ザンヤルマの剣士 (富士見ファンタジア文庫 31-2)
- KADOKAWA(富士見書房) (1993年3月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829124857
作品紹介・あらすじ
鵬翔学院高校に通う矢神遼は、ある日、奇妙な紳士から、波形の鞘に収められた短剣を押しつけられた。『この剣は、抜くことができた人間に強大な力を与えてくれる…』謎の言葉を残し、紳士は去る。一見、どうやっても抜けそうにない形状をしたその剣を、なぜか遼はあっさりと抜くことができた。しかし、その日を境に、遼の周辺ではバラバラ殺人事件が連続して発生する。しかも、被害者は遼に不快な思いをさせた人物ばかりであった。『僕は無意識のうちに殺人を犯してしまったのか?』いま、遼の運命は大きく変わろうとしていた…。ファンタジア大賞出身の新鋭が贈る、書き下ろしサスペンス伝奇アクション。
感想・レビュー・書評
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この頃ライトノベルが好きでした
富士見ファンタジアではザンヤルマが1番かな~
普通に良い作品なんだけど媒体の読者層が固定的で、かつ一般層には他ジャンルより低く見做されていたことが残念
ホワイトハートから広く展開された小野さんの十二国記のように、もっと売れて欲しかった詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
麻生俊平の代表作にして傑作!!イラストは弘司だよ。
ということで、学生時代に読んだラノベの中で本気ではまったザンヤルマシリーズ。読んでない人は是非読んでほしいです。 -
20090225
10日間 -
異色の伝奇アクション小説。人間の愛憎や欲望が絡み合いながら、人とは一体何かを提起してくる作品。ただのファンタジーと言う言葉だけでは片付けられない。
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とっておきの一冊。奇抜な設定と重厚なストーリーで繊細な少年の葛藤と行動を描いています。平凡な一少年が、世界を滅ぼす力を手に入れたとしたら、……。決して暗いだけじゃない。 長く重い物語です。決して安易なハッピーエンドを迎えません。正義のヒーローものを読みたいならば。麻生俊平です。