒険 スレイヤーズすぺしゃる(3) (富士見ファンタジア文庫)

著者 :
  • KADOKAWA(富士見書房)
3.49
  • (21)
  • (19)
  • (76)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 329
感想 : 8
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829124642

作品紹介・あらすじ

"自覚はすれども反省はせずっ!"われらがヒロイン、リナ・インバースの旅は続く。悪党、怪物、魔族に妖魔、殴り、蹴倒し、なぎ倒し、快進撃は果てしなく-。だが、天才魔道士なるがゆえの苦労も多い。ある時は合成獣の材料にされかけ、またある時は命を狙われ…。そんなリナのかたわらに、時にはその行く手に、すっくと立と人影こそ-悪の魔道士ルックに身をかため、長い黒髪ふあさっと掻きあげ、辺りかまわぬ高笑い-そう、天下無敵のくされ縁、白蛇のナーガそのひとであった。人気超絶ユーモア・ファンタジー・シリーズ第3弾。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • [評価]
    ★★★★☆ 星4つ

    [感想]
    微妙に短編間に繋がりができ始めている。以前に登場した人物が登場している。
    それにしても最後の短編には驚いたなナーガが10人増えるとは思わなかった。しかも、最終的に消滅するわけでもなく、野に解き放たれたがどうなるのだろうか。

  • この小説は、「リナ」と「ナーガ」のハジャメジャ道中のはなしです。
    「キメラの恐怖」と「ナーガの冒険」続き物と言いますが、「キメラの恐怖」の後日談が「ナーガの冒険」です。

  • シリーズ短編集第3巻。6つの短編を収めています。

    第1話は、リナとナーガがヒドラ退治を引き受ける話。第2話は、2人がミハエルという吟遊詩人の依頼を受けて、彼の竪琴を狙う襲撃者を追い払う話。けっきょく、襲撃者はミハエルの借金の方に竪琴を取り上げようとしていたことが明らかになります。

    第4話は、刀剣マニアのちょっとあぶない女剣士レミーさんの依頼を受けて、彼女の父の敵討ちを手伝う話。第5話は、「スレイヤーズすぺしゃる」第1巻で登場したミーナのいとこで、魔法使い見習いをしているクレアのレポートの手伝いを引き受けて、ヴァンパイアの住む城を訪れる話。

    第3話と第6話は、合成獣(キメラ)を作り出す実験をしているディオルじーさんに、リナが狙われる話。ディオルはリナをキメラにしようと画策し、かつてリナに倒された盗賊団の首領ビスタと結託します。ディオルは、リナを生け捕りにするために10人のナーガのクローンを作り出します。10人の高笑いに気を失ってピンチに陥るリナですが、本物のナーガがクローンたちをその「人徳」で従えて、ディオルとビスタに反撃に打って出ます。

    10人のナーガたちは、この後どうなったんでしょうか。

  • スレイヤーズのすぺしゃるシリーズ。
    ナーガはすぺしゃるにしか出てないのに、映画に出てくる人気っぷりがすごい。
    すぺしゃるのどの話も笑えてさくっと読めるところがお気に入り。

  • スレイヤーズシリーズ。ファンタジーにドドっとハマることになったキッカケの一つ。テンポが良くキャラが立ってて世界観もしっかりしてて好きだった。

  • リナの最強のライヴァルから「金魚のうんち」になってしまったナーガが(笑)
    1番最初のドラゴンの話が面白あったな(笑)

    削除

全8件中 1 - 8件を表示

著者プロフィール

「第1回ファンタジア長編小説大賞」で準入選した「スレイヤーズ!」でデビュー。ほかに「ロスト・ユニバース」「クロスカディア」「アビスゲート」など著作多数

「2019年 『スレイヤーズ17 遥かなる帰路』 で使われていた紹介文から引用しています。」

神坂一の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×