疾るワン・ナイト・スタンド―フルメタル・パニック! 2 (富士見ファンタジア文庫)

著者 :
  • KADOKAWA(富士見書房)
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本棚登録 : 1054
感想 : 45
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  • Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829128756

作品紹介・あらすじ

雨雲を貫く爆発音!千鳥かなめ誘拐事件から2か月-平穏を取り戻した相良宗介は、ごく日常的な爆破活動にいそしんでいた。狙撃、罠、そして爆破。だが、宗介が宗介なりの平和を享受していたそのとき、新たなる強敵は密やかに彼の背後に忍び寄っていた!『ミスリル』の美少女艦長テッサを追って、東京壊滅を謀るテログループが宗介たちに襲いかかったのだ!邪悪な計画を阻止するため、宗介とかなめは共に夜の東京を疾り抜ける!!最先端技術を搭載した敵機-「悪魔」と恐れられる超兵器がその全貌を明らかにするとき、この街は炎に包まれてしまうのか!?ノンストップ・アクション・コメディ、早くも第3弾。

感想・レビュー・書評

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  • 【再読】東京壊滅を謀るテログループが宗介たちに迫る今回は、いよいよ美少女艦長のテッサが表舞台に登場し、宗介を巡るラブコメもスタートした記念すべき回ですね。そして、テロ組織の巨大ASとの戦闘を通じて、<ラムダ・ドライバ>や<ウイスパード>の謎めいた力の一端がさらに示されて物語を盛り上げるのが良い。今回の敵の背後に謎の組織がいることも明らかになり、この長編シリーズが本格始動したように感じますね。

  • テロ組織による事件の発生とラムダドライバの事が少しずつわかっていく内容
    かなめの能力も少しずつ使いこなせるようになっている?

  • 面白い

  • 今回は《ミスリル》の艦長テッサを巻き込み、都内を右往左往していたね。
    テッサは大きな階級差がある同い年の宗介を妙に意識していて可愛かったね。かなめに対する対抗心もあったよね。これで宗介、かなめ、テッサで三角関係が晴れて誕生したわけだ。最後にドッキリもあったし、これからの展開が楽しみだね。
    一方で事件の方は読んでいると治安の悪い世界だなと思ってしまったよ。この治安の悪さが主人公という存在のためなのか、それ以前にASというオーバーテクノロジーの結果なのか、言及はされるのかな?
    [more]
    なんか最後に今回の《A21》を扇動したと思われる組織が出てきたけど、何が目的なのかな?
    途中の《ミスリル》が忙しかったのもその組織が裏で色々と蠢動していたのだろうか?

  • 面白かった!感情が緻密でも語り過ぎを避けていて作品にリズムが生まれているし、複数のキャラクターの感情が入ってくるウィスパードの能力は読者や読書とも近い存在なのかもなぁ・・・。

  • 【再読】

    最近いまいち読書が進まず…ラノベ読むか!と思いフルメタ再読。そしたらぐいぐい引き込まれて、久しぶりに集中できた感じ。やっぱりフルメタいいな~。日常的なシーンが続いていると思ったらあっという間にシリアス展開。この振れ幅が引き込まれる要因なんだろうか。ラブコメはあまり好きではないんだけど、かなめとテッサ、宗介の三角関係は嫌いではない。というか、かなめと宗介の組み合わせに関してはかなり応援(?)しているから、読んでいて楽しい。そしてカリーニンさんがかっこいい。シリーズものだから、キャラの掘り下げと次に繋がる展開がメインの巻があるのは当たり前なんだけど、そんな巻でも面白いんだよなぁフルメタは。

  • タクマとセイナがひたすら悲しく、余韻が残った。ラノベと思ってあまり期待せず読み始めましたが、戦闘パートの非情さがハンパなく引き込まれる。明るい日常シーンとの対比がすごい。

  •  雨雲を貫く爆発音! 千鳥かなめ誘拐事件から2か月ーー平穏を取り戻した相楽宗介は、ごく日常的な爆破活動にいそしんでいた。狙撃、罠、そして爆破。だが、宗介が宗介なりの平和を享受していたとき、新たなる強敵は密やかに彼の背後に忍び寄っていた!
     《ミスリル》の美少女艦長テッサを追って、東京壊滅を謀るテログループが宗介たちに襲いかかったのだ! 邪悪な計画を阻止するため、宗介とかなめは共に夜の東京を疾り抜ける!! 最先端技術を搭載した敵機ーー〈悪魔〉と恐れられる超兵器がその全貌を明らかにするとき、この街は炎に包まれてしまうのか!!
     もう誰にも止められない! ノンストップ・アクション・コメディ!

  • 憧憬と争奪の一夜の話。シリーズ三冊目、長編第二弾。面白いんだけど思い返してどうこう解釈の仕方を考える類いの話じゃないので評価が難しい。個々人のキャラクタの掘り下げが行われたのは良かった。ベヘモスは作中でも言われていたがちょっとあっけなかったかな

  • ボーイ・ミーツ・ガールから一月過ぎた頃の物語です。
    今回ももちろん戦闘は手に汗握る熱い展開になってますが、注目したいのはラブコメ成分。
    かなめとテスタロッサの二人に振り回される相良宗介はまさに唐変木で、しかし正しく男子でもあります。
    いくつもの思いが絡まりつつも進む物語は焦れったく、それでいて爽快。
    前巻を読んで面白いと思った方は、是非とも読んで欲しいです。

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著者プロフィール

東京都出身。小説家。代表作は「フルメタル・パニック!」(通称「フルメタ」)。また、「フルメタ」の十数年後を描くスピンアウト作品「フルメタル・パニック! アナザー」の原案・監修も担当。そのほか、アニメのシリーズ構成、脚本なども手がけている。

「2016年 『甘城ブリリアントパーク8 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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