デモン・スレイヤーズ (富士見ファンタジア文庫 20-34 スレイヤーズ 15)
- KADOKAWA(富士見書房) (2000年5月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829129661
作品紹介・あらすじ
今回もあたし、リナ=インバースはいつものよーに盗賊いぢめに精を出している-その時、世界が震えた-。そこはデーモンたちに蹂躙され、凍りついた町。転がる死体にしんしんと雪が降り積もる、まさに死したる町。この異常気象、そしてデーモンたちの大量発生とくれば…以前の事件を思い出すわね。そう、あの時は覇王グラウシェラーの暗躍-。降魔戦争の再来?力ある意志があたしを誘う。いいわよ!行ってやろうじゃない、サイラーグへ-!!その先にあるのは破滅か、明日への扉か-。リナ&ガウリイの名コンビ、これで見納め?超大人気シリーズ、第2部完結!!そして、彼女たちは、伝説になる。
感想・レビュー・書評
-
#読了
スレイヤーズ完結!ラスト切なかった!ルーク詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
そしてドラグ・スレイブ。
始まりと終わりは繋がる。
前提を覆す。
何事にも例外があるのね。
ミリーナとルークはリナとガウリイの鏡なのか。
少なくともリナさんは、世界を滅ぼせるだけの力をすでに持っているからね。 -
スレイヤーズ長編シリーズ最終刊。
本編第二部シリーズはこういう流れで終わるわけか。
やはり人気作だけあり面白く、一気に読んでしまった。
まあ、最後の相手はお約束ってところで、ゼル・アメリアあたりの人気キャラの再登場でもあるかと思ったら第二部ではなかったのが少し残念。
ツンデレエルフとかノリが「すぺしゃる」ノリになってしまっているし、ルーク・ミリーナだと掛け合いがちょっと弱いんで。 -
この巻で本編の第二部は終りです。
私個人としては、ちょっとさみしいです。 -
シリーズ本編最終巻。
覇王グラウシェラーの事件の時と同じように、大量発生したデーモンに襲われる町を目にしたリナとガウリイは、ミルガズィアとメンフィスに再会し、魔族たちの出方を探ります。魔族たちは、リナをサイラーグへと誘い出すような素振りを見せ、さらに、ゼロスも彼女たちの前に姿を現わします。
何かが起こりつつあることを知ったリナとガウリイは、魔族たちの招きに応じ、異空間の中に足を踏み入れることになります。そこで彼女たちを待ち構えていたのは、赤眼の魔王シャブラニグドゥでした。リナとガウリイは、シャブラニグドゥと剣を交えますが、その強大な力の前に苦戦を強いられます。ところが、ガウリイはシャブラニグドゥの太刀筋から、その正体を見破ります。シャブラニグドゥは、ミリーナを失ったことで憎しみの心に支配されたルークと一体化していたのです。
リナは、ルークの説得を試みます。しかし、剣を交えることが彼の望みだと知ったガウリイは、友人として、ルークの最後の願いを聞き届けることを選択し、リナとともにルークに対峙します。
第2部は、ややシリアスな場面が多かったのですが、どうも最後までその雰囲気に乗りきれないまま、読み終えてしまったという印象です。やっぱりアニメになじんでいたためか、第1部の方がおもしろく読めました。 -
ブクログ登録日以前の読了の為レビュー無しです
※興味グラフ表示させる為に入力してあります -
高校生の時に大好きだったスレイヤーズ。
実家に帰って気まぐれに読み直してみた。
やっぱ、面白い!
僕の小説好きという意外な一面は、この作品があったからだと思う。 -
何年経っても色褪せない名作です。
なんといっても主人公のリナを筆頭に、魅力的な登場人物が敵キャラ含めたくさん出てくるところがこの小説のいいところです。
王道ファンタジー物なのに、ハマると何年も引きずるほど面白い! -
語り手が主人公なのが良かった。
話の作りもうまくて、何度もいい意味で裏切られました。
最後の方は読んでて苦しかったけど、この作品に出会えて良かった。
ラノベの金字塔の名に恥じない作品だと思います。 -
ライト・ファンタジーというやつです。主人公リナと様々なキャラたちのボケと突っ込みが味わえます(^^;。ただ、魔法の設定とかは割ときっちりしています。ギャグ半分、シリアス半分といったところでしょうか。アニメにもなってます。ちなみにこの作者の他の作品(ロスト・ユニバース、クロスカディア)と一応世界観がつながっています。